行けどもあるは混沌だった
夢想の世界はそこにあり
蒼き人 待ちゆく
異様に窪んだ眼
催眠作用を醸し出し
引き入れる 引き入れる
カオスの迷路に引き入れる
不可解な現象は
不条理と成り終わる
先見るは必然
いつかの憂い予感めき
連なる民を哀れなむ
呪わくば ダビデの宿命を
どこかに幸せが落ちていないかと
盲目の私は探します
横を曲がった右に
そう たしか寂しさの隣に
わからない事が多いといっても
わかっちまったら つまらないもんです
小さく震えて呟けど
風は微笑み返します
そう うつわが悪かったのです
自重自縛のうつわが
どうにもこうにも悪かったのです
真ん中は 右の左なのです
現に私は そうでした
・・・・いやいや もう よしましょう
彷彿たる泉
清涼なる清らかさ
そこにいるはイブ
原子の女性 きらびやかに
まわりを囲むはニンフ
有形無形の天使たち
待ちゆく危険あれど
そうなるは その為と 口結ぶ
ああ なれど慈愛
智慧の果実熟れるごと
ヘレンは涙を流す
教えずんば然り
けだし地上のこと
黙して黙して せめての光
雪降る夜明け
遠き山も霞む
朝日昇れど
集うは悲しきもの
数多の日の光
プリズムの庭
粒子は踊る
彼の霊達も踊る
古今 過ぎ去れど
亡者の叫喚
行く末を知らず
妄執の渦深く
塵芥の中
叫ぶを 誰に
たとえば、一つの漁火があるとする
君は、近づくだろうか
それによって、蛾のように果てるとする
それは、愚行を言えるだろうか
ある習性に、理性が占拠され
降伏することにより
わからぬことが、わかり出す
そんなことは、ないだろうか
だから、そうなんだ
飽和の仕方は決まっている
だから救われるんだ
彼の戦士達のように
戦っているうちに
何が正義か、わからなくなるんだ
すまなかった
ゆるしてくれ
仕方なかったんだ あれは
そうしなければ
どうしようもなかったんだ
俺は絶望したんだ すべてに
何もかも否定し切って
我をも消そうとしたんだ
だって そうじゃないか
邪悪な誓いを立て 悪魔と契れば
殺すしかなかったのさ お前を
だけど 悲しや
お前は既に死んでいた
赤子もろとも死んでいた
心は体より腐り
霊魂すら喰い尽くされていた
ただ懺悔 私のマルガレーテよ
コロナ禍で、旅行人生は氷河期に入った。
私はコロナが憎くもないし、悪いとも思っていない。
全生物は生き残りをかけて、本当に必死です。
コロナウイルスもそう、遺伝子のコピーミスが起こると言いますが、
果たしてそうでしょうか、それは意図した、戦略かも知れないではないですか。
生物は基本的に賢い。ウイルスは人間が作り出す薬に対抗するのです。
薬だけでなく、遺伝子操作、ワクチン、あらゆる対抗策に挑んでくるのです。
コロナで騒いでるのは、人間だけです。
ほかの生物は、弱毒化したウイルスと共存しているかに見えます。
今のコロナウイルスも、その流れで人間と共に生きるのでしょうか。
母体である人間が倒れたら、まさに共倒れになるからと。
そうなるまで時間が掛かるとすると、こちらからすると長期戦です。
では、コロナは長期戦を望んでいるのでしょうか。
仲間を増やしたいという生存本能は、世界中の惨禍を見れば成功でしょう。
だけど、母体である人間が倒れ過ぎている。
つまるところ、共倒れの一途を、お互い辿っている。
コロナは仲間がこんなに増えて、人類が大惨禍に陥ってることを、
どう思っているのでしょうか。
ここで、コロナの立場になって想像してみます。
コロナ「今度、新しい宿主を見つけたな、人類という生物だ」
「我々を、どんどんと増やしてくれている、それに乗ればいい」
「その結果、人が倒れれば、我々もそうなるけど、それ以上に増えればいい」
「いろんな手で、対抗して来ているな。お互いの生存を掛けた勝負だな」
「長い目で見たら、宿主である人類との共存だけど、どうするか」
「本当はそれを考える時間が欲しいし、そこも理解してほしい」
「もっと言うと、あれこれつついて来ると、こっちは変異することに」
「あえて、聞いてほしい。人類よ、我欲を抑える、そこなのです」
「コロナ禍と騒いでいるけど、これは時間が解決するのです」
「100年前のスペイン風邪は、収まるまで3年掛かった」
「あれも、人類が戦争という大移動で拡散したからだ」
「我々は必ずや弱毒化するので、猶予を与えてほしい、わかってほしいのです」
「時間です。長引かせてるのは人類なのです。我々は乗っかるのですから」
「いまさら広めておいて、何を・・・・」
私 「仰せはごもっともなれど、お手柔らかにお願い致しまする」
「また向こう100年は矛を収めてくだされ、なにとぞ・・・・」
みなさんは、コロナ禍をどう思いますか?
生物の歴史からして、ウイルスのほうが、遥かに大先輩です。
人類の歴史なんて、つい最近のようなもんです。
太古の大昔から、宿主の中で共存して来ているのです。
人類との共存も、長期的には可能と思うのですが・・・・