取手桜ヶ丘ゴルフクラブは、常磐線藤代駅から路線バスで10分(ゴルフ場と契約してるらしく、無料)の快適環境にある。私の家から5分(歩き)+15分(電車)+10分(バス)の、合計30分で到着しちゃうベストコースなのだ。長年の友人SN氏が私の再デビューにと予約してくれたのがこの取手桜ヶ丘である。メンバーはSN氏・SY氏それとST氏。全員小学校の同級生というから、かれこれ60年の長過ぎる付き合いである。
場所は最高、メンバーは最良、ゴルフの調子は上向き、ということで内心期待するものは少しはあったが、課題は元通りには程遠い我が体調である。体験したことのない方には分からないと思うが、2ヶ月前まで私は「ジャンブする」ことが出来なかったのだ。そんな「簡単なことが何で出来ないの?」と思うかもしれないが、実際に飛び上がろうとしても「身体が空中に浮かない」のだから仕方がない。飛び上がる量が足りなさすぎるのだ。実は、ダンロップゴルフスクールで、レッスン前の身体ほぐしに「いくつかのストレッチ」をプログラムしている。60〜70歳位の生徒たちが「トントントン」っとリズムよく10cmぐらい軽くジャンプしているのだが、私の場合は足が地面から浮かない為、一度飛び上がるとガクッと膝が崩れて連続ジャンプも出来なくて、見るも無残な恥ずかしい思いをしていた。外見は若作りのヒップホップスタイルが周囲から浮いている私だが、「運動能力は全然浮いてなかった」というオチである。そんな男がゴルフなど出来るのだろうかと疑問に思われるかも知れないが、ゴルフに必要な動作は「練習して」出来るようになっているから不思議なのだ。だがグリーン上でボールをマークするとき「屈む」のはちょっと難しい。動作も遅いので「何やってんのかな?」と訝しむかと思うのだが、本人は一生懸命に真面目にやっている。それにマークして起き上がった時にはちょっと深呼吸しないと「めまい」がしそうで、「いちいち面倒臭いな」と自分でも思うのだが如何ともしがたいのである。まあこれも仕方ないことの一つだ。
さて肝心のプレーの方はどうだったかというと、ドライバーは150ヤードから180ヤード位飛んだ。当然二打目は殆どスプーンで打つ。全体的に球が上がらず(ヘッドスピード不足)、チョロもあったが、方向性はまあまあだったので迷惑を掛けずに済んだのは幸いである。で、三打目は100ヤードほどをピッチングウェッジで打つのだが、ここ取手桜が丘ゴルフクラブのフェアウェイは芝もフカフカで(この時期は特に)、殆ど全てのショットがグリーンに乗ったのは予想外である。私は練習で「アプローチのコツ」を掴んでいたので、何の問題もなくクリアできた。ゴルフの殆どは「コツ」の発見である。コツを会得した人は軽々とピンに寄せるが、コツがわからない人は「いつまでたってもザックリ・シャンク」を繰り返す。要は「手先で調整しようとする」から失敗するわけだ。雑誌でもネットのレッスンでも必ず書いてあるから皆んな知っているはずなのに「やってしまう」のは、分かってはいても「やり方がわからない」からなのだ。それが「コツ」である。コツさえ掴んでしまえば、後は「クラブ選択と振り幅」の距離感を覚えればいいだけだから、誰でも自然と「アプローチ名人」になっちゃう理屈である。アイアンもこの調子で上手くなるはずなのだが、果たして飛距離が出るかどうか。8割のスイングで「7番150ヤード」というのが目標であるから、これは相当に練習しないと難しいと思う。
100mを11秒で走る選手は、同じ距離を13秒位の「流す」走りでフォームを作るという。基礎体力と飛距離に必要な筋力をつける練習を地道にやることで「飛ばせる筋肉」を身につければ、8割スイングで150ヤードは実現できる。実際ゴルフ練習場でのスイング練習は、「全力で振る」ことと「フォームを身体に覚えさせる」ことの両方をやらなければいけないだろう。私達は全力で振ることばかりをやりがちだが、実際に必要なのは「8割で完璧なショット」である。これに気がついたのは、実は毎ホール「100ヤードのショット」をしたからであった。