明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

安倍政権の本音は憲法改悪に有り

2016-03-07 20:00:29 | ニュース
私は安倍総理がアベノミクスの失敗を立て直す意欲を捨てて、本心である憲法改悪に舵を切ったと思う。もう経済を立て直す事は無理だと断念し、憲法を変えることで最後の花道を作ろうというつもりなんだと理解したのである。安倍総理らしい引き際である。だから今度の選挙で何が何でも過半数を取りたいのだろう。国会答弁をテレビで見ていると、随分安倍総理は迫力が無いなという感じだ。大体安倍首相の答えはまともに返事せず、はぐらかして誤魔化すのが常だが、その答えにも切れ味が無くなっている。

野党の質問に答える総理の姿にも、アベノミクス絶頂期の得意満面さは見る影も無い。というか、もう興味が無いという感じだ。お決まりの答えでお茶を濁し時間を稼ぐというのでなく、ノーガードで打たれまくっている。いままでの最大のセールスポイントである株高は下がり続け、実質給与と消費の落ち込みは明らかに有権者へのボディブローになっている。GDPも前年割れが止まらず、アベノミクスの失敗は誰の目にも隠しようがないのだ。

もうお手上げ状態なんじゃないか。日銀も黒田マジックがバレバレだし、来年消費税を10%に上げたりしたら、他に打つ手なしの経済崩壊が始まってしまう。唯一の最後の望みのTPPもトランプ氏とクリントン氏の両方が反対してるから、首相自体が八方塞がりの「どうすんの!、どうすんのよ!」状態になっていると思う。第三の矢なんて、どっかに吹っ飛んでしまった。で、トドのつまりはヤケのヤンパチで憲法改悪である。

安倍総理の悲願とも言える憲法改悪は、今回が最初で最後のチャンスである。都合のいい事に北朝鮮がきな臭くなって来た。やるなら今である。彼の心の中を私なりに想像すると、「もう、経済とかなんとかはどうでもいい。ただひとつ、冥土の土産に憲法だけは絶対に譲らないぞ」だと見たがどうだろう。案外当たってたりして、ははは。他人事じゃないね。

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