自民党には今の日本を変えようという気がまるでないのはミエミエです。だって今のままで「全然困ってない」んですから(その通り!)。勿論、野党もその点は同じでしょう。そもそも改革だの刷新だのと言うけど「何をどう改革する」のか、直すべき対象が彼等には「分かってない」のが現状ではないかと私は思ってます。
今国民の間で一番の争点になっている裏金問題にしても、煎じ詰めれば「悪いことをしちゃいけないよ」という当たり前の道徳の問題でしかありません。最近流行りのネットの闇バイトにしても、根っこは同じ「人より楽していい思いをしたい」という自分勝手な欲望に尽きるんじゃないでしょうか。楽しみは正当な努力をしたものだけに与えられる果実である、とかもっともらしい事を言うつもりは毛頭ありませんが、悪いことをせずに真っ当に生きている庶民からしたら「裏金議員などは、真っ先に排除すべき」悪徳政治家なのは当然です。
しかしそれをハッキリ口に出した野田聖子議員は、20人の支持者が集められず泣く泣く小泉進次郎のバックアップに回った訳です。まあ、小泉氏のサポートに回ったと言うのも「何だかなぁ」とは思いますが、ことほどさように自民党は「金まみれ」な訳です。こんな不道徳な党が行う総裁選など、庶民からすれば「誰がなっても」同じじゃあないですか、・・・ヤクザが跡目相続で争っているようなもんです(それが実質的に日本の首相選びだと言うんだから何をか言わんや、ですね)。
と言ってはみたけど「マスコミに踊らされている庶民」は悲しいかな、又してもホイホイ乗せられて石破だ小泉だと浮かれているんでしょうね、困ったもんです。
そもそも政府の役割は「国民が必要としている公共のサービス」を、滞りなく行う満遍なく行う事なのです。例えば国民皆保険とか災害被害支援とか道路交通網の整備とか教育の充実に医療介護の拡大など色々ありますが、その中に「政策活動費」などは入っていない訳です。何故、そんな不要な金集めに「政治そっちのけで」パーティ開いているような自民党(勿論野党も)のエセ議員に、大事な国政を任せなきゃならないんでしょうか?。
いい加減に国民も目を覚まして、次の選挙で「国民の審判」を突き付けなきゃウソですよ!
例えば喫緊の少子化の問題だって、子供を沢山産んで「家を富ます」という古い考えが廃ってきただけで、子供の人格を尊重し個々人の人生を大事にしようという考えが一般的になったからで、当然の結果と言えなくも無いわけです。言わば、時代の要請でもあるのだから少子化は「自然減」と受け入れて、少ない人数でどうやっていくか?が問われるべきでしょう。
であるならば未来の働き手を選別する為にしか機能しない学歴社会はスッパリ廃止して、社会が必要とする労働力を「個人の希望」に合わせて再配置することが大切では無いですか?。要は職業で賃金の多寡が決まるのではなく、例えばITの専門家と地域の活性化に携わる市の職員とゴミ収集従事者とで「賃金が同じ」という社会こそ、政治家が生涯をかけるべき目標ではないかと私は考えます(給料目当てで就職するのは、結局は人生をつまらなくするだけです)。
そんな社会なら職業に貴賎はないの言葉通り「誰もが」笑顔で仕事をこなしつつ、お互いを大切な仲間として尊敬する地域コミュニティが生まれるでしょう。そうなれば少子化問題も「地域コミュニティの繁栄」という新たな目標が出来て、自ずと解決するんじゃないでしょうか。
とにかく今やるべき事は、第一に「デジタル化による公務員の削減」、これ一本ですね。私の考えでは公務員の人数は「10分の1」まで減らせると思っています(それだけ今の職員は無駄が多いってこと)。その不要になった人員は人手不足の民間企業で十分吸収できる筈ですし、莫大な食品ロス問題も運送業の人員不足問題も「予約システム&地域の集荷場所配備」で簡単に解決です(これは別途にブログで書きますので乞うご期待)。要はお互いに競争するのをやめて、コミュニティの為に「皆んなで協力する」だけですね。
ついでに言えば医療費だけで年間47兆円という出費は余りにも大き過ぎます。だから払える人は10割払って貰い、その代わり「病気にならない為の生活習慣プログラム」を法律で強制的に受講させるのです。勿論「無料」ですよ、国の医療費47兆円が減った分で回収しますから・・・だって、病気になる人が減れば当然医療費も減りますよね?
やることはいっぱいあります。政治家は選挙で勝つことよりも、改善のアイディアを集めて国に提案することに尽力すべきでしょう。出来もしない事を調子良くぶち上げるだけの口先政治家はとことん落選させて、アイディアをバンバンだす「提案型の議員」を当選させましょう!
勿論その為には、まず頭が固くて昔ながらの方法を維持するだけの能無し年寄連中から退出して貰うことです。なので自民党の総裁選は「河野太郎」、この一択じゃないでしょうか?(散々理屈を並べた挙げ句がその選択かよ!)
・・・まあ、個人的に好きなので許してちょんまげです。
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