○五感俳句671・振動覚9・齊藤久美子01・2024-10-21(月)
○「蔓引けば遠くの烏瓜揺るる」(『星月夜』2023)(齊藤久美子01)
○季語(烏瓜・晩秋)(「→ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:手前の烏瓜が目当てであったのだが。その蔦(つた)は遠くの烏瓜につながっていたのだ。ぜひとも「次元俳句・空間」の「連結」のカテゴリーに欲しい俳句である。
○齊藤久美子(さいとうくみこ)
○好きな一句「ひと風の止みて穂絮の舞ひ上がる」(『星月夜』2023)02
○季語(穂絮・三秋)(引用同上)
【Profile】:1948年福岡県福岡市出身。2002年「円」入会、→岡部六弥太に師事。2003年「山火」入会、→岡田日郎に師事。2011年第21回「山火」新人賞受賞、「山火」同人。2017年第62回山火賞受賞。
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