全国文化財行脚に、憑り付かれています。日本全国だから、まいっちゃう。
まあやっと、あと二回で去年からの愛知シリーズが終わります。
今度は3連休で三重シリーズ始まります。2連休群馬シリーズは始まっています。
そんな訳で、今週は群馬、来週は岡山、再来週は三重、愛知、岐阜と3週連続です。
文化財の魔力にハマり、中国大陸ではなくしての「麦と兵隊」の世界です。
もう泥沼ですな、かつて日本軍が上海、南京、武漢、そして重慶を目指した様に。
点から点、線から線へと、なかなか面での抑え効かずと同じなり。
だんだんと脱線してきとります。戻しましょう。
熱田神宮は神話の地。
長き参道が、すでに語っているかの様な神秘感あり過ぎ。
伊勢神宮同様に敬虔な面持ちに自ずとなる、もしやオーブも漂っているのでは。
戦災でここも一部を残して焼けた。名古屋市域の四分の一を失う、国宝名古屋城も。
社は新しくなれど、参道は変わらずにいにしえのまま。
参道脇の御神木の樹齢千年の大クスノキは無事なり、神ゆえか。
大クスノキはこう言うやも・・・・
「あたる訳がないであろう、社はまた作ればよい、この地があればよい・・・・」
そういう訳で、名古屋中心部は戦災で多くの寺社を失う。
文化財、天然記念物の指定地が飛び飛びになっています。まことに、惜しい。
東京、川崎、横浜、大阪、神戸、広島、博多、長崎はもとよりのこと。
文化財は守らなければいけません。ただでさえ天災で消えていくのにです。
人災による喪失、何てことでしょう。
今回見た天然記念物は少なかったです。
宝珠院 愛知県名古屋市広路町 市天 イヌナシ
村上社 楠町 市天 クスノキ
熱田神宮 神宮 御神木 大クスノキ
平和でなければならないのです。文化財は歴史を伝えます。
そうは言っても、鏡の表と裏、どっちの面が今出ているのかでしょうか。
日本は戦後にやっと掴んだ平和を、大切にしなければです。