明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ニュースを考える(60)日本人の人間力が落ちてきた

2025-01-28 16:59:23 | 私の意見

昨日のフジテレビの会見をチラッと見たが、30分程見てチャンネルを変えた。いつまで犯人探しをやってるつもりなんだか、一向に建設的な方向に進まないのにウンザリしたのである。もういい加減にしたら?、と思う。だいたい世間の人は人権なんかにそれ程興味があるわけじゃなし、今一番気になってるのは給料と物価だろう。こないだ103万の壁どうのこう言って大騒ぎしてたのがすっかり下火になったかと思えば、今度はフジテレビである、人の噂もなんとやら、というわけだ。要するに、次から次と出てくる新ネタに食い付いて、居酒屋で仲間内がおしゃべりする時の格好の話題にしてるだけ。吊るしあげられるのが有名人や大企業のお偉いさんとなれば、一層ヤジも盛り上がるってもんである。

で、大いに盛り上がって何人か実力者が引責辞任した結果、どうなったか?

まだまだ各企業のCM問題が残っていて、フジテレビが存続の危機にある状況は変わらないにしても、もう国民は「飽きてきた」んじゃないだろうか。第三者委員会の調査結果が3月末に出ると言うが、この話題はそんな持たないと私は思っている。何より国民の99%はこの問題に直接関係が無いし、意見を言う正当な権利も持ってはいない。つまり「関係無い」ただの野次馬である。

問題の渦中にある者にとってみれば「お前ら関係ないだろうが!黙ってろコノヤロー!、マジうるせえんだよ!バカヤロー!」って気持ちだろう。心中をお察しする。

しかし最近のセクハラや性加害などの人権問題については、ちょっと加熱気味じゃないだろうか?。まるで今の日本人が「清廉潔白な人格者だらけの国」であるかのような錯覚に陥っていて、その理想像に外れた人間を「まるで犯罪者」であるかの如く糾弾する「人権警察」まがいの行動というのはそろそろ考え直した方が良いんじゃない?、って思う。人の隠したい事を白日の下に暴きだして「利益」を得ているクズ週刊誌と、それを面白がって読んで日頃の鬱積を晴らしているような痛い人というのは他人のあら捜しをやってる近所の噂好きの輩のようで、実に醜く見えるものです。

とまれ性の問題は元々「人間の本能」に根ざしていて、人によってその程度は様々である。例えばちょっと容姿のことを言われると途端に身構える人もいれば、一方ではAV女優を天職と思って溌剌と仕事に精を出している女性もいるしはたまたジャニー喜多川氏のように性加害まっしぐらの人もいる、というわけだ。千差万別そのままである。

ただ言えることは、その性の衝動の内容は「生まれつきのもの」であって、自分の意思でどうにか変えられる、というもんでは無いのである。

ある人にとってはおぞましいことであっても、違う人には堪らない快感ということだって普通に有り得る。だから「同じ程度、同じ趣味の人同士で楽しむ」と言うこと尽きるとしか言えないのだ。他人が口を挟むことでは無い。だから中居くんも一般の女子アナじゃなくて「プロの女性」を相手にするべきだった、というのが私の考えです。

結論:人間というのは実際に十人十色であり、誰にでも他人から隠しておきたいことが一つや二つはあるものである。そういう「秘密の部分」を多かれ少なかれ持っていて、「何食わぬ顔」をして社会生活を送っているのが人間なのだ。それを闇とみるか謎と見るか、あるいは人間性の表と裏みるかは人それぞれだが、私は「それが人間というもの」だと思って全てを許容したい。勿論、やったことの程度問題で中には刑事事件の犯罪者になってしまうこともあるが、まあ昔は普通に行なわれているような事であれば真摯に反省し同じ過ちを繰り返さない方策(例えば相手を選ぶ、というような配慮)を講じた上でならば、それはそれで「その人の個性」と思って許してあげてもいいんじゃないか、つまり職場復帰して社会生活を続けても良いとは思う。

対策:そこで私は、性の問題については「すべて風俗で解決する」のが良いと思います。例えばお尻を触るとか容姿を誉めるとか、とにかく何でもかんでも「性に関する欲望の全て」を満たすためには、それなりの専門の性産業に行く、というのが唯一の解決方法でしょう。そうすれば人権問題も発生しなくて世の中平和になると思います。特に最近は人権に異常に過敏になってるので絶対必要ですね。そして提供するサービスに応じて料金設定もリーズナブルにすれば、より一般の人も利用しやすくなるんじないだろうか。例えば「階段でスカートの中を覗く設定」の場合は、1回100円とか・・・(考えると馬鹿バカしいが実際にこれで捕まる人がいる以上は需要はあると私は踏んでいる)。とにかくその手の衝動を感じたら「いかんいかん、これはいつもの性衝動解消店に行かなきゃ・・・」と自己規制を働かせて事なきを得る、ってのが分別ある大人の行動ですね、成功を祈る。

おまけ:会見における進行について
昨日のフジテレビのような大規模な会見の場では、質問したい人が手を上げる式の進行では同じ内容の質問が続いたり自分の意見を述べる目立ちたがりの人が続出したりして、時間の使い方がとても効率の悪いものになってしまいがちです。そこで私の提案は・・・

① 会見日の前日に質問予定者は質問内容を「質問者代表団」に提出
② 代表団はそれを整理して項目ごとにまとめ質問する順番を決定、印刷して質問者に配る。この段階で質問者の間で討議し必要不必要の議論や質問の妥当性など。それぞれ意見を言い合って最終的に質問者の総意を決定する。当然、会見で「回答者側から引き出したい答え」を予め決めておくのが一番大事である。
③ 当日は代表者が順次質問を読み上げ、それに対する回答の内容を聞いて「不十分」と思えば再度回答を要求する(但し、回答が出来ない場合も当然有り得る)
④ 回答内容によっては新たな疑問が出てくる場合もあるだろうから、その場合は「一旦休憩して」改めて追加質問をする
⑤ この新たな疑問ということだが、質問は当然ある程度の「回答を予測」して次の質問を用意しておくものであり、それが質問者の力量である
⑥ 予定した答えが得られたら終了する(納得するかしないかは別)。
以上です。

これなら昨日のフジテレビ会見などは「2時間もかからなかった」んじゃないだろうか?。皆んな、もう少し知恵を絞って考えたらいいのにねぇ、お疲れさまでした。



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