後は無い 後は無い
来た道がわからない
ままよと思う
心すら
望まないもの
そればかりがあった
この身が憎い
まだ続くのか
飛ぶ鳥よ
そよぐ風よ
あるかままでいよ
われの道は細い
見るな 知るな
雪 はらはら
つくすだけの天使がいました
人に喜びを運んで来るのです
みんなの為につくそうと
そればかり思っているのです
夢を叶えてあげようと
そのための舞台をこしらえたり
会いたい人に会わせようと
さりげなく仕向けたりするのです
あらん限りの力で
すり減ってまでもしようとするのです
もう・・・・
みなさん
天使は仮象になってしまいました
とうとう・・・・
人に喜びを運んで来るのです
みんなの為につくそうと
そればかり思っているのです
夢を叶えてあげようと
そのための舞台をこしらえたり
会いたい人に会わせようと
さりげなく仕向けたりするのです
あらん限りの力で
すり減ってまでもしようとするのです
もう・・・・
みなさん
天使は仮象になってしまいました
とうとう・・・・
赤と黄色と白の薔薇
たぎる血潮の赤
黄色は陽の光
清楚なまでに白くと
花は自身の為に咲く
・・・・さあ 私をご覧
あやしく招く
誘って止まない
でも何か悲哀が
思い出の隅
野生だった頃を懐かしむ
さっそうと吹く風の中
静かに 静かに
女王は凜と
たぎる血潮の赤
黄色は陽の光
清楚なまでに白くと
花は自身の為に咲く
・・・・さあ 私をご覧
あやしく招く
誘って止まない
でも何か悲哀が
思い出の隅
野生だった頃を懐かしむ
さっそうと吹く風の中
静かに 静かに
女王は凜と
小鳥 あなたに囁く
・・・・願い事をどうぞ
叶えてあげます
一度だけ・・・・
小鳥 また囁く
・・・・一番見たい夢はなんですか
それは幸せになった夢ですか
幸せになろうとする夢ですか・・・・
・・・・あなたにとって本当の幸せは何ですか
私はどこにでもいます
綺麗な目を持って・・・・
・・・・でも あなたから私をさがさないで
そうしてくれたら きっと・・・・
・・・・願い事をどうぞ
叶えてあげます
一度だけ・・・・
小鳥 また囁く
・・・・一番見たい夢はなんですか
それは幸せになった夢ですか
幸せになろうとする夢ですか・・・・
・・・・あなたにとって本当の幸せは何ですか
私はどこにでもいます
綺麗な目を持って・・・・
・・・・でも あなたから私をさがさないで
そうしてくれたら きっと・・・・
まみちゃん笑う
へのへのもへじ
つられて笑う
こっちの負け
まみちゃん怒る
ネコからフグ
泳げ泳げ
そしたらオコゼ
まみちゃん素直
輪を掛けて素直
縄跳び まみちゃん
まみちゃんと仲直り
ちっちゃな手と涙
ちっちゃなちっちゃな えくぼ
ここは花の都
ラファエロの揺りかご
聖母子は人に近付いた
新たなる意匠を纏った
ルネッサンスは始まった
まどろみの天使たち
そこには おはようの声
光はそばに
空には虹
人は渡ろうとする
それは許された
鐘は鳴る
一抹の静けさ
優しい戸張
ラファエロの揺りかご
聖母子は人に近付いた
新たなる意匠を纏った
ルネッサンスは始まった
まどろみの天使たち
そこには おはようの声
光はそばに
空には虹
人は渡ろうとする
それは許された
鐘は鳴る
一抹の静けさ
優しい戸張
バルトの真珠
北の海に輝く燦然たる星
人は争った
この宝石をめぐって
怒涛の様な成り行き
なれど頑なに守った
掛け替えのない都
・・・・リガ
悲痛なる願い
永遠の自由を
自由を与えたまえ
どれだけの涙を
この地は知っていることか
真珠の涙
北の海に輝く燦然たる星
人は争った
この宝石をめぐって
怒涛の様な成り行き
なれど頑なに守った
掛け替えのない都
・・・・リガ
悲痛なる願い
永遠の自由を
自由を与えたまえ
どれだけの涙を
この地は知っていることか
真珠の涙
霧が晴れて そこは都
媚態の国 別世界
踊り子の腰 波のように
焼け付く目 見たら最後
旅行く貴公子
夢のような乱舞に無中
過行く時とは何か
懶惰のぬかるみへ
艶なる身
吸い尽くして離れず
枯れるまで
嘱望は露と消え
かつての貴公子
蛻の殻に
媚態の国 別世界
踊り子の腰 波のように
焼け付く目 見たら最後
旅行く貴公子
夢のような乱舞に無中
過行く時とは何か
懶惰のぬかるみへ
艶なる身
吸い尽くして離れず
枯れるまで
嘱望は露と消え
かつての貴公子
蛻の殻に
・・・・さあ あなたの番
私が一と三と五
あなたが二と四と六
どうぞ さあ
・・・・消えるかもよ
その次は私
こっちこそ消えるかもだけど
いいの 約束だから
