松山はドライバーがイマイチ当たっていないようだが、予選を通過して決勝ラウンドに望みをつないだ。本人の感触では可もなく不可もないまあまあの出来らしいから、とにかく何でも良いから「凄い爆発」を期待しよう。石川は久々の米メジャー参戦で緊張しまくりだったとか。2日目は結構やれていたと思うけど、惜しくも予選落ち。だが米ツアーのレベルには達していると思うので、ツアーで活躍できる日も近いのではないだろうか。まあ本題に入るとして、お目当ての選手はどうだったんのか?、ちゅう話をしよう。
一番の注目は、タイガー、マキロイ、トーマスの組である。タイガーがシャフトの長いパターを投入して「腰が楽ぅ!」だという話で、マスコミあたりでは持ち切りのようだが私の見る限り、体調は良さそうである。一方マキロイは相変わらず華麗なスイングで魅せてはいるが、イマイチ調子は出ていないと見た。それに比べると、トーマスはいつもの通り「世界ランク1位のオーラ」を感じさせず、存在感を消して黙々とやっている感じ。回っている二人がレジェンドと若きライジングスターなだけに、自分はまだまだですので・・・という遠慮があるのか、案外まじめ人間にも思えてきた。他にも注目選手が目白押しだし、練習風景なども特別に映していて、皆んな綺麗なスイングをしているな、というのが印象である。力を入れているのはデシャンボー位だ(笑い)。私はラームの右手を注目していたが、見慣れてくるとあれはあれで素直な軌道に思えてくる。というかPGAの選手でカット打ちなんか一人もいないから、見ていると「驚くほど身体が動かない」ことの方にびっくりしてしまう。やはり素人は身体を動かしすぎで失敗してる、というのがよく分かった。
ガルシア、ミケルソン、デシャンボー、スコット、ファウラーと、人気のある選手が続々とスタートしていくが、コース設定が厳しくてスコアが伸びない。解説の内藤雄士プロコーチと杉澤伸章プロキャディが懇切丁寧にコース攻略の難しさを語ってくれるので、ただぼんやり眺めているよりずっと緊張感が伝わって面白い。松山は、2日目ドライバーが持ち直してフェアウェイに飛ぶようになり、3アンダーでフィニッシュした。連覇がかかるブルックス・ケプカは流石の2位タイ、松山と同組のトミー・フリートウッドと復活のジェイソン・デイ、それにここに来て復調気味のジャスティン・ローズほか2名が2位タイで並んでいる。私の注目している新鋭キャメロン・チャンプが5アンダーの8位タイ。最近びっくりするシャフト・クロスで350ヤード飛ばす異次元ゴルフのマシュー・ウルフが、3アンダーで続く。コンパクト・スイングのお手本でもある私の大好きなクール・ガイ「トニー・フィナウ」も松山と同じ、何とか16位タイグループと優勝を狙える位置だ。
ジョーダン・スピースやババ・ワトソン、それにマキロイとタイガーウッズも予選は通過した。ちょっと不調が伝えられていたダスティン・ジョンソンも11位タイと健闘しているので、石川とリッキー・ファウラーが予選通過ならず消えてしまったのは寂しいが、人気ある選手の殆どは決勝に進んだので楽しみである。やっぱり話題の中心はケプカの連覇ということになるのだろうか。予選1位の中国人選手リー・ハオトンは、過去にプレジデンツ・カップでも登場していたので知らないわけではないのだが、流石に百戦錬磨の顔ぶれを相手に優勝争いを演じるほどの力は、ないと思う。
試合の興味はケプカの連覇を「誰が阻止するか」である。今の段階でどうこう言うのは勿論当てずっぽうになってしまうが、今回のようにメジャーではコース設定が滅茶苦茶難しくなっているので、ラフから打っても何とかしてしまう「ケプカのようなトラブルに強い」タイプか、デイのようにそこそこ飛んでしかもシュアーな選手が来るのか、あるいは先週勝って絶好調のトーマスか、今夜1時からの決勝ラウンドが待ちきれない。私はジョーダン・スピースとジェイソン・デイどちらかが、復活優勝して「歓喜の涙」を流す、なんていうドラマを期待してしまうが、どうなるか。個人的には名前も知らない新人がスルスルっと優勝なんて「面白くもない結末」にだけはなって欲しくない、というのが正直なところである。PGAツアーのメジャーには、多くの難関を努力して努力して苦難の上、見事に優勝するという「艱難辛苦を乗り越えた根性ドラマ」を期待しているのだ。その勝者には、心情を同化させるキャラクターが絶対必要なのである。それが、マスターズで2連続の池ポチャをやらかしたスピースであり、家族の問題や怪我で苦しみながらやっと戻ってきたデイなどなのだ。期せずして二人共「パターの名手」ということも共通点である。彼ら二人とケプカが三つ巴でプレーオフなんてことにでもなれば、最高の結末だと思うのだが、そうは問屋が卸さないよね、残念!
