世のマスコミはこぞってトランプ氏を暴言王と蔑んでいるが、こと国民皆保険制度オバマケアに関しては、彼が一番まともな意見のようだ。日本のような医療保険のしっかりしている国に住んでいると余り有り難みが感じられない人もいると思うが、アメリカで医者にかかると言うのは、民間の健康保険に入ってない人にとって目の玉が飛び出るほどの高額な請求を覚悟しなければいけないという事である。オバマ大統領がオバマケアで、一般の低所得者にも保険が適用される道を開いたのだ。
これたけで彼は歴史に残る大統領の仕事をしたことになる。もちろんイランを核開発疑惑から解放した事も大きな事績だが、こちらは中東の平和を実現できずにロシアの助けを借りた点がイマイチ弱いので△である。さて後釜を狙う各候補だが、そのオバマケアの趣旨を理解しているのは共和党ではトランプ氏だけのようである。ルビオ氏もクルーズ氏も、どうやらオバマケアを廃案する気らしいのだ。自分の身は自分で守れと言うのである。せっかくオバマ大統領が心血を注いで成立させたオバマケアだが、二人の目には無駄を撒き散らしてアメリカをダメにする悪法に映っているらしい。また逆戻りだ。
トランプ氏の暴言と言われる発言だが、意外とまともである。イスラム入国禁止はアメリカ人の言いたくても口にしづらい事を代弁してくれた、いわばスーッとする「よく言ってくれた!」レベルの話。メキシコの移民についても、言っている事は「皆んなが思っている漠然とした考え」を口に出しているだけである。「細かい法律はわからないが、大きく言えばこういう事だろ?」と、親父が酒飲みながらブチあげる解決策をストレートに叫びまくっている、それがトランプ氏である。実際の政治はそう簡単には行かないだろうが、トランプ氏は間違いは素直に謝って周りの優秀なブレーンに守られながら、大筋では自分の大衆的な感覚を貫くのでは無いだろうか。銀行家・投資家・大企業と言った上位1%に対決してくれるだけで、投票する価値のある大統領候補である。
いっぽう、クリントン氏は何故黒人票が集まるのか勉強してないのでわからないが、いかにも中道左派といった雰囲気だがいかにも金持ちの走狗のイメージから抜けきれない。今回のアメリカ大統領選挙は、久々に見る「素人候補」のセレブリティへの戦いである。私はトランプ氏に出来れば勝ってもらいたい。わかったような顔をしてトランプ氏を蔑み、大統領候補失格と酷評して平気な顔をしているエセ評論家の「私は政治のプロです」みたいなアホ顔を、コテンパンにぶっ潰してもらいたい。これは意外と、アメリカ人の大半が心に思っている疎外感を見事に表現してくれたトランプ氏へのオマージュかも知れない。
実際には、アメリカ大統領選挙という国民の一大事に声を上げた一人の候補者でしか無いかも知れないが、アメリカ人の、いや全世界の若者や見捨てられたものの心に火を灯した偉大な人として、記憶に残る候補者であろう。革命は破壊をへて実現する。これ、フランス革命の教訓です。
これたけで彼は歴史に残る大統領の仕事をしたことになる。もちろんイランを核開発疑惑から解放した事も大きな事績だが、こちらは中東の平和を実現できずにロシアの助けを借りた点がイマイチ弱いので△である。さて後釜を狙う各候補だが、そのオバマケアの趣旨を理解しているのは共和党ではトランプ氏だけのようである。ルビオ氏もクルーズ氏も、どうやらオバマケアを廃案する気らしいのだ。自分の身は自分で守れと言うのである。せっかくオバマ大統領が心血を注いで成立させたオバマケアだが、二人の目には無駄を撒き散らしてアメリカをダメにする悪法に映っているらしい。また逆戻りだ。
トランプ氏の暴言と言われる発言だが、意外とまともである。イスラム入国禁止はアメリカ人の言いたくても口にしづらい事を代弁してくれた、いわばスーッとする「よく言ってくれた!」レベルの話。メキシコの移民についても、言っている事は「皆んなが思っている漠然とした考え」を口に出しているだけである。「細かい法律はわからないが、大きく言えばこういう事だろ?」と、親父が酒飲みながらブチあげる解決策をストレートに叫びまくっている、それがトランプ氏である。実際の政治はそう簡単には行かないだろうが、トランプ氏は間違いは素直に謝って周りの優秀なブレーンに守られながら、大筋では自分の大衆的な感覚を貫くのでは無いだろうか。銀行家・投資家・大企業と言った上位1%に対決してくれるだけで、投票する価値のある大統領候補である。
いっぽう、クリントン氏は何故黒人票が集まるのか勉強してないのでわからないが、いかにも中道左派といった雰囲気だがいかにも金持ちの走狗のイメージから抜けきれない。今回のアメリカ大統領選挙は、久々に見る「素人候補」のセレブリティへの戦いである。私はトランプ氏に出来れば勝ってもらいたい。わかったような顔をしてトランプ氏を蔑み、大統領候補失格と酷評して平気な顔をしているエセ評論家の「私は政治のプロです」みたいなアホ顔を、コテンパンにぶっ潰してもらいたい。これは意外と、アメリカ人の大半が心に思っている疎外感を見事に表現してくれたトランプ氏へのオマージュかも知れない。
実際には、アメリカ大統領選挙という国民の一大事に声を上げた一人の候補者でしか無いかも知れないが、アメリカ人の、いや全世界の若者や見捨てられたものの心に火を灯した偉大な人として、記憶に残る候補者であろう。革命は破壊をへて実現する。これ、フランス革命の教訓です。
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