●五体俳句0202・舌04・柳生正名01・2014-11-25(火)
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○「切手より舌の大きく憂国忌」(『風媒』2004) (柳生正名01) 季語(憂国忌・冬) 「きってよりしたのおおきくゆうこくき」 (「栗林浩のブログ」http://ht-kuri.at.webry.info/201405/article_3.htmlより引用)
【鑑賞】:切手より舌のほうが大きいということを再発見しました。もし逆であるならば、何度も舐めまわして舌の先がひりひりになることでしょう。今日は三島由紀夫の忌日「憂国忌」(1970)。
○柳生正名(やぎゅうまさな)
●好きな一句「牡丹に金閣燃ゆる闇のあり」(『同上』)02
季語(牡丹・夏) 「ぼうたんにきんかくもゆるやみのあり」
【Profile】:1959年、大阪府出身。東京都在住。1990年頃から、→大木あまり指導の職場句会に参加して作句、その勧めで「海程」入会。→金子兜太に師事する傍ら、安西篤指導の「海程多摩句会」で研鑽を積む。平成13年、海程新人賞を受賞、同人となる。第25回現代俳句評論賞受賞。現代俳句協会会員。
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