明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフスイングで気をつける点、ベスト5

2016-08-30 22:07:45 | スポーツ・ゴルフ
この前友人と話していたら急に思いついて、自分のゴルフスイングを原点に返って見直してみることにした。ヒントは、腕を早く振ることが球を遠くに飛ばすわけではないという事だった。もちろん知識としては知っていた。だが本当の所はヘッドスピードを上げるためには、腕を早く振らなくてはいけないと思っている。そこを見直してみようというのだ。友人は肩とか腰が痛いので、仕方なく(彼は不満足だが)スイングを変えている。それが結果として良いスイングを生んでいるのだ。つまり、思っている通りのスイングが思っている通りの結果を生むとは限らない、それがゴルフである。そこで初めから全部、基本を見直してみようと思う。

(1)左腕をまっすぐ伸ばし手の甲をボールに向け、インパクト後に手のひらを上にする。

これの意味は、絶対に左手を手首側に折ってはいけないという事。手首側に折る代わりに左肘を腹に向けて手のひらを外側回転させ、手首の親指側が目標を向くように振る。すなわちインパクトで左手親指は飛球線後方から地面を向き、そしてずっと地面に向けたまま目標に向かうのである。この動きはボールの精度に関わる重要な動きだし、ヘッドスピードを上げる上でも重要な基本中の基本である。どうしても手首を甲側に折ってしまう人がいるが、それをやっている間はゴルフは上達しない。

(2)右手は正拳突きの要領で内側にねじり込みながら伸ばし、右手のひらを地面に向かって押し付ける

これの意味は、(1)と対になる動きでゴルフの最重要な動きである。ゴルフはボールを叩いて遠くは飛ばす競技である。だからボールの目標方向に向かってクラブヘッドを当てなければならない。ここが問題の所である。長い棒状のものの先端をボールに当てる場合に手元を動かさずに回転させて打つわけだが、勢いをつけて正しい位置に手首を置き、クラブヘッドの重さを利用してシャフトのしなり戻しを最大限活用しながら打つのが良いと思う。ヘッドを飛球線方向に加速させるには、手元はヘッド以上の速度で回転しなければならない。そしてインパクトの瞬間は手首は完全に「止まって」ヘッドが手首を追い越していく必要がある。つまり、手のひらを上にして親指の付け根の膨らみを伸ばす感じで人差し指でシャフトを押しつつ、インパクトで真っ直ぐ右手を伸ばす。インパクト以降はクラブヘッドの惰性に任せて、自分からはクラブを操作しないこと。もちろんボールは飛んで行っているので何をしても球筋に影響はないのだが、ボールに当たるまでの体の動きがそのまま出るのでフィニッシュまで両腕が伸びているのは当然である。

(3)右足から左足へと体重を移動しつつ沈み込み、ジャンプしながら上体を下に向かって押し付ける

この意味は、とにかく動くことである。野球でキャッチボールする時に前足を上げ踏み出してそれから腕肩を振りボールを投げる。それから体を起こして後ろ足を前に出す一連の動作、これは投球するための一かたまりの動作である。このようなワンパックの動きは、どのような球を投げる時でも必ず行うもので、必須である。我々は子供の時からやっているので何の疑問もなく当然の如くやっているが、同じ年代の女子がボールを投げる時のヘンテコリンな動作を見れば、男の子が必死で習得する難しいものだとわかる。淀みなくスムーズに投球できるまで、何回も繰り返してシャドウスイングをするべきである。少なくとも、球を投げる瞬間つまりインパクトの瞬間に最大の力が無理なく加えられる態勢を作ることが最も大事である。動きながら「正確にインパクトをコントロール出来る」下半身が必須だ。左足を踏み込んだ時に右腕は「最も球から遠くにある」必要がある。これはキャッチボールの時と同じ感覚であるし、ゴルフでも同じだと思う。

(4)目線は球の位置のまま、インパクトの後に頭を下げるくらいに位置を保つ

これの意味は、ヘッドを正確にボールに当てるということ。キャッチボールでは腕からボールが離れるリリースポイントが正確性の基本であるが、ゴルフでもボールをヒットする場所が大事である。野球では「前でボールを離す」ことが良いとされる。ゴルフでも「頭を残して打つ」ことが大切である。体は回転しているので、真正面で手と腕と頭を一直線にすると、ボールは左に飛んでいく。そこで手と腕は頭より前に置き、ボールと頭は後ろに置くことによって、腕の押し込みと回転によりボールは真っ直ぐ飛んで行く。つまり、正拳突きは「真下ではなくやや左斜めに」押し込むことになる。この一連の動きを下半身が支えることによって、ヘッドが走るのである。

(5)右手が左肩の位置に来るまで頭は残す

これはオマケだが、頭を残すというより「結果として右手が伸びて頭が残る」のである。プロの連続写真などを見るとフォームが細かく一枚一枚かっこよく写っているが、意図的にそうしている場合と結果的にそうなっている場合と、どちらがどうなのかは写真ではわからない。ただし手首の形は勉強になるので、スローで動画を見る場合には「特にインパクト前後」の手首の動きをよく見てみたい。これは全員に共通していることだが、インパクトで「手首を飛球線側に折っている選手」は皆無である。ここがプロとアマチュアの違いである。

とまあ言いたい事を全部言ったので、明日は練習場に行って理論を試してみることにする。もしかしたら理論が訂正されるかも。御託を並べずにとにかく打ってみる事だ。結果は後日に

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