どちらにしても松山の勝ちは無いと言っておこう。まだまだそこまで力が無い、ということか。とにかくインタビューでの「不貞腐れキャラ」が超印象悪い。石川みたいにもっと華があれば良いのにねぇ。
おまけ:YouTube で「浦大輔」というドラコン・プロのレッスン番組を見つけて一日見まくった。番組の作り方が「いまいちゲスっぽい」のが気に入らないが、言ってることがは理路整然として「分かりやすく」納得がいった。一時は、「やっぱり『ちゃごるTV』最強!」とか思っていたが、ちゃごる理論をせっせと練習していたら「ドライバーが右へ右へと」スライスが止まらない病に陥ってしまったのである。これは多分私が「ちゃごる理論」を誤解していて、変なスイングになっているんだと思う。浦大輔の番組を見て、「一つの理論で誰にでも合う」というのは難しいと気がついた。人間はそれほど均一には出来てない。ある理論を習得するために気を付けなきゃならないことは、例えば「右手を背屈しなさい」と言っても、背屈角度は「十人十色」なのである。ある人は「ちょっとだけ」背屈し、あるひとは「可能な限り」背屈する。つまり背屈は、何かをやろうとして結果、「背屈する」が正しいのだ。だから、常に目的を意識して理論を習得しなくてはいけない。私の念願である「ハンドファーストで打つ」というのも同じで、本来は何かをするためにハンドファーストにする筈が、いつのまにか手段が消えて「目的」になってしまった。まず目的をハッキリさせよう。それは「全力で叩く」ことの筈である。そのためのハンドファーストでなければならない。では何故ハンドファーストにすると全力で叩けるのか?。・・・答えは、思い切って全力で叩くと「ハンドファーストに自然になる」が正しい。あれ?、また分からなくなってしまった!
とにかく明日練習に行って、ぶりぶり振り回すことにしよう。今日、浦大輔の番組を見ていて思ったのは、彼の「前腕が異常に太い」ことである。やっぱ飛ばす人は、何処かの筋肉が強いってことなんだなぁ・・・と、しみじみ嘆息した。確かにケプカなんかの腕も「恐ろしくぶっと買った」な。・・・なんか、練習するのも虚しくなってきたよね。残念!
一番の注目は、タイガー、マキロイ、トーマスの組である。タイガーがシャフトの長いパターを投入して「腰が楽ぅ!」だという話で、マスコミあたりでは持ち切りのようだが私の見る限り、体調は良さそうである。一方マキロイは相変わらず華麗なスイングで魅せてはいるが、イマイチ調子は出ていないと見た。それに比べると、トーマスはいつもの通り「世界ランク1位のオーラ」を感じさせず、存在感を消して黙々とやっている感じ。回っている二人がレジェンドと若きライジングスターなだけに、自分はまだまだですので・・・という遠慮があるのか、案外まじめ人間にも思えてきた。他にも注目選手が目白押しだし、練習風景なども特別に映していて、皆んな綺麗なスイングをしているな、というのが印象である。力を入れているのはデシャンボー位だ(笑い)。私はラームの右手を注目していたが、見慣れてくるとあれはあれで素直な軌道に思えてくる。というかPGAの選手でカット打ちなんか一人もいないから、見ていると「驚くほど身体が動かない」ことの方にびっくりしてしまう。やはり素人は身体を動かしすぎで失敗してる、というのがよく分かった。
ガルシア、ミケルソン、デシャンボー、スコット、ファウラーと、人気のある選手が続々とスタートしていくが、コース設定が厳しくてスコアが伸びない。解説の内藤雄士プロコーチと杉澤伸章プロキャディが懇切丁寧にコース攻略の難しさを語ってくれるので、ただぼんやり眺めているよりずっと緊張感が伝わって面白い。松山は、2日目ドライバーが持ち直してフェアウェイに飛ぶようになり、3アンダーでフィニッシュした。連覇がかかるブルックス・ケプカは流石の2位タイ、松山と同組のトミー・フリートウッドと復活のジェイソン・デイ、それにここに来て復調気味のジャスティン・ローズほか2名が2位タイで並んでいる。私の注目している新鋭キャメロン・チャンプが5アンダーの8位タイ。最近びっくりするシャフト・クロスで350ヤード飛ばす異次元ゴルフのマシュー・ウルフが、3アンダーで続く。コンパクト・スイングのお手本でもある私の大好きなクール・ガイ「トニー・フィナウ」も松山と同じ、何とか16位タイグループと優勝を狙える位置だ。
