仙台市太白区の株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
日本の世帯構造の変化として特徴的なのが「世帯規模の縮小」といわれています。
時々、「○○さんち大家族」みたいなテレビが放送されるくらい日本において大家族が珍しくなってしまいました。その代わり単独世帯、2人世帯、3人世帯は一貫して増加を続けています。
特に近年は単独世帯、 2人世帯が著しく増加しています。
これは核家族化に加え、高齢者夫婦又は高齢者独居の世帯が増えてきているからだそうです。
ひと昔前は3世代同居が当たり前で、一緒にじいちゃんばあちゃんと暮らしていたわけですが、それは自然に自分の祖父母の生活から高齢者の生活はこういう感じ、というものを肌で感じ取れてたんだと思います。
そう考えると、自分の祖父母と一緒に暮らしたことがある人のほうが、核家族で育った人よりは高齢者ケアのイメージがつきやすいのではないかとそうと思います。
ですので、世代間の生活のギャップを肌で感じるために、いろいろな世代で「今の生活」について話し合うような、そんな場(ゆるーくで良いんです)があると地域にとってもいいのかなって思っています。