明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

柏を散歩、南柏イオンモール編

2019-02-03 20:40:45 | 今日の話題
今日は少し散歩がてらに南柏のイオンモールへ行ってみる。最初は電車に乗って南柏に着くが、割と駅前からビルが並んでいる。もっと田舎田舎してるかと思ってたら「そうでもないじゃないか」と感心して歩き始めたが、すぐに「やっぱり田舎だ」と訂正した。ちょっとビルっぽいのは駅前のロータリーだけで、角を曲がって6号に向かう通りはもう常磐線沿線の他の駅と変わらない風景である。6号を右に折れて柏方面に向かうが、日曜の午後3時という時間は「車が切れ目なしに延々とつながって」いて、人通りはまばらである。イオンといっても皆家族連れで車で行くところだから、歩いていくような酔狂なひとは少ない。道にはファミリーレストランが少々あるだけで、そのほかには車のショールームが軒を連ねている殺風景な通りである。幹線道路沿いの土地はファミリーレストランか車のディーラーか、もしくは機械工場か大規模小売店で埋まっている。ちなみにホンダ・プジョー・レクサス・マツダとズラッと並んでいるが、メルセデスやBMやアルファとかフェラーリといった人気ブランドは見当たらなかった。やはりここは南柏である。

てくてく歩いて15、6分でイオンに着く。どでかい駐車場を抜けて中にはいると、食料品売り場やリカーショップが少しあるだけで、殆どレストランや居酒屋・大衆食堂などのフードコートが並んでいる。入った途端に「あれ?、何か雰囲気がイオンという感じじゃないな」と思ったのが第一印象。以前にセブンパークアリオへ行った時とは、随分と印象が違う。とりあえず、まず3階へ行って中に入っているショップを見ることにしたが、人が余り入っている風でもないのが何となくさみしい。一個目は「RIGHT-ON」、カジュアル衣料の店だが、私が病院を出てサービス付き高齢者住宅に入所していた相模原でよく通っていた駅ビルの店とは、同じチェーン店でも「何かダサッ」て雰囲気。ジーンズ以外は見るものがなくて、こんな店だったかな、ってちょっとガッカリ。次にABCを見たが、ここはどこでも一緒なのでサッと回って出る。まあ、ABCは若者に人気の店、というイメージが次第に落ちてきて、今は普通の靴屋みたいになってしまったのが残念である。前はもう少し「変わったシューズ」を売ってたように思うがどうなんだろう。売上が上がって来たら商品がつまらなくなってきた、という「有りがち」のパターンである。個性を出すことと業界でのし上がることとは、なかなか上手く折り合いをつけるのは難しい。私はシューズは4つ買ってしまったので、もう要らない。実はクリーナーを買おうと思っていたのだが、すっかり忘れてしまった。やはり「変わったものがある」というのは私にとってファッション関係の店では重要なポイントである。というか、南柏あたりのローカルなイオンモールなどでこんな事を言ってはいけないのだが、まあ今日はお散歩なので良しとしよう。

他には女性ファッションの店にメガネ店に保険見直しショップ、その他雑貨屋などがあり、キッズ向けの遊具がとこどころに置いてある。エスカレーターを挟んで反対側のエリアに行くと、ここはノンブランドの服がヨーカ堂とか東急といった感じで整然と並んでいる。全体に品物は並んでいるが「興味を引くような演出もなく、アイテムごとに並べている」だけで、私の会社の近くにあるアメ横の店のようなハツラツとした活力がない。確か、「流山おおたかの森SC」とか「ららぽーと柏の葉キャンパス」とかは、もっとお客も店も盛り上がっていたような気がするのだが。勿論、周辺の人口集客力や沿線の上昇気流も違うのだが、中のお店も高級感があって「色々見て回っても楽しい」と思わせる何かがあった。この南柏のイオンモールには残念ながら、それは無い。全体の印象を一言で言うなら、一昔前の長崎屋である(長崎屋を悪く言うつもりはないが)。まだ1つのフロアを見ただけだが、もう飽きてきたのでモールを出て帰ることにした。今度は柏まで歩いて戻る。ちょっと早歩きで健康にも役立つようにと工夫したわけだ。

6号沿いをてくてく歩いていると、前に若い女性が歩いていく。私も気合を入れて早足で歩いてみたが、何故かどんどん離されてしまう。あれ?、おかしいな?、と思って更に歩きを加速したのだが全然追いつかない。変だ変だと思って頑張ったが、要するに「私が遅すぎた」だけである(ガチョーン!)。その時の私の早足が時速3km、ウソだぁ!・・・。

私は元々早足で、人をサクサク追い越して歩くことで自信があったのだから多分時速5kmは軽く普通に歩けていたはずである。それが頑張って3kmでやっとというのは驚いた。いつもはチンタラ駅まで歩いていくか、マミーマートでひと休みしてゴルフ場を往復するぐらいで、それ以外は殆ど運動をしないツケがここにきて出てしまったのだ。入院以来5年というもの、ロクに運動をしなければ「体力は落ちる」のは当たり前である。が、それにしても「女性が普通に歩いている」速度に、頑張っている自分が追いつかないというのは「ショック」だった。それに、真っ直ぐ歩くのもちょっと難しい。まだ足の麻痺が完全に治っていないということだろうか、我ながら情けない。ガックリして速度を元に戻したが、若い女性は「とうに視界から消えていた」。あれが普通なんだ、人間て凄いな、と言うのは私の感想である。まあいい、私はのんびり歩くとしよう。柏の自宅まで20分。今日は結構運動になった。

ついでに写真を撮ったので載せておく。1枚目の神社は途中の東武線陸橋の下に鎮座、名前は知らない。2枚目は東葛高校、この近くのコインランドリーに毎週私は洗濯しに行く。




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