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10大銘茶

2015-07-04 | 食材・調理
中国茶にハマってる私。
中国10大銘茶について調べてみた。

すると、一口に10大銘茶と言っても、色んな分類があるようで…

倭寇さんの場合

1  西湖龙井(绿茶)
2  太湖碧螺春(绿茶)
3  黄山毛峰(绿茶)
4  庐山云雾(绿茶)
5  六安瓜片(绿茶)
6  君山银针(黄茶)
7  信阳毛尖(绿茶)
8  武夷岩茶(乌龙茶)
9  安溪铁观音(乌龙茶)
10 祁门红茶(红茶)


中国网さんの場合

1. 杭州竜井
竜井は地名であり、また泉の名称であるが、茶の品種名にもなっている。竜井茶は浙江省杭州の竜井村で生産されており、歴史的には「獅、竜、雲、虎」の4種類に分けられ、獅峰で生産される茶の品質が最高とされている。竜井は炒り緑茶に属し、「鮮やかな緑、馥郁とした香り、こくのある味、形の美しさ」という四絶で世に名高い。「竜井茶、虎跑水」は杭州の双絶とされている…

2. 蘇州碧螺春
江蘇省呉県太湖の湖岸にある洞庭山で生産されている。碧螺春の茶葉は、春季のまだ茶葉が小さく柔らかいときに摘みとり、炒って作り上げる。高級茶になると、0.5kgの茶を生産するのに6~7万の茶芽を必要とすることから分るように、その茶芽は非常に細やかである。炒った後の乾茶は固く引き締まり、細い白毛がすじを引いて銀緑色を呈し…

3. 黄山毛峰
安徽省黄山で産する。主な生産地は桃花峰の雲谷寺、松谷庵、吊橋閹、慈光閣、半寺の周辺に分布している。この地域は山が高く、樹林が密生しており、日照時間が短く、雲霧が立ち込める天候が多い。こうした自然条件に恵まれて、茶葉は雲霧に潤い、寒暑の影響を受けることが少なく、高い品質の茶葉が成育するのである。黄山毛峰の摘み取り、製造は非常に精緻で、出来上がった毛峰茶の外観は雀の舌のように細く…

4. 盧山雲霧
江西省盧山で産する。「盧山の秀、天下に甲たり」と称せられた盧山は、北は長江、南は鄱陽湖に臨み、気候は温暖で、山紫水明の地であり、茶の生育に適した条件を備えている。盧山雲霧茶の芽は肥え、毛が目立って美しく、香り高く甘みがあり、その透明な緑色はまことに茶の逸品というに相応しい…

5. 六安瓜片
安徽省西部の大別山の茶栽培地に産するが、中でも六安、金寨、霍山の3県の茶葉が最高品質と言われている。六安瓜片は、毎年春季に摘み取られ、出来上がった茶の外観が瓜の種のような形状を呈するのでこの名称がついた。色は翡翠のような緑、香りは爽やかで、味には甘みがあり、何度もお湯を差し替えることができる。この茶は、暑気を払い渇きを癒すばかりではなく、消化補助作用、病気治療にも効果があり…

6. 恩施玉露
湖北省恩施で産する。湖北の茶栽培の歴史は長く、唐代(618~907年)には既に名声を博しており、現在でも重要な茶生産省である。恩施玉露は現代中国に伝えられている数少ない蒸し緑茶で、その製造技術、道具は陸羽の『茶経』に記載されている技術、道具と非常に類似しており古い歴史がある。恩施玉露の摘み取り、加工に対する要求は厳格で、茶の芽葉は細くて柔らかく揃っていなくてはならず…

7. 白毫銀針
このお茶は白茶の一種で、福建省北部の建陽、水吉、松政と東部の福鼎などで生産されている。白毫銀針は銀のように白く、針のように細長いのでこの名がついた。お湯を注ぐと、杯に白茶の乳白色は浮かびあがり、銀の針が直立して上下に交差し、非常に美しい。透明な淡黄色を呈し、香りも味も爽やかである。製造時に揉み込まないため、滲出しにくいので、滲出時間は少し長い…

8. プアール茶
雲南省シーサンパンナなどで産するが、古来から普洱(プアール)で集散されてきたのでこの名がある。プアール茶は緑茶或いは黒茶を蒸して圧縮した沱茶、餅茶、緊茶など各種雲南圧縮茶の総称である。プアール茶の品質の良し悪しは味、香りだけではなくその薬効にもあり、華僑、香港・マカオの人々はこの茶を養生の絶品と見なしている…

9. 安渓鉄観音
福建省南部の安渓で産する。鉄観音の製造加工技術は複雑で、出来上がった茶葉は固く引き締まり、色は潤いのある黒ばむ緑色を呈する。上質の鉄観音は、製造過程でカフェインが水分の蒸発によって凝縮し白い層となっている。お湯を注ぐと、自然のシュンランの香りが漂い、味は濃厚である。精緻な茶器を用い、まず香りを楽しみ、その後に味わうと、香りが広がって後味がいつまでも続く…

10.武夷岩茶
福建省祟安県武夷山で産する。武夷岩茶は半発酵茶に属し、製造方法は緑茶と紅茶の中間である。主な品種は「大紅袍」、「白鶏冠」、「水仙」、「烏竜」、「肉桂」などである。武夷岩茶の品質は独特で、花の香りをうつしていないのに馥郁とした花の香りを放ち、甘みのある味と相俟って後味が心地よい…




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