明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

政治改革の第一歩は「子供の教育改革」で決まり!

2024-10-27 14:23:00 | 今日の話題

私は石破首相が解散を宣言して以来、色々と争点を洗い出して次に政権を担する党をどこにするか考えていたのですが、どの党も言っている事は似たりよったりで「大差無い」ことに気付いてしまったのです。そりゃそうでしょう、耳に心地よいことしか言ってないんですから、理由も説明も無しに「私達にお任せください」と連呼するしかないんです。不毛ですねぇ。ただ各党で違っているのはただ一つだけ、どの党に政権を任せると「どういう人に利益が入るか」の違いだけです。これが政党選びの本当の姿なんです、キモイようですが本当です。

口では色々と国民の為とか日本の為とか要するに「皆んなの幸せを考えて一生懸命頑張ります!」とか言ってはいますが、結局は選挙に当選すれば「自分を推している支持層」の為に働くんです、それが政治家の務めですから。国民が原発を止めて自然エネルギーを増やすほうが良いと思っていても、政治家が自分の「支持層の利益」にならないと思えば原発再稼働するわけですね。円安の問題にしたっていくら国民が物価高で苦しんでいても、輸出企業の利益が優先される場合はお構いなしに放置するわけです。はっきりしてます。

現在の自民党政権はその点で抜け目なく、軍事力しかり核兵器廃絶しかり、すべて支持層の気に入るような法律しか作りません。しかし本当に政治が「まともな議論の場」となってお互いの利益を度外視し、日本国民全体の事を頭のいい人が知恵を絞って考えたならば、殆どの問題は「対策は一つ」になる筈でしょう?。何もカレーが好きか天ぷらが好きかって聞いてるんじゃありません。問題の中身を「論理的」に一つずつ議論を尽くせば、自ずと答えは「同じ」になる筈です(論理的に、というのは数学と同じで、人間の利害関係や好き嫌いを排除した「理屈のみ」で考えて、答えに至る方法です)。

じゃあ、なんで色んな政党が出てきて選挙を戦うんでしょう?。それは富を独占しようと支持層・支配層が争うからです。戦国時代を想像すれば判ると思いますが、一つの土地(それから上がる年貢などの利益)を独占支配しようと幾つかの集団が争ってどっちが強いか戦争し合うわけですね。日本全体の富を「誰が得るのか?」、それを争うのが現代で言えば「選挙」というわけです。実に判り易いですねぇ。なぜ野党が林立して一本化しないのか、というと「いっぱい作れば党首や代表も沢山生まれる、ってことです。群雄割拠ってところでしょうか。この雨後の筍状態も何れ淘汰されるでしょうが、その間与党は安泰ってわけ。いつまでこんなバカな戦略とってるんだよ!、って話です。

とにかく「政治改革」というのは、一部富裕層や上級国民の「富の独占」を明治維新のようにガラガラポンとひっくり返して、それを「現在の中間層」に分配することなんです。政策がどうとか言う話じゃありませんねぇ。

しかし世の中の一部の人達は、支配者によって作られた社会の構造が「昔からずっと変わらず」そのまま存続しているものと思い込んでいて、その範囲の中でしか物事を考えることが出来ないように教育されてしまっているのです。本来は軍備や核兵器は必要ないし、原発は自然エネルギーに代えるべきだし、大企業が中小下請けを支配する構造も根本的に改革すべきなのです。

しかし日本の有権者は頭の固い連中が多くて、まず「最初に大企業が儲からないとその下請けが豊かにならない」し、会社ふぁ儲からないと社員も給料が上がらない、などという「富は上から流れてくる」説を後生大事に信じているから、それを説得するのは「無理」だ、という結論に最近私は達せざるを得ないのです。本当は会社が儲からなければ社員は儲かっている会社に移ればいいだけなんですけど、経験がないから怖いんですね。これ、日本の労働者が会社に縛られていることの象徴です。問題は労働の流動性ということになりますが、例えば労働者の全国的な組合を作って労働者の間だけで流動性を確保する、とか色々考えられるでしょう。とにかく有権者全体の意識が変わらなければ、政治を変えることは不可能だと思います。

そこで私は未来の有権者つまりこれから大きくなる「子供の教育」こそ、政権交代の最速最善の方法だと確信しました。子供達に「自分で考える力」を身に付けさせることが、将来の日本を正しい方向に導いて行く唯一の道だと思います。

よって、「教育=カリキュラムの改革」を争点として政党を選ぶようにしましょう!

では、どの政党がそれに相応しいかと言えばまず自民党から政権を奪わないと改革は出来ないので、今回は取りあえず最大野党の「立憲民主党」に入れようと思います。教育の件は「それから」ということで・・・



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