飛ばす必要がない距離のショットを何度も打っているうちに、球をコントロールする重要性を覚えたのだ。コントロールするためには、そのための「余裕」がなければ出来ない。今回は、私はこのことを掴んだことで、確実に「レベルアップ」したと思っている。今度はGPS計測器を買って、グリーン周りの正確な距離を測ってみたい気持ちが出てきた。上手くなれば、さらに練習しようという気になってくる。アプローチが楽しいと思えたらもう、立派なシルバーゴルファーの仲間入りである。飛ばしを諦めたわけではないが、ジョギングも出来ないようでは「230ヤード」なんていうオジサンの夢を手にするのは無理であろう。まあ、走れるようになったら、その時は考えてもいいかも。取り敢えず100ヤード以内のショットを磨くこと、だ。
ここ取手桜が丘ゴルフクラブはグリーンが素直で、アンジュレーションも余り感じられないアマチュアに優しいグリーンである。バンカーもそれほど多くなく、花道が結構広いのでプレーヤーは安心して打てる。左右のラフも深くなくて全体に広いから、「林に打ち込む」ということもなく、とにかく球が無くならずにすぐ見つかるのが嬉しいのだ。何が腹が立つと言って、OBでもないのに球が見つからなくて「紛失球」というのが一番腹が立つ。それがないからゴルフが楽しいとも言える。だから取手桜ヶ丘は、私には「とても良いコース」と思っている。1つ欠点があるとすれば、昼食のバイキングは「食事する側の視線」が感じられず、とても具合が宜しくなかった。私は貧乏性でこの手のバイキングは「いつも多く取ってしまって食べきれなく」なる悪い癖を持っているのだが、今回もそれがモロに出て失敗してしまった。カレーを食べたかったのだが皆んなが取る人気メニューのせいで、私が行った時には無くなっていた。仕方なくアラカルトで済ましたが、全然ピンとこない食事になってしまった。私は、出来れば一度に席に持っていくお皿を「2皿に制限する」とかしてくれればいいのになと思っているのだが、いざそういう会場に行くと料理に目が行ってしまって、自制すべきなんてことをすっかり忘れてしまうのだ。今回も、暑さでそれほど食欲がないのに量を取りすぎて、結局は残してしまった。バイキングで「取りすぎて残す」なんて、ダサい人間の極致である。。猛省すべし。しかし料理も美味しそうなものがなく、焼きそばだの春巻きだのといったつまらないメニューだったせいもある。こんなバイキングなら、「うどん・そば類」とかのさっぱり系か「とんかつ・ハンバーグ」とかのガッツリ系あるいは「海鮮丼・刺し身」とかの美味系などなど、もうちょっとお金をかけて少しは楽しめる内容にしてくれればいいのに、と思った次第である(実はしっかりお金を取られていたりして)。
まあ色々不満はあったが、全体的には満足のいくゴルフであった。私の再デビューは成功である。コースについては、帰りの「ヤマト便の受付」が非常に手際が悪くてイライラした以外は、ほぼ合格点である。強いて言うならば、入り口フロントの周りが狭くてごちゃごちゃしているのと、ショップに占領されてロッカールーム・洗面所・風呂などがわかりにくい点である。まあ安いのだからしょうがないと言えばそうなんだが、もともと場所が広いゴルフ場という立地を考えると、もう少し広くても良かったように思う。そんなことを考えながら、いつも通り「帰りに柏で反省会」をやった。散々暑い中を動き回て遊んだので、冷えたビールがめちゃくちゃ上手い。気分良くアルコールを堪能してから、8時前に家にたどり着いた。小田急沿線のSN氏には申し訳ないが、こんなゴルフなら毎週やってもいいぞ!
PS:反省会で気がついたこと。
SN氏曰く、ビールは「プレミアム・モルツ」が一番美味いそうだ。それを確かめるべく、通り道のセブンイレブンでプレミアム・モルツを購入、比較のために「本麒麟・のどごし生・金麦・麦とホップ」の4種類を買って帰った。もちろんプレミアム・モルツは1ランク値段が高いから、美味いのは当たり前だ。そこを逆転するのが「ビール業界の腕の見せ所」である。で、飲み比べてどうだったかって?
