先週から今週にかけては、
女性から
メールとご来店で
同じようなご相談がありました。
内容は「結婚と働き方」です。
やりがいを感じている仕事を続けたいけど、
結婚して家事と両立できるのか、
彼はどう思っているのか、
生活の安定は保たれるのか、、、
“不安でついつい相手にプレッシャーを与えてしまって自己嫌悪”
という負のスパイラルです。
ちょうど年度替わりで、世の中全体が慌ただしい時期、
皆さんの気持ちも一歩前進、何か考えるときかもしれません。
結婚後の働き方は、
夫婦で描く将来設計や家計も関係してきます。
例えば、お仕事は一旦辞めて、家事育児に専念できる夫婦も、
例えば、共働きで協力しあって家事育児をする夫婦も、
心が通じ合うパートナーがいてこそです。
悩みの根っこは、
出会って間もない、まだ心が通じ合えているとは言えない感じだったり、
長く交際していても、そういう話しがし辛い状況だったり、
「わかってくれてるのかな?何でそのことは言ってくれないのかな?」
と気づかないうちに、相手へのイライラを積もらせていることです。
一つ言えるのは、
私自身も結婚して、仕事と家事をしながら、
夫にイライラを積もらせていましたが、
10年目ぐらいでようやく
『男性は女性の大変さはわからないものなんだなと思ったし、
わからないけどわかろうとしてくれるからできるんだと思うし、
女性も男性の大変さはわからないから、
男性の大変さをわかろうとすることが大事なんだ』
『お互いがお互いを思いやる気持ちは、
お互い違う立場で、違う考え方だということがわかって、
うまくかみ合うんだなぁ』
と思うようになってイライラが解消されてきました。
女性の働き方は、
年代や出産・子育て・家(後継問題)・親の介護で軸が変わります。
年を重ねるほど、軸を増やしてバランスを取りながら働かなくてはなりません。
家族の相互理解がありながら、やっていけることなので、
ご相談がきっかけで、
お互いの立場や考え方の違いを思いはかれる、
賢い女性になれると良いのではと思います。