○色彩俳句627・白63・片山花御史01・2023-07-05(水)
○「日乞いする農奴の足うら白くして」(片山花御史01)
○季語(日乞い・仲夏)(「→徒然詩」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:農奴の日焼が濃いほど足裏の白さが目立つ。「日乞い」は歳時記に見当たらないが「雨乞」に対する語であれば「仲夏」か。農耕には雨も日照も不可欠である。
○片山花御史(かたやまかぎょし)
○好きな一句「火口湖に日が泛き葭の神話が生きる」02
○季語(無季)※福岡県遠賀郡遠賀町木守公民館に句碑。(引用同上)
【Profile】:1907年兵庫県姫路市出身。→青木月斗の「同人」、福岡の「天の川」などに投句。1928年→高浜虚子を迎えての「ホトトギス」句会に参加。1947年「天の川」を復刊させ復刊第一号を出す。1969年俳誌「銀河系」を創刊。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます