今日の選挙結果を見ていると野党で票が割れてしまい、結果、自民党候補が僅差で当選という選挙区がいくつもあった(もし統一候補が出ていれば、野党がもっと増えて政権交代が実現していたのではないか?)。なんで野党は戦略として正しいと分かっている「政権奪還の絶対の方程式」である統一候補を出さずに、それぞれがバラバラと勝手な候補者を立てているというのは結局野党の有力候補の足を引っ張ることになって、逆に自民党を応援することになるんじゃないだろうか?・・・これが第一の疑問である。
何故分かりきっているのに候補者を立てるのか?と今までずーっと不思議だったが、今日テレビを見ていてやっと「意味」が分かりました。それは、当選する可能性が無いと分かっていても「比例の票集め」のために候補者を出しているのである(実際の仕組みは良く分からないが多分そうだと思う)。これは各党にして見れば自党の議員数を確保するための必死の行動だが、結果、野党有力候補が負けてしまうのだ。共倒れである。
そこで私は選挙の方法を次のように改めることを提案します。
1、最初に全党参加の「予備選挙」を行う(各党は1人ずつ立候補可能)
2、各党は候補者とは別に「比例の獲得票数」を集計して、選挙後の獲得票数割合に応じた人数を当選させることが出来る(比例重複当選可)
3、1週間後に改めて、予備選の1位と2位の候補者同士で「決選投票」を行う
以上です。野球のクライマックス方式と思えば判り易いでしょう。選挙でもワールドシリーズでも「AかBか」という2党対決が一番はっきりと決着が付くやり方だと思いますね(この決選投票というやり方は総裁選とか国会の首班指名とかで行われている方法で、割と国会議員には「なじみ」があるやり方です)。来年の参議院選挙は、この方法でやってもらいたいねぇ。
PS:本当は、私はマイナンバーによる専用アプリで投票する「ネット投票」が一番なんだけど、まだまだ頭が固い人が多いので「次善の策」として提案しました。
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