明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの愉しみ(20)いよいよ女子ゴルフ開幕か?

2020-06-03 16:03:34 | スポーツ・ゴルフ
1、トーナメント
今日、J:COM のテレビ欄を見ていたら、CSのスカイA6月9日欄に「生2020 フンドーキンレディース」の文字が目に入った。すわ、これはステップアップツアーの開幕か?、と思ってネットでJLPGAのホームページを覗いてみた。するとフンドーキン・レディースは「11月に延期しました」と、しっかり書いてあるじゃあ無いか。いよいよ待ち望んだ女子ゴルフが開幕する、と思ったが、まだまだLPGAでは慎重の姿勢を崩してないようだ。そうなると、レギュラーツアーの方でまだ中止決定がなされていない「アースモンダミンカップで開幕するかどうか」が注目だが、何れにしろ「観客を入れる」というのは無理だろう。だが、感染が続いている首都圏とか北海道での開催は早々と中止決定になっているにしても、茨城県牛久市で7月17日に開催する「サマンサタバサ・レディースゴルフトーナメント」辺りは、感染情報も出てないようだし、是非観客を入れてやってもらいたいな、と個人的には思っている。もしそうなれば私が家からは会場が近いことでもあり、セキ・ユウティンやハン・スンジの「ご贔屓の女子プロ」を生で見るチャンスだから、たとえ感染のリスクを押してでも見に行こうと思っているのだ(大した勇気だぜ)。世間の流れから言うならば、ゴルフ界だけが「いつまでも待っている」場合ではない。

2、終のクラブ
今まで随分とクラブを取っ替え引っ替えしてきたが、遂にこないだ「理想の最終セッティング」を見つけて、長いクラブ遍歴に終止符を打つことが出来た。私ももう70歳、新しいクラブが出る度に取り替える悪い癖から抜け出して、やっとスイングに集中出来る環境が整ったのである。今までは、少しでも飛距離が伸びたら、と必死の思いで新製品を買い漁っていたのだが、もうこれ以上の飛距離を「クラブの性能で達成」するのは無理だと諦めた。というか、そんなことをしても、ちっとも楽しくないことに気がついたのだ。クラブは打つ道具から「眺めて楽しむ」ものに変わっている。私も年相応のゴルフになったらしい。

で、その「終のクラブセッティング」は次のようになった。

a. ドライバー
タイトリストTS1の10.5度、AIR Speeder 「R」に8gの鉛を貼って使用。鉛はグリップ側に貼って全体に少し硬くしたらいい感じになって、今までのドライバーの中では「最高」の仕上がりとなり、大満足である。
b. クリーク
タイトリストVG3の18度を純正VGF「SR」に、ドライバー同様8gの鉛を張り使用。もともとウッドは苦手であったが、コースではもうちょっと活躍してもらわなければならないので、最近多めに練習しているのだ。とにかく高さを出せるかどうかが大事である。その意味で、スプーンはバッグから抜いた。
c. ユーティリティ
タイトリストVG3の21度と23度をそれぞれ1度立てて、20度と22度に調整、純正VGH「S」をそのまま使用している。ユーティリティは絶好調なのだ。

以上、ウッドは4本だ。スプーンは球が上がりにくく当てるのが難しい上に距離がそれ程出ないから使わないことにして、その分170〜200ヤードの距離を充実させよう、という作戦である。どのみちパー5では2オンしないし、どうせ3打目勝負になるのなら、アマチュアには難しいスプーンより、距離が落ちても球の上がるクリークの方が安全だと考えた。多分、これで困ることは無いと思う。要は、如何にフェアウェイをキープ出来るかである。

