明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ通信(13)前回「西村優菜、2週連続優勝」記事のお詫びと訂正

2021-09-27 15:32:54 | スポーツ・ゴルフ

次回は9月30日から10月3日まで開催の「日本女子オープン」でした!。間違った情報を書いてしまい、申し訳ありません。謹んでお詫び申し上げます、すいませんでしたぁ・・・!

誤りついでに、出場選手の中の私の気になる女子をピックアップしてみたい。

1、植竹希望
今年一気にブレイクした女子ゴルフ界期待の新星。遅れて来た黄金世代の一人である。黄金世代のメンバーで優勝してるのは、小祝さくら(6)、勝みなみ・畑岡奈紗(5)、渋野日向子(4)、原英莉花(3)、大里桃子(2)、河本結・浅井咲希・新垣比菜(1)の9人で、優勝していないのは、田中瑞希・吉本ひかる・臼井麗香・小滝水音・山路晶・中西絵里奈・吉川桃・髙橋彩華・高木優奈、それと植竹希望の10人である。次に優勝すると思われていた「髙橋彩華」がしばらく足踏みしていると思ったら、ここに来て急速に優勝に絡んでいるのが「植竹」だ。彼女の魅力は男子かと見紛う程の「劇速スイング」だが、私の見たところでは「それ程飛ばない」印象である。記録を見ても241.48ヤードで22位と、ツアーの中でも「やや飛ぶ方」だが余り飛ばし屋ではない。小祝さくら240.53ヤードや石井理緒240.89ヤードよりは上だが、ペ・ソンウ241.43ヤードやペ・ヒギョン241.89などと大体同じ位でそれほどでもない。むしろ髙橋彩華・大里桃子の242ヤード台や、松田鈴英・上田桃子の243ヤード台から比べれば「飛ばない」方だとも言える。

まあ「ツアーで飛ぶ人」と言うには、250ヤード以上の平均飛距離を持つ8人、葭葉ルミ・山路晶・穴井詩・テレサ・ルー・山城奈々・そして渡邉彩香・勝みなみ・原英莉花のトップスリーになるんじゃ無いかな(笹生優花がランクに入っていないが、実力ではナンバーワンだろう)。彼女のスイングが速く見えるのはインパクト時のヘッドスピードではなく、始動からトップそしてダウンスイング動作が驚くような早さなので「そう見える」のである。実際のヘッドスピードは、多分、藤田さいき・西郷真央・河野杏奈・工藤遥加の245ヤード台、それに宮田成華の246ヤード台の方が速いんじゃ無いだろうか。勿論、飛距離241ヤード以上というだけでも我々からすれば「とんでも無く飛ばす女子」であるのは間違いない。まあ彼女は私が思うに、スペインの猛牛・世界ランク一位の「ジョン・ラーム」を思わせるシャローな「低い軌道」で打っているのが、今風の魅せるスイングである。外国選手で言えばセルヒオ・ガルシアやリッキー・ファウラーなど、一流選手にも多く見られる独特なスイングなのは確かだ。渋野日向子なども「やや似た方向」でスイング改造しているらしいから、メリットは十分あるのだろう。私も目指してる所は同じである(って?、バカヤロー。一緒にするんじゃない!)。ただ植竹はアイアンショットに自信を持っているらしいので、女子オープンではピンに絡む攻撃的ゴルフを期待したい。

2、石井理緒
試合会場で初めて彼女を見た時は、一瞬でその「完璧なアスリート体型」に魅了されてしまった。見事に引き締まった、均整のとれた「躍動的な美形」である。原英莉花などはモデル体型と言われるだけあって、こちらは「八頭身・足長美人」の典型だが、ちょっと普通の人と違い「別次元」の人間にも思える。それに比べて、石井理緒の場合は我々と同じ生身の人間で、しかもそれに完璧な筋肉がついてる、って感じなのだ。如何にも金メダルなんか取りそうな、運動神経抜群の選手なんである(私の勝手なインプレッションです)。私などはこういう石井理緒みたいな選手に親近感が湧いて、テレビで見ると「ついつい応援したくなる」のが悪い癖だ(「相棒」の杉下右京の真似)。最近は実力も付いてきて上位に食い込む試合も出てきているようだから、次回の日本女子オープンでも活躍すると嬉しい。

