この所ずっと天気が不安定なので、自宅の居間でスイングの自主練をすることにした(居間と言っても、寝室と衣装部屋と書斎も一緒のワンルームだが、・・・うーん侘しい・・・)。とにかくあれこれ YouTube を見て研究するのだが、いくつか眺めていると色々気付く部分が出てくる。その中でも、今日は根本的な事実に気が付いたので思わずブログに書いてしまった。それは、「ハンドファーストとは、体の正面でボールを打たないこと!」である!(私にとっては晴天の霹靂)。
本当はハンドファーストとは、体を開いて「右横で打つ」ことだったのだ。私がいつまでもハンドファーストが身に付かなかったのは、このことが分かってなかったからである!。これでようやく、「ハンドファーストの真実」が白日の下に晒された、と言っても過言ではない(これは私の感想です・・・)。
今、私の場合、コロナワクチン接種後だし、線状降水帯の影響から雷も鳴ってたりして、実際に球を打つ練習が出来ていない。だからスイング理論といっても残念ながら机上の空論になってしまうが、一応私なりのシミュレーションをやってみた。アイディアは何か上手く行くようにも思えるが、実際思った球が出るかどうかは分からない。それを前提にして、私の気が付いた幾つかの改善点を書いてみよう。
1、身体の向きを修正する
インパクトで身体を開くというのは知識としては頭で分かっていたつもりだったが、実際動画などを撮ってみると、自分の姿勢は「全然開いてない」のである。これには色々原因はあるのだろうが、一番の原因は「身体が正面を向いている」ことにあった。インパクトでは、身体は「斜め前左45度」を向いていなければならない(と思う)。クラブとかヘッドとかがどうとか言う前に、とにかく「身体が動いて正しい位置に収まっている」ことが前提だと思う。身体がその形になってなければ、どんなにクラブやヘッドを調節しても思ったような打球は打てないと考えた。だからまず、身体の動きを繰り返して練習することに集中することである。
a. バックスイングがトップに上がる直前に左肩を入れて、左足を思い切り踏み込む。この時に体重を左足にしっかり掛けることが大事。
b. そして次に、その左足を右後方へ蹴り上げると同時に、右腰を目標方向に思いっきり突き出し、胸を前傾したまま左45度方向に向ける。この時に上半身が伸び上がり、お腹を突き出さないように気をつけること。右脇腹が深く折れていて、頭の高さがアドレスより気持ち下がっていれば正解である。
c. 頭や肩はまだダウンスイングの途中だから、グリップは右膝の前辺りに下りてきて、ヘッドは当然だが「右後方に残ったまま」である。頭は右膝よりもっと後ろのあたりに「ある筈」だ。頭が前に出るようなら、右腰の突き出しが足りていないと思う。
d. その時、左脚一本で立つ姿勢が理想である。体重がまだ右足に残っているようだと、インパクトで充分にボールに圧を加える準備が整っていない可能性がある。そしてインパクトではその衝撃を受け止めるために、「右足が踏ん張って」やや右足体重に戻る。
e. あとはクラブヘッドをボールにぶつけるだけ。身体の向きが目標方向に向かっているので、余計なことをしなければ「球は真っ直ぐ飛び出して」行く筈である。あとはフェースの向きだけだが、これはフックグリップで「嫌でも真っ直ぐになってしまう」と考えた。私は基本、楽観的である。
2、左手を返さない
以前、左手をフックグリップにしたと書いた。しかし、親指がまだフックに成りきれていなかったのである。私の親指は「シャフトの芯を押していなかった」。シャフトの芯とは、インパクトの瞬間に親指で目標方向にグッと押せる「真横の位置」である。今までは左の親指は、インパクトの時はシャフトの「真上に」置いていた。当然、クラブを目標方向に動かす力は、小指側の3本で「引っ張る力」になる。私は小指側3本を強く握っていたために、左手をフックグリップにしていたにも関わらず、インパクトの時「前と同じように手首が返っていた」のだ。これじゃフックグリップにした意味がない。何故元通りのスクウェアの位置にもどってしまうかというと、それは「小指側で引っ張って」いるからなんじゃないか、と考えた。グリップを見直した結果「親指の位置」が変わり、「親指にも力を入れる」ことが出来て、手首を返さないままインパクトすることが可能になったと思う。左手は小指側を目標に向けて、親指で押し出す感じだ。これでフェースの向きをインパクトで調整する必要がなくなった。後は右腕と右手首で目一杯ボールを叩くだけである。なお、左手は自分の意識では「左45度に振り抜く」感じだと、丁度ヘッドは目標方向へ真っ直ぐ出ていく、と踏んでいる。果たして実際に振ってみたらその通りに行くかどうか。それは今度のお楽しみである。
3、その他に2、3気をつける点を上げておきたい。
a. アドレスの構え方
最初っからアドレスはインパクトの形で構える。勿論、ちょっと格好悪いが気にせずやって、そこからバックスイングー踏み込みートップー左足の蹴り上げーインパクトーフィニッシュ、と振っていく。何よりこのやり方のメリットは、「インパクトのイメージを頭に叩き込んでから」バックスイングに入ることである。米PGAツアーではキャメロン・チャンプ選手がやっている方法だ(ちょっとだけだが)。これはアマチュアでも有効だと思う。我々はアドレスでフェースをボールに合わせているが、実際のインパクトとは形も位置も違うのだから、右で合わせておきながら「実際は」左側で打つようなもんである。当たるわけがない。私は練習場で「インパクトの形」にしてフェースの位置を合わせ、それからスイングするやり方をやってみようと思っている(空いている時を狙ってやろうと思っている)。これでバッチリ当たったならば、格好を気にせずにこの方法を採用したい。
b. シャンクの原因
浦大輔の「カッとび塾」を見ていたら、シャンクの原因が「シャフトの延長線の感覚」でボールを打っているからだと言っていた。流石、本質を突いていて「なるほど」と思う。意識がシャフトを振ってボールに当てようとしていて、「ヘッドを当てる」という意識が薄いからシャンクするのだ。私もこの説には賛成で、いつもボールよりヘッドを「手前側にセット」してスイングしている。だがこれではシャンクは治っても、キチンとフェースに当てたことにはならないと感じていた。その原因が「ヘッドの自覚」と分かったのである。これを治すためには「キチンとボールに合わせ」た上で、ちゃんとヒット出来るように意識して振る練習が必要だと考えている。これも次回の練習時にメニューに入れておこう。
c. 頭を残す
これは今まで挙げてきた練習メニューをこなしていけば、自然と出来てくる事だと思う。それより難しいのがバックスイングである。これはまだまだ試行錯誤が必要だと感じている。ただ、ハーフウェイダウンからインパクト・フォローに向けたイメージは出来ているので、如何にスムーズに「その進入角度にクラブを持っていくか」だけだ。私のイメージでは「余り、トップの形を意識しない」方が上手く行くように感じている。大事なのは「下半身と胸郭の側屈」である。まずこっちの方を完成させたい。
以上である。何だか出来上がってくるスイングは、ジャスティン・トーマスみたいな「ジャンプ系のスイング」になりそうだ(多分、全然似てないと思うけど)。何れにしても、この結果は当ブログでご報告するつもり。ホントに上手く行くかなぁ・・・。
何か、腰痛めそう〜。
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