山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

10月13日(水)

2010-10-13 16:37:55 | Weblog
ここのところ、英語の学力について考えることが多くなった。

入試問題でも、英語の全国入試問題を全部解いてみた。

英語の入試問題は本当によくできていると思う。

昔みたいに英文法にかたよっているわけでもなく、単純な英作文の問題が出ているわけでもない。

かなりストーリーをしっかり考えたよくこなれた問題にしあがっている。

ただ、ふだん学校のテキストを使った学校の授業で、これらの問題に対応していけるだけの力が

備わっていくのかどうかというと少し疑問符がついてしまう。

単語の知識や、文法の知識をそのまま対話文読解や長文読解に結び付けていけるだけの応用力を

もった人ならそんなに苦労はしないだろうが、そうでない人はかなりの修練が必要になるのでは

ないか。

ってところで、はたと立ち止まってしまった。応用力どころか、学校の英語の授業についていって

いない人ってどのくらいいるのだろう? 基本的なことを理解していない人ってどのくらいいるの

だろう? ってことに。。。

英語力に関していえば、正規分布ではもはやなくなり、M字分布しかも両極にかたよったM字になって

しまっているのではないだろうか? 確かなデータのもとに書いているわけではないので、なんとも

いえないが、入試問題で、40点以上の人も多いけれど、10点未満の人もかなり存在してしまって

いるというのが現状ではないか?

そうなってくると、あの入試問題は入試問題として適切ではないといえるのではないだろうか?

合否を判定するにはあまりに問題が偏りすぎてしまっているのではないか?

と他の教科よりそう感じてしまう今日このごろである。。。


昔の英文法がちがちの方が、「学力」というか「勉強量」をはかるのには適していた感もある。

(英語としては何の意味もないけれど。。。)