おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
ブログを始める動機として看護師の求人のためだったのですが、求人の説明が大分後回しになってしまいました・・・。
さて、わざケアでは
「わざケアで働いたら、ほかの訪問看護ステーションへの転職は考えられない!」と思ってもらえるよう日々業務改革しています。
わざケアの看護の目標は『看取りの事業所』なのですが、背伸びはしません。
(背伸びした結果が、開設4年目までの苦労です・・・)
看護職員が十分揃ったところで、「看取りできます!」と大きく手を上げたいと思っています。
その看取りの事業所になるために、まず看護職員の業務改善・負担軽減に取り組んでいます。
いくら熱い想いを持って訪問看護業界に飛び込んできてくれても、長く業務負荷が続けば離職へつながります。
自戒も込めて、看護師の高い職業倫理感に甘えることなく、法令を順守しながら運営を行うこととしています。
基本方針をいくつか
1、持ち出しゼロ
わざケアで使った時間や物はすべてわざケアで出します。これ、極めて当たり前かもしれませんが、できていない事業所は多いと思います。
全部四駆ではないですが、もちろん社用車100%です。
2、感情労働をさせない
私は利用者と事業所は対等との立場です。
あまりにも要求が過ぎるときには撤退させていただきます。
誰でもどこでも「困ったら介護保険のサービスで」と言いすぎてはいませんか?
まず自立支援!ということを言わないと、できないことはやってもらうという雰囲気に今まで以上になってしまいますよね。
3、人間関係
せっかく仕事をするんであれば、だれでも人間関係で悩みながら仕事はしたくありませんよね。
面接前に必ず1日か半日同行訪問していただき、わざケアの空気感を感じていただき、そのうえで、空気が合う方が来ていただければと考えています。
事業所の雰囲気は例えるなら文系の文化部ですかね。
4.災害時の対応
まず、自分の命を守る。
家族の無事が確認でき、そのうえで、業務復帰ができる職員から来てもらうこととしています。
家族がどうなっているのかわからないのに仕事なんてできないですから。
(災害時・非常時の対応はまた先日少し書きましたが、後日詳しく書こうと思っています。)
5.今いる職員を大切にする
お子さんがいたり、ご高齢の親御さんがいたり、各ご家庭の事情は様々です。
入職を考えている看護師さんもいろいろな事情があると思いますが、
わざケアとしては看護師さんに来て欲しい!と思っていても、新入職員の都合を優先させることはありません。
原則現職員の負担が分散されないようであればお断りしています。
ですので、常勤でオンコールありが絶対条件なんです・・・。
6.オンコール
オンコール対応が看護職員の負担になっていることに間違いありません。
利用者を選別していることはしてはいませんが、医療依存度はそこまで高くはりません。
もちろん今いる利用者さんがその時を迎える場合、全力でサポートしていきます。
などなど、まだまだあるのですが業務改革・改善していったなかでの方針の一部のご紹介でした。