風と亡霊
二つの手は行きかった
時は途切れ途切れに
それはアネクドート
人の戯れ
雨はみぞれに
私が一と三と五
あなたが二と四と六
どうぞ さあ
・・・・消えるかもよ
その次は私
こっちこそ消えるかもだけど
いいの 約束だから
風と亡霊
二つの手は行きかった
時は途切れ途切れに
それはアネクドート
人の戯れ
雨はみぞれに
わかった事と言っても
数えるほどしかないのです
知らなければ良かった事の方が
遥かに多いのではないのか
夢を望んで止まない人は
歩みの一歩が嬉しいのだろう
それが怖い人は
酔えない酔っ払いなのかも知れない
昔 西洋に憧れていた
ジークフリートの舞台に立ちたかった
すでに久しい
ブレーメンを目指して進みたかった
その中に私がいて
それはもう 楽しそうに
数えるほどしかないのです
知らなければ良かった事の方が
遥かに多いのではないのか
夢を望んで止まない人は
歩みの一歩が嬉しいのだろう
それが怖い人は
酔えない酔っ払いなのかも知れない
昔 西洋に憧れていた
ジークフリートの舞台に立ちたかった
すでに久しい
ブレーメンを目指して進みたかった
その中に私がいて
それはもう 楽しそうに
帰らざる橋は
渡りたい人を見守っているだけです
老いさらばえた足や
これからだという足も
忘れな河の向こうは
ある意味で楽園です
罪は消え去り
魂はほっとするのです
この今も
幾千人が渡って行きます
静かな出来事として
次から次へと
それはもう 虫けらの様に
馬鹿にして来た虫けらの様にと
渡りたい人を見守っているだけです
老いさらばえた足や
これからだという足も
忘れな河の向こうは
ある意味で楽園です
罪は消え去り
魂はほっとするのです
この今も
幾千人が渡って行きます
静かな出来事として
次から次へと
それはもう 虫けらの様に
馬鹿にして来た虫けらの様にと
主旋律は変わらなかった
アダージョのまま終わろうとしていた
その事は許された
数少ない一つとして
光の音を彼は追った
この境を越えようと
括弧と括弧が出来た
自己は分裂した
わからなくなった
どうしてここにいるのか
愛しい顔も わからなくなった
流れる花束を
ドナウは静かに運ぶ
さあ 眠れよと
アダージョのまま終わろうとしていた
その事は許された
数少ない一つとして
光の音を彼は追った
この境を越えようと
括弧と括弧が出来た
自己は分裂した
わからなくなった
どうしてここにいるのか
愛しい顔も わからなくなった
流れる花束を
ドナウは静かに運ぶ
さあ 眠れよと
蔦の間から見えるもの
それは千年の古城だった
月明かりは照らす
囁きも聞こえる
思うは飛ぶ
ドラマはいくつあったのだろうか
演じるのに疲れたころ
黒い夢は降りたのか
叶えられなかった多くの夢を
誰に伝えることもなく
一人で閉まったのだろう
せめてもの事が出来るのなら
この手で表そう
語り継ごう
それは千年の古城だった
月明かりは照らす
囁きも聞こえる
思うは飛ぶ
ドラマはいくつあったのだろうか
演じるのに疲れたころ
黒い夢は降りたのか
叶えられなかった多くの夢を
誰に伝えることもなく
一人で閉まったのだろう
せめてもの事が出来るのなら
この手で表そう
語り継ごう
さ迷えるユダヤ人
いつまでも さ迷うことでしょうか
定住出来ず
一歩 二歩と
この悲しい定めの民は
生々流転を繰り返し
どこへ行くのでしょうか
地平の彼方へと
でも 否と
言わずにおれないのです
頑なに
今は風の中
いずれは止むよと
天なる声が
いつまでも さ迷うことでしょうか
定住出来ず
一歩 二歩と
この悲しい定めの民は
生々流転を繰り返し
どこへ行くのでしょうか
地平の彼方へと
でも 否と
言わずにおれないのです
頑なに
今は風の中
いずれは止むよと
天なる声が
戦争を終わらすための戦争が
はたしてあるのだろうか
本能の中にある醜い暗部
なくなりはしないのでは
有史以来 繰り返されて来たこと
そのたび泣いて来たのだが
すぐ忘れるのではないのか
それが人間だというのか
どれだけの願いが虚しかったか
何かがわからなくなる
手は血に染まる
戦争の恐ろしさを忘れた頃に
人は戦争をし出すのか
そう 思う
はたしてあるのだろうか
本能の中にある醜い暗部
なくなりはしないのでは
有史以来 繰り返されて来たこと
そのたび泣いて来たのだが
すぐ忘れるのではないのか
それが人間だというのか
どれだけの願いが虚しかったか
何かがわからなくなる
手は血に染まる
戦争の恐ろしさを忘れた頃に
人は戦争をし出すのか
そう 思う