ゴルフ三昧のシルバーエイジ

歯肉がんと悪性リンパ腫と二つのがんを克服し、現在はゴルフ三昧と旅行、家庭菜園を楽しんでいるシルバーエイジの日記

経過観察84

2013年02月01日 23時43分59秒 | 経過観察
2013.02.01(金)   今日は妻の誕生日だが

[妻の父が亡くなった]
長い闘病生活だった義父は家族に見守られながら最後の呼吸をしてゆっくりと永遠の眠りについた。
ベッドに横たわっているだけの辛い生活から解放されてようやく穏やかな世界へ行くことができたのだ。


結婚する前、私は義父に嫌われていた時期があった。 しかし心を許してくれた時から妻に向ける優しい目を私にもくれるようになり、そして義父に対する感情は妻と共有できるようになった。
その後、私たちに娘が生まれ、義父にとって初孫である長女を初めて抱いた時の嬉しそうな顔は今でも忘れない。
月日がたち6人もの孫との嬉しい出会いに恵まれた。 しかし反面、義父にとってかけがえのない妻や兄弟との悲しく辛い別れも多くあった。
それに加え何度か重い病に襲われ、辛い経験を乗り越えて何度も復活してきた。
今回の病も同じように乗り越えられるだろうと本人は思っていたに違いない。 しかし思ったより病が重かったことと経験の浅い医師に出会ってしまったことが再び復活することを許してくれなかった理由ではないかと私個人は考えている。(86歳で胃の全摘出、術後に食べたものが体内に漏れ出したことに対するその後の処置の遅れ。)まだ元気だったころは義父自身も手術に踏み切ったことを悔やんでいた。


意識障害も出てきた義父がベッドに横たわり皆が周りで声をかけている状況で、私は幾度となく自分に対するつまらない不安に襲われたりしていた。(再発したらあんな状態になるのだろうか?など)