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8月3日の分科会の資料を見て。怒り!!

2020-08-13 10:56:29 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

8月3日、令和3年度介護報酬改定に関する関係団体ヒアリングについてということで分科会が開催されました。
訪問看護の代表なんでしょう。まず全国訪問看護事業協会の資料を見てみました。
そしたら『看護体制強化加算について、看護職の人員基準を設け、看護職が全体の60%以上とする要件の追加』って提案してまして、愕然としました。
こんな提案するような事業協会なんて入会していられない。退会手続きします。

まず、看護体制強化加算の算定率が全国でも1桁にとどまるとの報告があるくらい、算定する要件が厳しいのに、人員基準を設けろってどういうこと⁉
ありえない!!
要件を厳しくするのではなく、実情に合った要件に!!と提案すべきでしょう。

介護保険って制度開始から本体部分はどんどん下がっていって、その分よくもまあ考えたなあっていう加算がどんどん増えています。
「頑張っている事業所には加算をどんどんつける。」って方針なのでしょうが、算定要件が厳しいのもたくさんあって、算定されていない加算もいっぱいあるという背景があるのを分かっているのでしょうか?

まず、訪問リハビリステーション自体、訪問看護ステーションからのリハビリが担っているという現状を認めてもらわないと。
だから『看護師の代わりにPTOTSTがリハビリしに行く』という訳の分からない制度の立て付けを直してもらわないと。
そのせいで、全国リハビリテーション医療関連団体協議会、リハビリ3団体も訪問看護からのリハビリについてはダンマリ。何を提案してるのか。

全国訪問看護事業協会だって訪問看護の収益は不安定だから、リハがいると安定するのが分かっているでしょうに。
収益安定のためにはリハが必要だってそう教えているでしょうが。
都合のいいところだけリハを使うな!win-winで考えろ!って言いたい。

うちは看護7名リハビリ10名と看護の割合が4割ですが、看護師の経験は足りないところは多いですけど、難病だってがん末だって精神だって小児だってなんだって対応できるように頑張っていますよ。
ただ行ってケアだけ、リハビリだけしてくるんじゃないって言っているんです。
困りごとを解決してくるのが私たちの役割だって。

うちの事業所は体制加算をもらってもいいと思っています。
ただ、制度に阻まれ算定できません。
制度を作る側も提案する側もわけわかめです。
コメント
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