手のひらサイズの陶器。スチームパンクメンダコ。
鎮座する顔・姿、とてもかわいく♪ 楊枝入れにも使えて実用的。
ゴーグルの部分だけガラス面のようなツヤ感があるんですョ、ニクイじゃありません?
どっしり感も黒光りもいい具合のクジラの器には、ビーズの小袋などを入れて活用中。
イカちゃん(箸置きにもなる)は色と模様に迷い、一つに決められず、2匹とも手に入れて満足。
これらの作者は、自称:なんちゃって陶芸家、深海クラス「有麒堂(ゆうきどう)」さん。
写真とは色違い・風合い違いのメンダコ陶器が、この夏、千葉県立中央博物館の企画展「驚異の深海生物-新たなる深世界へ-」(2016.09.19終了)にて販売されていました。
他の作家仲間の作品もたっくさん物販コーナーに並んでいたのでそれも楽しみに、もちろん展示も楽しみに、終了の前日に駆け込みました。
いやぁ、充実の標本、新種の発表、フランクな解説、分かりやすいミュージアムトーク。深海の世界を堪能できて、予想以上に大興奮。口をかぱぁと開けたラブカをかわいいと思えるようになったのは、有麒堂さんの陶器がきっかけだったなぁなどと思い出したものでした。
出展や仕事のない久しぶりの日曜日でどう過ごそうか前日まで迷い、他のイベントの前売りをポチる寸前までいったのですが、深海展に行かなきゃ絶対後悔するような気持ちになり、千葉行きを選んだのでした。
その夜に受けた突然の訃報。
その日、有麒堂さんが永眠されました。
有麒堂さんは、海系イベント「海の・・・展」のメンバーでもあります(愛称:うみてん、主宰は私です)。
2014年のうみてん2ではお客さんとしていらっしゃり、ほぼ全てのブースでお買物されたんじゃないかというほど、すこぶる楽しまれていました。
漁工房(いさりこうぼう)さんのブースでは深海魚オニキンメのペンダントトップをご購入。実はその作品、漁工房さんご自身曰く、うまくできたしやけに気に入っていて自分用にしようかなと思っていたものだったとか。
私のブースではシーグラスのピアスをご購入。透き通る濃い水色で、丸みを帯びた縦長、小振りながらもべっぴんさんな一組。実はこの作品、その頃最もきれいな色と形で、雑誌Yokohama Walkerに載った自慢のもの。
なんて目の肥えたお方なのでしょう・・・!
翌2015年のうみてん3に出て欲しくて声をかけてみたところ、「私でいいの!?ぜひ!」とご謙遜されながらもいいお返事をいただけたのです。
後日こっそり「過去最高の売上でした!感謝!」と打ち明けてくれて主宰冥利に尽きましたょ。
引き続き2016年のうみてん4も参加のお返事。
ただこの頃から体調を崩されていたらしく、新作を用意してくださるも当日は欠席。でも早々に代理の売り子さんを雇うなど、制作以外の連絡も返信も早く、なにかと協力的で、イベント準備段階から終了までとてもありがたかったのです。
紹介の際に勝手につけた『メンダコ溺愛陶芸家』という肩書きにもウケてくれる、優しく、話のワカル姐さん。
西洋の天使のような、羽根が生えて天に昇る姿も本当に似合うほどのキュートな風貌ですが、
メンダコの耳状のヒレが生えて深海を跳ぶように泳ぐ姿の方が100倍似合うし、本人も満面の笑みをされてそう。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2015年4月 うみてん3(海の・・・展3)
右側オレンジの布が敷かれているのが有麒堂さんブース
うみてん3の皆と
鎮座する顔・姿、とてもかわいく♪ 楊枝入れにも使えて実用的。
ゴーグルの部分だけガラス面のようなツヤ感があるんですョ、ニクイじゃありません?
どっしり感も黒光りもいい具合のクジラの器には、ビーズの小袋などを入れて活用中。
イカちゃん(箸置きにもなる)は色と模様に迷い、一つに決められず、2匹とも手に入れて満足。
これらの作者は、自称:なんちゃって陶芸家、深海クラス「有麒堂(ゆうきどう)」さん。
写真とは色違い・風合い違いのメンダコ陶器が、この夏、千葉県立中央博物館の企画展「驚異の深海生物-新たなる深世界へ-」(2016.09.19終了)にて販売されていました。
他の作家仲間の作品もたっくさん物販コーナーに並んでいたのでそれも楽しみに、もちろん展示も楽しみに、終了の前日に駆け込みました。
いやぁ、充実の標本、新種の発表、フランクな解説、分かりやすいミュージアムトーク。深海の世界を堪能できて、予想以上に大興奮。口をかぱぁと開けたラブカをかわいいと思えるようになったのは、有麒堂さんの陶器がきっかけだったなぁなどと思い出したものでした。
出展や仕事のない久しぶりの日曜日でどう過ごそうか前日まで迷い、他のイベントの前売りをポチる寸前までいったのですが、深海展に行かなきゃ絶対後悔するような気持ちになり、千葉行きを選んだのでした。
その夜に受けた突然の訃報。
その日、有麒堂さんが永眠されました。
有麒堂さんは、海系イベント「海の・・・展」のメンバーでもあります(愛称:うみてん、主宰は私です)。
2014年のうみてん2ではお客さんとしていらっしゃり、ほぼ全てのブースでお買物されたんじゃないかというほど、すこぶる楽しまれていました。
漁工房(いさりこうぼう)さんのブースでは深海魚オニキンメのペンダントトップをご購入。実はその作品、漁工房さんご自身曰く、うまくできたしやけに気に入っていて自分用にしようかなと思っていたものだったとか。
私のブースではシーグラスのピアスをご購入。透き通る濃い水色で、丸みを帯びた縦長、小振りながらもべっぴんさんな一組。実はこの作品、その頃最もきれいな色と形で、雑誌Yokohama Walkerに載った自慢のもの。
なんて目の肥えたお方なのでしょう・・・!
翌2015年のうみてん3に出て欲しくて声をかけてみたところ、「私でいいの!?ぜひ!」とご謙遜されながらもいいお返事をいただけたのです。
後日こっそり「過去最高の売上でした!感謝!」と打ち明けてくれて主宰冥利に尽きましたょ。
引き続き2016年のうみてん4も参加のお返事。
ただこの頃から体調を崩されていたらしく、新作を用意してくださるも当日は欠席。でも早々に代理の売り子さんを雇うなど、制作以外の連絡も返信も早く、なにかと協力的で、イベント準備段階から終了までとてもありがたかったのです。
紹介の際に勝手につけた『メンダコ溺愛陶芸家』という肩書きにもウケてくれる、優しく、話のワカル姐さん。
西洋の天使のような、羽根が生えて天に昇る姿も本当に似合うほどのキュートな風貌ですが、
メンダコの耳状のヒレが生えて深海を跳ぶように泳ぐ姿の方が100倍似合うし、本人も満面の笑みをされてそう。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2015年4月 うみてん3(海の・・・展3)
右側オレンジの布が敷かれているのが有麒堂さんブース
うみてん3の皆と