今日初めて見たが、放送されたのは韓国女子プロゴルフツアー開幕戦ロッテレンタカー女子オープン初日の映像である。試合は無観客で行われていて静かな印象だったが、これはコロナが収束するに従って観客も入り盛り上がってくるだろう。今回のコースは広々としていて、日本よりはアメリカのコースに近いと感じた。韓国のゴルフ場は日本のゴルフ場よりもコース幅がたっぷりとしていて、こういうコースならドライバーを振るのが楽しそうである。なお、韓国では距離がメートル表示で、これが一番ビックリした。いわゆるヨーロッパ・スタイルである。パー4で385mと表示されていると「何だ短いじゃないか」などと思ってしまうが、実はヤード表示に直すと「423ヤード」なんである!(うぇー!、超長〜い!)。こういう環境で育っているから飛距離自慢の子供もどんどん出てくるわけだ。
放送では表示されている文字が「あのヘンテコな」韓国文字(ハングル文字)なのでサッパリ分からなくて、何とか併記されているアルファベット表記で読んでいるが面倒くさいことこの上ない。これは視聴者が増えてくれば、今後は多少は改善されると思うが(ホントは人気が出なかったりして・・)。韓国では KLPGA で出している公式の雑誌が人気があるそうで、試合の見どころや選手紹介などが掲載されているという。日本でもゴルフダイジェストとかパーゴルフとか色々な週刊誌が出ているが、韓国は「より選手のファッションやメイクなどが特集されている」らしいから、お好きな人にはネットなどで購入されると良いだろう。KLPGA の看板である「広報モデル」は人気投票で10人が選ばれるそうだ。美人プロのキム・ハヌルも以前選ばれたそうで、日本でも紹介され話題になっていた。まあ日本に来る韓国選手はアン・ソンジュや申ジエといった実力者にイミニョンとかペ・ヒギョンとか、どちらかと言えばルックスよりスコアという感じの選手が多い。イ・ボミやキム・ハヌルは例外なのだ。勿論おデブちゃんもいるが総じてスタイルが良く皆んなアスリート体型で、日本選手のようにチビクロサンボとかお相撲さんなどの「てんでんばらばら」のカオス状態ではない。選手は全体に足が長いモデル体型で、見ているだけでもカッコいいのだ。キャディなどの男性陣も皆んな顔が小さく脚が長いのが目について、まるで PGA ツアーを見てるようで「言うなればもうアメリカ人か?」のような雰囲気を醸し出していたのが驚きである。ウェアは今回は寒かったのでズボンが多かったが、もし暖かければ「全員アン・シネ状態」と思ってほぼ間違いはないと思う(期待を込めて)。大体が「ピタピタ系・セクシー系」で、色は黒や白などのシックなものが多い、との情報が韓国ツアーで戦っていた日本人プレーヤーから寄せられた。日本のようにピンクのヒラヒラ系・ガールズ系は余り見かけないそうである。此の辺は民族によって好みが分かれるかも知れない。
試合は淡々と進んでいくが、出てきたアナウンサーが日本のツアー実況と違って「チョー可愛い」のが嬉しい!。話は変わるが韓国の女子選手はプロになる前に国の代表として、男女6人で構成されるナショナルチームに選ばれるのがエリートコースだという。チームに入ると設備や用具から専属コーチまで、超一流の練習環境が無料で用意されているそうだから、子供をプロゴルファーにしてガッポリ金を稼ごうと思っている親にしてみれば、「必死になって」ナショナルチーム入りを目指すわけである。とにかく韓国では、プロゴルファーになって大金を稼ぐのが「家族みんなの夢」なんだそうだ。それで選手は家族やコーチなど、周り中の人から「あーだこーだ」と口うるさく指導やら叱責やら叱咤激励される羽目になる。アメリカのメジャーチャンピオンになったほどの選手でも、家族のガチャガチャ言う「真剣なアドバイス」がウザくて大変だ、との裏情報が入ってきているらしい。まあ、韓国選手の強さの秘訣などと日本では取り沙汰されているが、一つには子供のうちからスイング作りで「英才教育」を徹底的に叩き込まれるシステムがある。要するに、その人の個性を尊重するというよりも、科学的で一番効率が良くて、一番正確なショットを打てるように「メンタルも含めて徹底して訓練する」のだそうだ。そして2つ目にはゲームにかける意気込みが違う、というのである。選手は当然勝ちたいという気持ちもあるのだが、何より自分が勝たなかったら「背負っている家族全員が共倒れ」になる、という切羽詰まった危機感が大きいのだという。やっぱり背水の陣は強いよね〜。
という訳で、いよいよ韓国 KLPGA ツアー放送開始である。スカイAさん、英断さすがです!。私は韓国ツアーのことはほとんど知らないのでこれから勉強だが、コ・ジンヨンとかキム・ヒョージュとかパク・ソンヒョンとかイ・ジョンウン6とか、アメリカツアーで活躍し世界トップに君臨する選手の名前は流石に知っている。パク・インビはその中でもレジェンド級である。ところが今回彼女達を輩出した母体である「韓国ツアー」が生放送されるというので、大いに期待したい。映像に映った選手の中では一人、すらりとしたパンツルックで細身の抜群のスタイルで目立っていた「ジャンだかジョンだかでジ・ウ?」という名前の選手が気になっている。次回の放送の時には「録画して」バッチリ名前を覚えようと思っているので期待していただきたい。
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