それは後日のお楽しみに。
場所は最高、メンバーは最良、ゴルフの調子は上向き、ということで内心期待するものは少しはあったが、課題は元通りには程遠い我が体調である。体験したことのない方には分からないと思うが、2ヶ月前まで私は「ジャンブする」ことが出来なかったのだ。そんな「簡単なことが何で出来ないの?」と思うかもしれないが、実際に飛び上がろうとしても「身体が空中に浮かない」のだから仕方がない。飛び上がる量が足りなさすぎるのだ。実は、ダンロップゴルフスクールで、レッスン前の身体ほぐしに「いくつかのストレッチ」をプログラムしている。60〜70歳位の生徒たちが「トントントン」っとリズムよく10cmぐらい軽くジャンプしているのだが、私の場合は足が地面から浮かない為、一度飛び上がるとガクッと膝が崩れて連続ジャンプも出来なくて、見るも無残な恥ずかしい思いをしていた。外見は若作りのヒップホップスタイルが周囲から浮いている私だが、「運動能力は全然浮いてなかった」というオチである。そんな男がゴルフなど出来るのだろうかと疑問に思われるかも知れないが、ゴルフに必要な動作は「練習して」出来るようになっているから不思議なのだ。だがグリーン上でボールをマークするとき「屈む」のはちょっと難しい。動作も遅いので「何やってんのかな?」と訝しむかと思うのだが、本人は一生懸命に真面目にやっている。それにマークして起き上がった時にはちょっと深呼吸しないと「めまい」がしそうで、「いちいち面倒臭いな」と自分でも思うのだが如何ともしがたいのである。まあこれも仕方ないことの一つだ。
さて肝心のプレーの方はどうだったかというと、ドライバーは150ヤードから180ヤード位飛んだ。当然二打目は殆どスプーンで打つ。全体的に球が上がらず(ヘッドスピード不足)、チョロもあったが、方向性はまあまあだったので迷惑を掛けずに済んだのは幸いである。で、三打目は100ヤードほどをピッチングウェッジで打つのだが、ここ取手桜が丘ゴルフクラブのフェアウェイは芝もフカフカで(この時期は特に)、殆ど全てのショットがグリーンに乗ったのは予想外である。私は練習で「アプローチのコツ」を掴んでいたので、何の問題もなくクリアできた。ゴルフの殆どは「コツ」の発見である。コツを会得した人は軽々とピンに寄せるが、コツがわからない人は「いつまでたってもザックリ・シャンク」を繰り返す。要は「手先で調整しようとする」から失敗するわけだ。雑誌でもネットのレッスンでも必ず書いてあるから皆んな知っているはずなのに「やってしまう」のは、分かってはいても「やり方がわからない」からなのだ。それが「コツ」である。コツさえ掴んでしまえば、後は「クラブ選択と振り幅」の距離感を覚えればいいだけだから、誰でも自然と「アプローチ名人」になっちゃう理屈である。アイアンもこの調子で上手くなるはずなのだが、果たして飛距離が出るかどうか。8割のスイングで「7番150ヤード」というのが目標であるから、これは相当に練習しないと難しいと思う。
100mを11秒で走る選手は、同じ距離を13秒位の「流す」走りでフォームを作るという。基礎体力と飛距離に必要な筋力をつける練習を地道にやることで「飛ばせる筋肉」を身につければ、8割スイングで150ヤードは実現できる。実際ゴルフ練習場でのスイング練習は、「全力で振る」ことと「フォームを身体に覚えさせる」ことの両方をやらなければいけないだろう。私達は全力で振ることばかりをやりがちだが、実際に必要なのは「8割で完璧なショット」である。これに気がついたのは、実は毎ホール「100ヤードのショット」をしたからであった。飛ばす必要がない距離のショットを何度も打っているうちに、球をコントロールする重要性を覚えたのだ。コントロールするためには、そのための「余裕」がなければ出来ない。今回は、私はこのことを掴んだことで、確実に「レベルアップ」したと思っている。今度はGPS計測器を買って、グリーン周りの正確な距離を測ってみたい気持ちが出てきた。上手くなれば、さらに練習しようという気になってくる。アプローチが楽しいと思えたらもう、立派なシルバーゴルファーの仲間入りである。飛ばしを諦めたわけではないが、ジョギングも出来ないようでは「230ヤード」なんていうオジサンの夢を手にするのは無理であろう。まあ、走れるようになったら、その時は考えてもいいかも。取り敢えず100ヤード以内のショットを磨くこと、だ。
