山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

10月1日(金)

2010-10-01 21:14:59 | Weblog
10月になりました!

今日も作文について。。。

作文の書き方についていちばん注意していただきたいこととして、

「題意」にあったことを書く ということがあります。

いくら名文を書いたとしても、問題にあった文章を書いていなければ、

減点どころか、0点になってしまいます。

国語の問題にも「次の文章を読んで…」とあるように、

文章の内容とあったものでなければ、いくら理由をあとづけしても、正解にはなりません。

まず、何について書くのか考え、それに合う自分の体験に基づく具体的な例を一つあげ、

そのことについての自分の考えや感じたことを書く。

その際に、「注意」としてあげられていることについて、最大限の「注意」を払うことが

大切になります。

○氏名を書かずに、一行目から書く とあるのに、題や氏名を作文用紙中に書いてしまう。

○8行以上12行以内で書く とあるのに、字数、行数足らずや字数、行数オーバーになってしまう。

○適当に「段落」を設けなさい とあるのに、「一段落」で書いてしまう。

などなど、これらのミスは「注意」にしたがっていないということで、題意・条件に合っていない

ということで、アウト!


このほかに多い作文のミスとして、

①主述がねじれている。

②漢字を誤って書いている。

③既習範囲の漢字なのに、ひらがなで書いている。→漢字で書けない場合は別の表現で書く

④話し言葉で書いている。 

  「やっぱり」、文頭の「ですが」「なので」、「お父さん」「お母さん」

⑤呼応の関係を守っていない。

⑥「たり」の使い方が適切でない。 「~をやってみたりする」など

⑦「~です」(敬体)「~だ」(常体)を混用している。

 数えればきりがありませんが、日ごろから意識せずに文を書きなぐっていると(とくに昨今は

携帯メールやブログなどで簡単に文を表現しようと試みることが多い)、そのことが悪いと感じない

まま、作文を書いてしまっています。

だからまず、作文を書くための「ルール・規則」をきちんと理解しましょう。

学校で配布されている「国語便覧」みたいな資料集に作文の書き方について書かれています。

(もし配られていない場合は、国語の受験用の参考書などを準備しましょう。)

きのうも申し上げましたが、作文は、第一限の国語の中に含まれるものです。

緊張している中で、普段どおりにはなかなか問題を解くことができず、いつもより時間をかけて

しまい「作文」どころではなくなってしまう状況で、しかも確実に「聞き取りテスト」で時間を

5~10分奪われてしまう状況の中で、題意、条件に合った、ルールに従った文章を書くことは

非常に難しいといえるでしょう。

だからこそ準備=対策が必要となるのです。

7点満点をめざして今すぐ対策をたてていきましょう!