明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

考えてみると(29)今は、もう秋~

2023-09-14 18:28:41 | 今日の話題

1、最近よく聞くラジオ番組、聞かなくなった番組
以前は面白いと思って欠かさず聞いていた番組が、最近それ程にも無くなって気がつけばいつの間にか聞かなくなってしまった、というのが目立っている。代わりに聞き始めたらどっぷりハマって毎週楽しみに待つ、なんて番組がちらほら出て来た。ラジオの聴き方も変化してきて、前は寝る時に枕元で聞いていたのがこの頃は「朝起きてパソコンで聴く」スタイルが定着しつつある(おお!、テレビ離れか?)。じゃあ夜はぐっすり眠れているのか?というとそれが全然で、最近は昼間に寝てしまう事も多々あるのだ。これは老化現象なのか、心配である。

まあそんなこんなで、最近よく聞いている番組は・・・

① ふんわり・・・NHK木曜日・・・「六角精児」がパーソナリティで、朝8時半から12時近くまでやっているトーク番組だ。テレビでは鉄道好きで知られる六角だがミュージシャンでもあって、昔はフォークバンドを組んでレコードも出していたというのは余り知られていない(最近は活動はしていないようだが)。ラジオではこの音楽的素養を存分に活かし、邦洋問わず豊富な知識を軽快な語りに織り交ぜて笑わせている。私はもともと「相棒」時代からの六角のファンでもあり、独特の個性が楽しくて毎回聞くようになった。今、一番のお気に入りである。六角は1962年生まれの61歳、血液型はO型ということで「隙だらけのあけっぴろげな性格」が魅力の個性派俳優だ。今は演技より「自分の個性を売り」にしても十分やっていけるだけの「独特のパーソナリティ」を前面に押し出して成功している。ちなみにテレビの「呑み鉄本線日本旅」は、私の大好きな番組である。

② グル―ミィ・オン・ザ・ロード・・・bayfm78 土曜日・・・高橋克典と野呂佳代がおしゃべりする番組。二人の掛け合いが楽しくて最近聞くようになった。高橋克典は勿論普段からテレビではしょっちゅう目にする俳優だが、実はジャズシンガーの側面を持つ「二刀流の芸能人」なのである(私も最近知った)。番組では持ち前の洋楽の知識をじゃんじゃん出してきて「こういう面もあるんだ」と驚かせる。一方相手役の野呂佳代は今一番の「私のお気に入りパーソナリティ」で、その「ほんわかした性格」とコミュニケーション能力の高さであちこちから引っ張りだこの「売り出し中の芸能人」である(それほどでも無いかも)。こちらも二人のトークが絶妙で、1時間があっという間に過ぎてしまう。なお、野呂佳代のやっている TOKYO FM の「Roomie Roomie」もお勧めである。

③ ダイバーシティニュース・・・茨城放送 LuckyFM・・・日替わりでキャスターとゲストが交代するニュース解説番組である。社会・政治・経済・エンタメを「ゆる~く」取り上げていて、尚且つ「ゲストの考え方」もしっかり主張するという、意外と中身の濃い「今を知る」番組となっている。マスコミも色々とニュース番組で時事問題を取り上げているが、この番組ほど「直球でズバズバ物を言う」番組は私は寡聞にして他には知らない。特徴は「解決策までちゃんと言う」ことであろう。「こういう問題があります」まではどこの番組でも言うが「ではどうしたらいいのか?」という点まで切り込んで発言するのは、残念だが数少ないのでは?。その点でこの番組は、ラジオしかも茨城放送という「ドローカルな局」で放送していることがメリットになっているとも言える。お勧めは火曜日の「政治」です。私は布団に入ってから枕元で聞いています。

④ オールナイトニッポン・・・ニッポン放送第二水曜・・・第二水曜日だけ森高千里が出るので聞いている。彼女はトーク力は大して無いと思うがそんなことはどうでも良くて、あの「甘ったるい声」を2時間聞いているだけでニヤニヤしてしまうのだ。あんまり聞くと飽きてしまうがそこは月に一度と「絶妙のタイミング」で放送されるのがついつい聞いてしまう理由である。話の内容はダラダラと近況とかメールとか読むだけなのだが時折プライベートの話を織り交ぜて来るから聞き逃せない。まあ、真剣に聴くというよりBGM代わりに流している番組。流している間は「本を読む」ようにしている。毎日必ず本を読むというのが今私に課している「老化対策」なのだ。これにはラジオが一番良いと確信している。なにより何も音が無いと「落ち着かない」のが私の癖なのだ。会社に行っていた時には「通勤電車では本を読む」のが日課だった。やっぱり何か音がしている方が「完全な静寂」より人間には良いのかも。

⑤ クラシックカフェ・・・NHKFM・・・もはや民放では珍しくなった「クラシック音楽」の番組である。民放では殆ど放送しないのにNHKではクラシックカフェ以外にベストオブクラシックや名演奏ライブラリーとか音楽の泉、オペラ・ファンタスティカ、古楽の楽しみ、鍵盤の翼、など多数やってくれている。音楽ではマイナーな分野になってしまったがまだまだ一部のリスナーには需要があると考えて、スポンサーに左右されないNHKだけに「採算を考えず」放送している点は誉めていいと思う。まあ、毎回良い選曲と言う訳には行かないが、それでも「今週はどういうプログラムかな?」という楽しみで聞いている。その昔、町での娯楽と言えば週末「劇場で催されるオペラやバレー」だけ、という時代もあった(ヨーロッパの話です)。今はスマホで「いつでも」何でも楽しめる環境だが、開催される日を「待ちに待った」感覚というのは、やはり楽しみの大きな要素であるのは間違いが無いと言える。当然、演目は YouTube でなく「ライブ演奏」されてこそ価値があると考えるのが一般的だ。なにもロックフェスなどで若者が合法的に大騒ぎするのが良いと言っているのじゃなく、大袈裟に言えば「一期一会」の出会いを大切にして「音楽を共有する」というのが素晴らしいのではないだろうか。だからアプリのストックから何でも選べる今の時代の鑑賞方法ではなくて、ラジオのライブ放送というのが意味がある(勿論聞き逃した時にはそれなりの方法があるけど)。とにかく「その時間に聞く」という姿勢で私はクラシックカフェは聞いている。いずれはコンサートホールに行って「生」で聞いてみたいのだが、だいぶ先になりそうだ。

以上です。聞かなくなってしまった番組は、また後日に。



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