明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの研究(7)肩を回す、しかも高速で!

2023-03-01 14:18:45 | スポーツ・ゴルフ

先週は木曜日が祝日でゴルフパートナーのレッスンは休み。天気も不順なので家でゴロゴロして過ごした。暇に任せてテレビとか YouTube や SmartNews なぞを見てたら又しても「ハタと気が付いて」しまったのである。こうして止めどなく気付いてしまうのは私の悪い癖!(この前も気がついたが、役立たずだったけどねぇ・・・)。

USLPGAホンダ(タイ)での「渋野日向子」のスイングを見ていた時だが、彼女のスイングは素振りを見ると去年までの「低いトップ」ではなく、手を高い位置から下ろしてくる「従来のスイング」に戻したように見える。但し、本番のスイングでは今まで通りの「シャローなスイング」だったので、まだ研究中なのだろう。これはコーチを元の青木氏に戻した事と無関係では無いようである。

で、何を気付いたかと言うと、結局は「渋野には全く関係なく」て SmartNews の「河本力のスイング分解写真」で気付いたのである!(何言ってんの?)。彼は言わずと知れた日本ゴルフ界の「飛ばし大王」だが(320ヤード超という)、彼のスイングの分解写真を見ると、右手が7時の位置まで降りてくる間に「右肩も同じく7時まで」回っているのだ!(凄い回転スピード!)

つまり、腕が全然「肩から離れてない」のである!(こりゃあ参った)。これこそ「究極のボディターン打法」ではないか?・・・・・・・・・・私のスイングとは全く違う!(暫く写真を眺めて溜息が漏れた)

それで今週の練習では、このスイングに少しでも近づけるよう、私のスイングをレベルアップして行きたい。そのポイントは・・・

1、腰の回転
とにかくスイングの基本は「腰・肩」を回すこと。先生曰く「体の回転」で打つ、というのが血が頃何となく分かってきた。ただ、体が固いので若い人のようにすんなりは曲がらない。特に前傾などは、靴下履くのでも一苦労する始末なので曲がらない。ビデオで見ても「思っているような姿勢にはなっていない」というのが現状である。レッスンではインパクトの時に腰の回転が「左のお尻が見える」位回っている、というのが目標である。

2、肩の回転
インパクトでボールに最大の力を与えるのは肩の回転力である。12時の位置から高速で右肩を回していくがクラブは持っているだけで、左腕は伸ばし、右腕は腹にくっつけて体に巻き付けて振り下ろす。要は腰と肩が十分に開いて打てる態勢になるまでは「クラブをリリースしない」ことである。インパクト時点で右肩が少なくとも7時、出来れば「真下」の位置まで回っていることが目標だ。この時右腕はまだ十分余力を持って曲がっている状態であり、グリップの位置はボールを通り越して左足の外側にまで来ているのが目標である。

3、腕を固める
体の回転に腕をシンクロさせて動かすには、腕の付け根に力を入れて「肩の回転で振り遅れ」ないようにする必要がある。その代わり肘から先は脱力して置く事。クラブを持つ「手首や指」に力が入るとアーリーリリースになるので、「左手の押し+右手の引き」を維持するのみに留めて、角度を保つようにするのが目標である。

4、前傾姿勢
自分で思うよりは深く下げる必要があると思う。河本選手は正面から見て頭が相当下がっているが、体が固い私としては、なるべく「近い姿勢」になるよう努力すること。前傾を深くしないとボールにクラブを届かせる為に「腕が伸びて」しまう。当然、ハンドファーストに打つのは夢のまた夢だ。姿勢を低くし腕を曲げておくことで、正しい形でボールをヒットすることが出来る。この姿勢はインパクトからフォローまで維持するのが目標である。

5、軸回転と体重移動
左右への体重移動は出来るだけ無くして、「左足の上」にしっかり体重が乗ることを意識すること。下半身は伸びあがるのではなく、しっかり「腰を落とし」て右膝を左足に寄せていく。頭はアドレスの位置からちょっと右にズレるが、そのままフォローまでは「右足の上」辺りでキープすること。なお、体重はインパクトまでは「左脚にズシリ」と乗っかっていて、フォローまで軸回転するのが目標である。

6、インパクトは腰溜めで打つ
インパクトで手首を返すか返さないかと言うことについては、「返さない」が正しい。手首を返すということは「グリップの動き」を止めることになるので、ヘッドは走るかもしれないが「全体のスピードは低く」なるのではないだろうか。スピードを上げる為にはボールにフェースが当たる直前からフォローにかけて「思いっきり腕を引っ張り続ける」事が一番効果がある。そして右手の人差し指と親指で作った「Yの字」でシャフトを押し込むことで、最大効率で飛ばすことが出来ると思っている(実際には出来てないので、これが最大効率かどうかはまだ確かめてはいない)。とにかく今は「ハンドファーストで振り抜く」事を第一目標にしたい。

以上、大体のイメージは固まったように思う。トップの直前に下半身を動かし始めてちょっと遅れて肩から回しながら、インパクトからフォローまで「一気に高速軸回転」で右腰のパワーで飛ばすのが理想である。これを練習することで、「ハンドファーストかつ飛距離」の両方が得られると思う。それが完成したら、その次は「ターゲットをピンポイントで狙う」、本来のゴルフがやっと出来る(筈だ)。勿論、ハザードなどは最初から避けながらピンを狙い撃つ訳だから、スコアだって思いのままである。きっと凄いスコアが出るんだろうなぁ・・・。と言う訳で、夢を追い求める73歳は今日もゴルフパートナーで腕を磨く。

ところが昨日は「花粉の量」が酷くて、レッスンは途中棄権して家に帰ってきた。ハンドファーストは次回に持ち越しである。



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