ゴルフ三昧のシルバーエイジ

歯肉がんと悪性リンパ腫と二つのがんを克服し、現在はゴルフ三昧と旅行、家庭菜園を楽しんでいるシルバーエイジの日記

12日目(2-2)

2011年09月26日 11時00分25秒 | 悪性リンパ腫(2クール)
2011.09.26(月)  明日が3回目投与で少し緊張

[体調について]
・今週は食欲もあり、鏡で自分の頭部を見ない限りは病気を忘れてしまうくらい自然で過ごすことができた。
・手足などの筋肉は削られていく反面、胴回りの脂肪は貼り付けられて、どんどん醜いおっさんになっていく気がするのだが、体調が回復した途端に食欲に負けてしまう意志の弱い自分がいる。



[投与]
・明日は初めての通院治療(外来化学療法というらしい)なので、少し緊張度が増してきた。
・心配事項を上げるとすれば、血管痛と吐き気なのだが、血管痛の薬は光に当たると痛みの成分が発生して「止めて!」と訴える人がいるくらい、かなりの痛みらしいが、入院中は対処してくれたので、痛みは皆無だった。
・通院治療は病棟スタッフとは別の部署なので、光対策をやってくれるのかが不安材料となったのだが、その理由は、外来スタッフから治療方法の説明を受けた時に光対策のことを質問したら「知らなかった」と言われたからなのだ。

・今回は事前にステロイドの吐き気止めを飲んで備えることにするが、ステロイドの副作用は相変わらず心配の種で、味覚障害もこの薬による可能性が高いと考えている。


[治療を頑張るちから]
・昨日、会社の同僚が家まで見舞いに来てくれて、久しぶりに会社のメンバの顔が見れてとても嬉しかった。
・お菓子を頂いた(甘さを控えた絶妙な味の餡が最高)のだが、これは胴回りが心配でも手を出してしまうくらい美味しかった。
・早く治療を終えて、治療を開始する前の状態までに復活したいと強く思った。


9日目(2-2)

2011年09月24日 00時47分13秒 | 悪性リンパ腫(2クール)
2011.09.23(金・祝)  今日は大冒険をした日

[野球のチケット]
・名古屋ドームのチケット(ヤクルトとの首位攻防戦)がある。
・入院前に手に入れたチケットは我が家の誰かが行けるだろうと思っていた。
・結局、観戦に行ける人は誰もいない。
・私の体調は今が一番いい時期である。
・名古屋ドームは病院の内科待合室にいるより感染の確率はかなり低い。
・ということで、妻と私で野球観戦に行くことを決定した。

・ドームへは人ごみをできる限り避けるために試合開始後(1回終了)に入場した。
・試合は初回に挙げた2点のみで、その後は全く点が入らない展開となり、8回には信頼している浅尾が同点にされてしまった。
・同点にされた時は、かなり緊張してしまって、とても疲れた。
・直後の攻撃は2アウトから5連打があり4点差をつけてくれたので、試合終了を待たずに帰って来れた。
・人ごみを避けることができたし、終わってみれば最高の勝ち方だった。

・主治医には話さないでおこう。

10日目(2-2)

2011年09月22日 00時00分41秒 | 悪性リンパ腫(2クール)
2011.09.21(水)  外来通院は厳しい

[体調について]
・吐き気はなく、味覚についても殆ど味がおかしいと感じることはないので、今週が一番いい時期なのである。
・気を抜いて、少しだけ食べ過ぎると簡単に逆戻りしてしまうので、食べたかったものを腹いっぱい食べるという訳にはいかないのだ。
・先週は、自分は本当に治るのだろうかと心配したり、自分の姿を見て落ち込んだりの状態だったが、副作用に反比例して心は上がってくるので、今が絶好調。
・人間の心は身体の調子に影響され、また身体は心の調子に左右されるものと実感している今日この頃である。

[救急外来での注射]
・白血球を増やす注射は、8日目から3日間行うことで、パターン化されて休日でも行うことになってしまった。
・19日(祝日)は注射するだけのために、救急外来として受付を行い、診察をしなければならない。
・受付後は、救急で受診する人が結構いる中で待ち続け、ようやく呼ばれた診察室では若い医師との間で「変わりないですか?」「はい」と一言ずつ発言して終了。
・診察が終わり、奥の処置室の片隅に椅子で30分ぐらい、行きかう看護士をすがるような眼で眺めていると、50才前後の看護士が来て「注射ですね?」、「はい!」と、また一言ずつ。
・薬を確認すると、自分が聞いていた名前と違う「ノイトロジン100μg」というもので、不安になった。
・「グランシリンジではないのですか?」と確認をすると、注射をしようとした看護士は電子カルテで確認をしてくれたが、以前に投与した薬は抗がん剤、吐き気止めなど、15種類は軽く超えるので、確認するのは大変そうだ。
・結局、カルテでは確認できず、問診した若い医師に念のために再確認すると、同じ効能となっているので、問題ないと判定。
・目的の注射は2分で終了、本日はようやく終わり。 感染に怯えながらの半日は疲れるものだった。



