明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフスイングの基本を学ぶ(3)練習の成果が出て来たよん

2023-02-01 22:30:00 | 今日の話題

昨日はゴルフパートナーで2時間みっちり練習した。最後には何とかハンドファーストの形が出来てきたので、一応は満足である。その評価のポイントは、グリップが「左股関節の位置」まで来ていてインパクト出来ていることだ。これこそ私が長い間やろうやろうとしていたことである。それがようやく形の上だけでも実現出来ていたので、これでやっと一歩前進、私にしてみれば奇跡のような気持ちである。

では、私のスイングは何がどう変わったのか?

それは一つには、先生の言われる通り下半身の回転を「ちょっとやり過ぎでは?」という位にやった事である。最初のうちは何だか「のけ反っている」みたいで変な感じがしていたが、やり続けるうちに「様に」なってきた。ここで一つ、スイングのヒント。

1、腰を落とす
下半身の回転を積極的に行う為には、腰を低くしてお尻を突き出し、「股関節にしっかり乗る」ことで前傾が深くなっても安定する効果が得られる。実際腰を落として下半身を回転させると、上体がそっくり返らないで上手く行くように思う。イメージ的には、腰を回しても上体はボールに向いている、だろうか。これで心置きなく右後方を振り返る位に胸を開いてもしっかりボールに力が加えられる。

つまりスイングしている一連の流れの中で、顔=軸は下を向いているが、体=腰は目標を向き、体=胸は45度前方を向いている状態である。当然腕は胸の方向に伸びている状態だ。ここでもう一つのスイングのヒント。

2、インパクトを作らない
スイングで一番意識するのはインパクトである。誰もがボールを飛ばすために最大の衝撃を与えようとして、力一杯振る。しかし私は腕を振るよりも「手首でクラブを振って」スピードを出していたように思う。つまり、腕はインパクトで「止めていた」のだ。最近これは、逆にスピードが減ってしまうのではないか?、という気がしてきた。

実は腕を高速で振り続けているほうが飛ぶのである(と思う)。野球で球を投げる時の手首の動きを思い出せば理解しやすいが、球を最高速で投げるためには最高速で腕を振り、「最後にちょっと」手首を使うのが理想的である(これは私の考え)。最初から手首を使って投げるやり方は、球を速く投げることは不向きだと分かる。

そこでインパクトでクラブをリリースするやり方をせず、むしろ「インパクトを作らず」にクラブヘッドにボールを載せる感じで、思いっ切り高速のまま「振り切る」方が飛ぶのでは、と考えた(まだ、実際には試してない)。私は長い間インパクトを意識してスイングしてきた人間なので、この「インパクトを作らないスイング」というのはイメージを作るのが難しかった。しかし練習でひたすら続けていると段々と感覚が出てきて、大分出来るようにはなって来たと思う。

先生はインパクトの時に「右手首を角度を保持したまま」グッと押し込むのがポイントと教えてくれた。納得である。元々私は、右手の押し込みは意識にあったが、インパクトを「手首を返すもの」と誤解していたので、その返し方に迷っていたのだ。しかし、インパクトでは手首を返さずに、そのまま振り切るのが正解と分かったので、これからは迷いなく押し込むことが出来る。

ポイントは押し込む方向で、感覚的には大分「左の上の方」で、目標方向にグッと押し出す感じである。

以上、今回の練習で得たポイントをご紹介した。後、アーリーリリースの問題だが、これはインパクトを作らなければ「自然と治る」と考えている。しかし、これはこれで改善できればそれに越したことはない。それで一つ、スイングのヒント。

3、肩をギリギリまで残す
マキロイなど外国のパワーヒッターの分解写真を見ると、ダウンスイングで右肩が下がらないようにしているのかどうかは分からないが、「右肩を縮めて」伸ばさないようにしているように見える。まあ、マキロイの本意は伺い知れないが、私は「アーリーリリース防止」には非常に良いやり方ではないかと思って、真似する事にした。

つまりダウンスイングの時に右肩を出来るだけ「水平に」保ち、同時に「 左肩が右足の位置のまま」動かないように我慢するのである。これは中々出来る事ではないが、やってみるだけの効果は抜群なので、是非練習して会得したいスイングである。

何より、アーリーリリースというのは「右手を伸ばすこと」で起きる自然現象だ。右手を伸ばすというのは、腕をボールに向かって内側に回転させるて「打ちに行くため」の一連の動作である。それは左肩が開いて右肩が下がることで加速する。要するに内に行かなければアーリーリリースも起きない理屈である。だからその原因を無くせば、自然と腕を「キャスティング」する動作もしなくなる、というのが私の算段である。はたしてそう上手くいくかどうか?。まだ試してないので分からないが、是非やってみようと思っている。

以上、ゴルフパートナーでの練習の成果でした。特に、インパクトでやや左に振り抜いた時のコントロールされた打感は「これだ!」という感覚・実感があった事を報告したい。それはまさに「ハンドファースト」の理想のインパクトだ、と言える気がした。まだ一回しか経験してないが、実に気持ち良い一打である。この感覚をもっともっと味わうにはどうするかといえば、ただひたすら練習すること、それだけである。

まあ、「練習は嘘つかない」と大見得切って言えれば良いのだが、中々そうは行かないのが世の中である。スイング弱者はひたすら練習あるのみ!



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