3、そのほかの気になる選手
◯ 野澤真央
見た目完全に「オラオラ系」の怖そうなタイプだが、豪快なスイングとサバサバした男っぽい性格に見えて実は、意外と真面目で女子っぽい面もあるのかな?と思わせて気になる一人だ。こういう性格は仲間の選手達の「女子ウケ」もいいんじゃ無いだろうか。果たして優勝したら「泣いちゃう」のかどうか、マスコミ的には「撮りたい画」には違いないがどうなんだろう。私としては、「優勝したら満面の笑顔で会見」っていうのを期待するんだけど。優勝の鍵はパターにあり(これは全員一緒か・・・)。

◯ 新垣比菜
プロテストに受かってすぐ次の年に優勝という素晴らしいスタートを切ったわけだが、その後低迷して、なかなか好成績を収められていないのが現実である。黄金世代の仲間がどんどん台頭してくるにつれ、徐々にテレビに露出する回数も減り、予選落ちも繰り返してシードも危うい状況だ。背が高くて足が長い今風の体型で「私服が似合いそう」なスタイルだが、性格がどうも引っ込み思案なタイプなようで、戦意むき出しのサバイバルな女子ゴルフにはちょっと向いていないようにも思える。まあ見た目はそうでも、本人はガチのアスリートだから「戦うことには遠慮はない」という場合もあって、闘志が表面に出ないだけかも知れない。筋力トレーニングなどもやっているのか、最近は逞しくなってる雰囲気もあるので出来れば「パワー系アスリート」とかを目指してくれると、試合的にも面白い存在である。「技術」の面ではそれほど目を見張るものは持ってないようなので、あとは筋肉をつけ、ガンガン飛ばしてゴルフを「格闘技レベル」に持っていくなんてのも、良いかもね。まあ、本人は嫌だろうけど・・・。

◯ 小祝さくら
ここんとこ絶不調である。まだ可能性があると言っても、前々回の公式戦で稲見萌寧に優勝を持って行かれ、自身は30位と下位に沈んだのが痛かった。賞金額で言えば稲見の3600万円に対して、小祝の114万円と3486万円の逆転を許してしまっている。その後、鳴かず飛ばずの試合が続いて、今回稲見が欠場しているミヤギテレビ杯ダンロップトーナメントも賞金額を詰める絶好の機会なのに、結果「62位タイ」で、賞金額も196.000円しか稼いでいない。大丈夫なんだろうか。聞くところによると、ショットがバラついて、なかなかゲームにならないらしい。今週の女子オープンは賞金女王を取るためには「優勝がマスト」の試合なので、稲見も休養十分・気合が入っていることを考えれば、彼女がトップ10に入ってくるのはまず間違いないだろう。小祝には「稲見より上」というのでは、賞金額の差を詰めるには全然不足である。悪くても2位、出来たら優勝する位の覚悟で試合に臨んでほしいというのが、彼女の賞金女王を待ち望んでいるファンの「正直な願い」だろう。こういう恐ろしいほどのプレッシャーを「根性で跳ね除け」てこそ、真の賞金女王と言えるのだと思う(外野がうるさくてすいません)。やはり、賞金女王への道は簡単では無いということか。それは逆に稲見にも言えることで、終盤は高額賞金の多い試合が続くから「ずっと気が抜けない」状態が続きそうだ。最終戦のツアー選手権までの獲得賞金額を「僅差」に付けていれば、どちらが勝つか「最高に盛り上がる」試合になると思うのだが気になるねぇ。もち私は小祝に是非とも勝ってもらいたいという「アンチ稲見」の一人である。どうも「勝って当然」ってぇのはよろしく無いですよ、ほんと。


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