[注射だけでの平日の病院]
・注射をするだけであると判っているのに、注射前の問診を受けるために、ひたすら受付番号が呼ばれるのを待ち続ける。
・内科全般の待合だから、感染に怯えながら、待った挙句の診察(問診)は恒例の「一言ずつ発言」で終了。
・そして処置室での受付後に、また受付番号が呼ばれるのを待ち続ける。
・受付番号が呼ばれると、ようやく注射がしてもらえると思いきや、名前を確認してから薬の準備をするのだ。
・薬を注射器にいれて、戻ってくると腕に注射してようやく終わりとなる。 ふ~!



6日目(2-2)

2011年09月17日 22時24分18秒 | 悪性リンパ腫(2クール)
2011.09.17(土)  退院後、初めての診察

[診察のこと]
・4日ぶりの病院だったが、やはり外来の診察は待たされる時間が長いことを実感した。(今日は血液検査の結果が出るまでの時間が必要だったからかも)
・血液検査の結果により、白血球の数値は投与日より高かったことにより、回復力が証明された形で、ほんの少しだけ安心。
・投与8日目ぐらいから白血球が下がり始めるので、感染予防のためにも増やす注射(グランシリンジ)をするらしい。

[がんの怖さを改めて]
・今日、風呂上りに自分を鏡で見てつくづく思ったことだが、少し前は全く病気の気配はなく、健康そのものの体だったはずの自分が、1か月足らずで、こんなに病人らしく変わってしまうものなんだと・・・治す薬が正常な体を限りなく痛めつけることになるので、がんはその他の病気に比べて怖いものであることを改めて痛感した。
・がんは見えない細胞のうちに免疫力で退治しなければならない、本当に厄介なものなのである。

[エアロバイクのその後]
・自分としては無理はできないが、体が衰えすぎないよう、少しずつリハビリに有効活用できていると感じている。
・しかし、相変わらず取説を読まない人のこと、バイクには脈拍数で負荷を調整する機能があって、本来は耳に脈拍センサーを付けて始めなければいけないのだが、付けないまま始めてしまうためにどんどん負荷がかかって、もう動かせないと短時間で終了とか、まだまだ先が思いやられる状態なのだ。

4日目(2-2)

2011年09月15日 18時39分41秒 | 悪性リンパ腫(2クール)
2011.09.15(木)  ステロイドの効果なのか吐き気は全くない

[食欲について]
・味覚障害は少しあるが、食べたいものばかり食べれるし、家の味は濃いこともあり、ある程度美味しく食べられる。
・昨日と一昨日は長女が嫁ぎ先から来てくれて、昼食に「にゅう麺」を作ってくれた。味付けはそれぞれ工夫してくれて、いずれも美味しく食べられた。
・昨日の夕飯には長女が「栗ごはん」を炊いてくれた。栗むきから始めて大変そうだったが、その甲斐があって、これもとても美味しかった。

・今日の昼は愛妻の「焼うどん」を食べたが、これも美味しく食べれた。
・4時半頃にお腹が空いた感じがあり、焼きそばを自分で作って食べた。 美味しかったが、自分味付けは味覚障害で塩分摂りすぎが怖いので半分を残した。(ソース入れすぎたかも・・・でも美味しかった~)


[体調について]
・普通に動く分には息切れなどは感じられないが、少し力を使う動作は心臓に負担がかかる怖さが先に立って、無理ができないので、例のエアロバイクは私たちを待ち続けている。
・退院後の血液検査は今週の土曜日で、低い値を想定していて、その日からグランシリンジの注射を4日間ぐらいすることを主治医から言われている。
・以前の結果では12300という高い値となったことと体の痛みが多かったので、4日間もそんな必要があるのかが心配である。


[エアロバイク]
・未だ取扱い説明書に一度も目を通さないまま、使い始める人たちばかりで、本格稼働はいつになるのかな~
・「使わない」にかけられていることを考えると、少し焦りを感じるのである。