ジョーダン・スピースやババ・ワトソン、それにマキロイとタイガーウッズも予選は通過した。ちょっと不調が伝えられていたダスティン・ジョンソンも11位タイと健闘しているので、石川とリッキー・ファウラーが予選通過ならず消えてしまったのは寂しいが、人気ある選手の殆どは決勝に進んだので楽しみである。やっぱり話題の中心はケプカの連覇ということになるのだろうか。予選1位の中国人選手リー・ハオトンは、過去にプレジデンツ・カップでも登場していたので知らないわけではないのだが、流石に百戦錬磨の顔ぶれを相手に優勝争いを演じるほどの力は、ないと思う。
試合の興味はケプカの連覇を「誰が阻止するか」である。今の段階でどうこう言うのは勿論当てずっぽうになってしまうが、今回のようにメジャーではコース設定が滅茶苦茶難しくなっているので、ラフから打っても何とかしてしまう「ケプカのようなトラブルに強い」タイプか、デイのようにそこそこ飛んでしかもシュアーな選手が来るのか、あるいは先週勝って絶好調のトーマスか、今夜1時からの決勝ラウンドが待ちきれない。私はジョーダン・スピースとジェイソン・デイどちらかが、復活優勝して「歓喜の涙」を流す、なんていうドラマを期待してしまうが、どうなるか。個人的には名前も知らない新人がスルスルっと優勝なんて「面白くもない結末」にだけはなって欲しくない、というのが正直なところである。PGAツアーのメジャーには、多くの難関を努力して努力して苦難の上、見事に優勝するという「艱難辛苦を乗り越えた根性ドラマ」を期待しているのだ。その勝者には、心情を同化させるキャラクターが絶対必要なのである。それが、マスターズで2連続の池ポチャをやらかしたスピースであり、家族の問題や怪我で苦しみながらやっと戻ってきたデイなどなのだ。期せずして二人共「パターの名手」ということも共通点である。彼ら二人とケプカが三つ巴でプレーオフなんてことにでもなれば、最高の結末だと思うのだが、そうは問屋が卸さないよね、残念!
どちらにしても松山の勝ちは無いと言っておこう。まだまだそこまで力が無い、ということか。とにかくインタビューでの「不貞腐れキャラ」が超印象悪い。石川みたいにもっと華があれば良いのにねぇ。
おまけ:YouTube で「浦大輔」というドラコン・プロのレッスン番組を見つけて一日見まくった。番組の作り方が「いまいちゲスっぽい」のが気に入らないが、言ってることがは理路整然として「分かりやすく」納得がいった。一時は、「やっぱり『ちゃごるTV』最強!」とか思っていたが、ちゃごる理論をせっせと練習していたら「ドライバーが右へ右へと」スライスが止まらない病に陥ってしまったのである。これは多分私が「ちゃごる理論」を誤解していて、変なスイングになっているんだと思う。浦大輔の番組を見て、「一つの理論で誰にでも合う」というのは難しいと気がついた。人間はそれほど均一には出来てない。ある理論を習得するために気を付けなきゃならないことは、例えば「右手を背屈しなさい」と言っても、背屈角度は「十人十色」なのである。ある人は「ちょっとだけ」背屈し、あるひとは「可能な限り」背屈する。つまり背屈は、何かをやろうとして結果、「背屈する」が正しいのだ。だから、常に目的を意識して理論を習得しなくてはいけない。私の念願である「ハンドファーストで打つ」というのも同じで、本来は何かをするためにハンドファーストにする筈が、いつのまにか手段が消えて「目的」になってしまった。まず目的をハッキリさせよう。それは「全力で叩く」ことの筈である。そのためのハンドファーストでなければならない。では何故ハンドファーストにすると全力で叩けるのか?。・・・答えは、思い切って全力で叩くと「ハンドファーストに自然になる」が正しい。あれ?、また分からなくなってしまった!
とにかく明日練習に行って、ぶりぶり振り回すことにしよう。今日、浦大輔の番組を見ていて思ったのは、彼の「前腕が異常に太い」ことである。やっぱ飛ばす人は、何処かの筋肉が強いってことなんだなぁ・・・と、しみじみ嘆息した。確かにケプカなんかの腕も「恐ろしくぶっと買った」な。・・・なんか、練習するのも虚しくなってきたよね。残念!
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