ここ取手桜が丘ゴルフクラブはグリーンが素直で、アンジュレーションも余り感じられないアマチュアに優しいグリーンである。バンカーもそれほど多くなく、花道が結構広いのでプレーヤーは安心して打てる。左右のラフも深くなくて全体に広いから、「林に打ち込む」ということもなく、とにかく球が無くならずにすぐ見つかるのが嬉しいのだ。何が腹が立つと言って、OBでもないのに球が見つからなくて「紛失球」というのが一番腹が立つ。それがないからゴルフが楽しいとも言える。だから取手桜ヶ丘は、私には「とても良いコース」と思っている。1つ欠点があるとすれば、昼食のバイキングは「食事する側の視線」が感じられず、とても具合が宜しくなかった。私は貧乏性でこの手のバイキングは「いつも多く取ってしまって食べきれなく」なる悪い癖を持っているのだが、今回もそれがモロに出て失敗してしまった。カレーを食べたかったのだが皆んなが取る人気メニューのせいで、私が行った時には無くなっていた。仕方なくアラカルトで済ましたが、全然ピンとこない食事になってしまった。私は、出来れば一度に席に持っていくお皿を「2皿に制限する」とかしてくれればいいのになと思っているのだが、いざそういう会場に行くと料理に目が行ってしまって、自制すべきなんてことをすっかり忘れてしまうのだ。今回も、暑さでそれほど食欲がないのに量を取りすぎて、結局は残してしまった。バイキングで「取りすぎて残す」なんて、ダサい人間の極致である。。猛省すべし。しかし料理も美味しそうなものがなく、焼きそばだの春巻きだのといったつまらないメニューだったせいもある。こんなバイキングなら、「うどん・そば類」とかのさっぱり系か「とんかつ・ハンバーグ」とかのガッツリ系あるいは「海鮮丼・刺し身」とかの美味系などなど、もうちょっとお金をかけて少しは楽しめる内容にしてくれればいいのに、と思った次第である(実はしっかりお金を取られていたりして)。
まあ色々不満はあったが、全体的には満足のいくゴルフであった。私の再デビューは成功である。コースについては、帰りの「ヤマト便の受付」が非常に手際が悪くてイライラした以外は、ほぼ合格点である。強いて言うならば、入り口フロントの周りが狭くてごちゃごちゃしているのと、ショップに占領されてロッカールーム・洗面所・風呂などがわかりにくい点である。まあ安いのだからしょうがないと言えばそうなんだが、もともと場所が広いゴルフ場という立地を考えると、もう少し広くても良かったように思う。そんなことを考えながら、いつも通り「帰りに柏で反省会」をやった。散々暑い中を動き回て遊んだので、冷えたビールがめちゃくちゃ上手い。気分良くアルコールを堪能してから、8時前に家にたどり着いた。小田急沿線のSN氏には申し訳ないが、こんなゴルフなら毎週やってもいいぞ!
PS:反省会で気がついたこと。
SN氏曰く、ビールは「プレミアム・モルツ」が一番美味いそうだ。それを確かめるべく、通り道のセブンイレブンでプレミアム・モルツを購入、比較のために「本麒麟・のどごし生・金麦・麦とホップ」の4種類を買って帰った。もちろんプレミアム・モルツは1ランク値段が高いから、美味いのは当たり前だ。そこを逆転するのが「ビール業界の腕の見せ所」である。で、飲み比べてどうだったかって?
それは後日のお楽しみに。
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