その 四
色街でモンゴル人に間違われる。
ソウルの有名な観光地?でもある色街を、私はビクビクと歩いていた。
狭い路地はあたり一面ガラス窓となっていて、ウサギちゃんが手招きをする。
なんのことずら? 手招きする方へと足は動いてしまった。
ウサギちゃん「あなた、モンゴル?、モンゴル?」
私 「いや、中国、中国」
ウサギちゃん「中国? ああ中国なの、ほっー」
私 「ちなみに相場は6000円かいな?」
ウサギちゃん「そうよ、でも朝だからね、5000円でいいわ」
私 「いや、駄目である、駄目である、じゃあね」
こんな会話のみ、ありました。
その 五
市場でゲテモノ喰いの一端を見てしまう。
ある地方都市の市場はごった返していた。
奥へ行くと、食肉用の生き物が檻に入れられ並んでいた。
鶏、アヒル、ウサギ、カエル、あれっ~~犬、うそっ~~猫、げげっ。
うわさには聞いていたが、目の前にこうも並ぶと仰天である。
そばにいたアメリカ人も思わず、「オー マイ ガールッ」。
犬や猫達は、まるでお団子のように固まり、ワンともニャンともなきやしない。
はたかも食べられる順番待ちを、実は知ってか悟りの境地で寝入っている。
韓国人にはかなわない。慄然。
ちなみに、犬肉は滋養強壮に富み、体がポカポカしてくるそうである。
猫肉はというと、トロトロのかんてんみたいになり、たまらなく美味とのこと。
ちなみのちなみに言うと、私は馬肉すらだめである。
怖い市場であった。
その 六
食堂街の外れで、犬肉屋を残念ながら発見してしまった。
そこはちょっとした中国人街になっていて、漢字が目立っていた。
歩いていくと犬印を出した食堂が視野に入ってきた。
私は正視することが出来ず、足早に離れたのであった。
その後で豚カルビを食べ、どれだけほっとしたことか。
マシ イッソヨ(おいしかったで~す)
こんな感じで韓国旅行は終わったのです。
チョンマル チョワヨ(本当に良かったです)
キダリセヨ(まっててネ)
色街でモンゴル人に間違われる。
ソウルの有名な観光地?でもある色街を、私はビクビクと歩いていた。
狭い路地はあたり一面ガラス窓となっていて、ウサギちゃんが手招きをする。
なんのことずら? 手招きする方へと足は動いてしまった。
ウサギちゃん「あなた、モンゴル?、モンゴル?」
私 「いや、中国、中国」
ウサギちゃん「中国? ああ中国なの、ほっー」
私 「ちなみに相場は6000円かいな?」
ウサギちゃん「そうよ、でも朝だからね、5000円でいいわ」
私 「いや、駄目である、駄目である、じゃあね」
こんな会話のみ、ありました。
その 五
市場でゲテモノ喰いの一端を見てしまう。
ある地方都市の市場はごった返していた。
奥へ行くと、食肉用の生き物が檻に入れられ並んでいた。
鶏、アヒル、ウサギ、カエル、あれっ~~犬、うそっ~~猫、げげっ。
うわさには聞いていたが、目の前にこうも並ぶと仰天である。
そばにいたアメリカ人も思わず、「オー マイ ガールッ」。
犬や猫達は、まるでお団子のように固まり、ワンともニャンともなきやしない。
はたかも食べられる順番待ちを、実は知ってか悟りの境地で寝入っている。
韓国人にはかなわない。慄然。
ちなみに、犬肉は滋養強壮に富み、体がポカポカしてくるそうである。
猫肉はというと、トロトロのかんてんみたいになり、たまらなく美味とのこと。
ちなみのちなみに言うと、私は馬肉すらだめである。
怖い市場であった。
その 六
食堂街の外れで、犬肉屋を残念ながら発見してしまった。
そこはちょっとした中国人街になっていて、漢字が目立っていた。
歩いていくと犬印を出した食堂が視野に入ってきた。
私は正視することが出来ず、足早に離れたのであった。
その後で豚カルビを食べ、どれだけほっとしたことか。
マシ イッソヨ(おいしかったで~す)
こんな感じで韓国旅行は終わったのです。
チョンマル チョワヨ(本当に良かったです)
キダリセヨ(まっててネ)