d. アイアン
タイトリストMB714マッスルバックを4番〜PWまで、NSPRO950Hにリシャフトして使用することにした。それまではMODUS105ツアーSが入っていたのを、少し軽くて柔らかめのNS950のSに入れ替えてみたら、これがドンピシャに決まって飛距離も伸びた。ただ、4番アイアンについては中々上手く打つのが難しいので、もう一つ予備で「712Uの24度」を用意しておき、実戦ではどちらか調子の良い方を使用することにした。保険をかけたのである。これで170ヤードを打つつもりだ。
e. ウェッジ
ボーケイSM6ーMグラインドの54度バンス8と、SM4ボーケイデザインの58度バンス12の2本態勢にした。NS950のSを装着。そもそもアプローチは練習もしていないし、どのみち「寄せワン」など夢のまた夢であるから、バンカーも含めてこの2本で十分だと考えたのである。グリーン脇からの華麗なチップショットなんぞは、「ハナから」期待はしていない。とにかく近くまで寄ってくれれば御んの字だ。
6、パター
スコッティ・キャメロンのスタジオセレクト・ニューポート2に、WINNの黄色い太グリップを付けて使用している。スコッティ・キャメロンは打感がしっかり手に感じられるので、これを知ったらもう他のパターは使えない。それでバカスカ入るかと言えば、「そんなの関係ねぇ!」なのだ(この割り切りがすごくない?)。要するに、見栄だけである。だって4人が集まるのって、ティーグランドとグリーンしか無いんだもん。そこで格好つけなくて「何が楽しい」の?ってなもんである。そうなれば、パターは本格的なスピンミルドでアルミ削り出しの逸品に限る!となった。これなら例え外しても、「ゴルフしてる感」がするというものである。

以上が、私の終のクラブセッティング14本だ。見てくれ重視のセッティングと言われるのは「本望」である。年取ってクラブを振れなくなったとしても、愛するマッスルバックのアイアンを眺め暮らして酒を飲み、理想のスイングを追い求めてはアンダーパーで回る日を夢見て、そして最後には「葬式の時、自分の墓に一緒に埋葬してもらいたい」と考えたりしていると、何だか頬が緩んでニンマリしてくるではないか。私が自分で出来る唯一のスポーツとして、愛する道具と共にあの世に旅立つというのも悪くは無い考えである。ちなみにこのMB714は、ウェッジのデザインで名を馳せた「ボーケイ先生」のデザインだという「名器」だそうだ(横田真一が言っていた)。うーむ、確かに美しい!。

まあどっちにせよエンジョイゴルファーの私にとっては、スコアなんかどうでもいいけどね。織田信長が茶道具を愛したように、クラブにもこだわりを持っていたい、それだけです。

3、ちゃごるTV
またまた YouTube で見つけたレッスン動画。実にシンプルな「ハンドファースト理論」で、いかにも飛びそうなスタイルである。三觜喜一に始まり、横田真一・片山晋呉・菅原大地・和田正義、と色々なスイングを見てきた私が遂に見つけたハンドファーストの究極の動画が、このチャーリー高沖の「ちゃごるTV」なのだ。彼の動画「体の正面でインパクトするとハンドファーストは不可能?!」を見て、一瞬で「なるほど!」と膝を打った。シンプル、理屈にあってる、動きが無駄なく力強い、私にも出来そう。良いことづくめである。しかも動画を次々眺めていたら、かの世界一位ローリー・マキロイの美スイングが、何となく「ちゃごる理論」通りに振っているように見えてくるから不思議である。三觜先生も悪くはないけど、ちょっと説明がマニアック過ぎるかも。まあこの「ちゃごる理論」、キチンとやるには「身体の柔らかさ」とかが必要になるんだろうけど、中でも一番難しそうなのが「ダウンスイングで左腰を右腰より下げて回す」ところである。これは左広背筋を使うために絶対必要な動作だそうだが、これがやってみるとぎこちなくて「何となく出来ない」のだ。やっぱりセンスが無いのかな?と悩んでしまう部分でもある。それと、クラブを操る「支点」が右手で、ヘッドスピードを上げるのは「力点の左手」というくだりだ。いままで左手は方向性を決める支点で、インパクトで力を出すのは「力点の右手」だと思っていた。ここも今までと違う点である。

何れにしろ練習する時間は「腐るほどある」というか、一生練習でも構わないと思っている私であるから、ちゃごる理論を試すのには「何の問題」もない。早速明日にでも双伸ゴルフ練習場に行って、「ちゃごる」のハンドファーストを試してみよう。そしたらハンドファーストばっちり・ヘッドスピード爆上げで、7番アイアンで150ヤードのネットを軽々と超えて飛んでいった〜、となれば嬉しいのだが・・・。

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