今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

体で知る

2012-06-30 12:13:36 | イベント

断捨離合宿のテーマは、
「心と体の自由度を上げる」。

心と体は密接につながっているから、
心がほぐれれば、体もよりしなやかに、
体が柔軟になれば、心もより解放される。

心と体が影響しあいながら、
スパイラルのように自由度を増していくのだろう。

では、まず体のほうから。

ひでこさんお得意のヨガを用いて、
深い呼吸を体感する。

忙しい現代人の呼吸は浅い。

吸って、吐いて、吸って、吐いてを、せわしなく繰り返す。

しかも無意識に。

自分の呼吸にしっかり意識を向け、
お腹の底から吸って、吐いて。

おっと、断捨離の場合は、吐く方が先だ。

住まいの場合も、1 in 1 out ではなく、
1out 1 inが基本だから。

呼吸だって、空気を全~~部吐ききれば、
自動的に吸うようにできている。


次に、イメージや言葉の力で、体感が変わる実験。

「私は鉛」と思っている時と、
「私はタンポポの綿毛」と思っている時では、
体の重さが変わる。

実際の体重に変化はないが、
確かに、重さは違って感じるから不思議だ。

しかも感じるのは、思っている本人ではなく、
持ち上げようとしている相手!


「軽いかな、重いかな?」


綿毛は軽いから、簡単に持ち上がる。

「あら、軽いわね」


思っていることだけでなく、
口する言葉でも同じことが起こる。

「しんどい」・「疲れた」と言った時と、
「楽しい」・「嬉しい」と言った時では、明らかに違うのだ。

イメージや言葉で、
体の軸にブレが生じることも体感。

すっごいな~~~。

…ということは、イメージや言葉使いを改めることで、
体の軽やかさにも、違いが出るってことだ。

とりあえず、
座る時に「あ~、疲れた」って言うの、やめようっと。


そして腹式呼吸。

わざわざお腹からの呼吸を意識しなくても、
自動的に腹式呼吸ができる方法がある。

それは笑うこと。

微笑んだり、ニヤリとしたりではなく、
お腹の底から、わっはっはと笑う。

そうすると、誰でも腹式呼吸になる。

4人1組で、実際にお腹の動きを感じてみた。


この状態では、呼吸は浅い。


腹式呼吸全開の状態。


それ、もう一丁!


男性には少しハードルが高いよう。


大笑いしている時は、
お腹の上の頭がボコンボコン上下する。

それが可笑しくて、なお笑う。

会場は笑いの渦に包まれた。

笑う門には福来たる…って言うけれど、
こんな大笑いの場所に、災厄はとても近づけないと思った。


大笑いすると、お腹が痛くなる。

腹筋がよじれるほど笑うってこと、
日常生活ではあまりないけれど、
これって本当は大切なことかもしれない。

こういう笑い、「痛快」って言うんだって。

毎日、痛快だったら、人生ごきげんだね。

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◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
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断捨離合宿

2012-06-26 09:43:49 | イベント

断捨離合宿の初日、
雨のそぼ降る東京・品川に、
全国から集まった参加者は21名。

関東のみならず、関西や東北や北陸、
さらには沖縄から飛んでこられた方もいる。

中には断捨離セミナーに参加したことのない方も。

勇気があるなぁ…と思う。

だって、一度でもセミナーに参加すれば、
やましたさんやセミナーのすごさは分かっているけれど、
全く何も知らない状態で、
なにやら怪しげな断捨離合宿に単身飛び込んでくるなんて。

だけど、事前の状態や移動距離はきっと関係ないんだろう。

みんながそれぞれ、
自分の直感を信じ、
日々のあれこれに都合をつけて、今、ここにいる。

自分の求める「なにか」があると信じて。


品川から貸切バスで千葉の長柄町へ。

千葉…というと海のイメージがあったが、
どんどんどんどん深い森の中へ入っていく。

そして生命の森リゾートに着いた。

広い敷地に点在する建物は、すべからく森の中。

振り向いたら、トトロがいるかも…。

マイナスイオンが四方八方から降り注いでくるし、
めっちゃリゾートじゃん…と、わくわくしてくる。

  

ここで2泊3日、ガンガン断捨離について学ぶのか…と思いきや、
やましたさんは、ニコニコしながら宣言した。

「合宿のテーマは、行き当たりバッチリです」

きっちり決まったスケジュールはなく、
時間とスペースの制限を外し、
体と心の自由度を上げていく…とのこと。

セミナーの時のようなテキストもない。

ちょっと狐につままれたような面持ちの参加者一同。

だって、現代の日本で、重要視されるのは、効率とスピード。

もっともっと、早く早くと追い立てられる毎日だ。

そんな思考回路にとって、
セミナーの第一目的は、学ぶこと、
限られた時間で、できるだけ多くの知識を得ること、なのでは?


一体、何が始まるのだろう…?

否が応にも期待が高まる。


宿泊するのは、森の中のコテージ。

しかも1人に1棟だという。

ええっ?

そんなに広いスペースを、占有するわけ?

キャ~~嬉しい!…というよりは、
広すぎて怖い、寂しい…という反応の方が多かった。

でもすっきり片づいた広いスペースに身を置けるのも、
こんな非日常だからこそ。

怖~~い…と少女のように、おののいていた面々も、
あえてこの広さを体感してみることにした。


スタッフが泊まったのはホテル棟。


ここもめちゃくちゃ広くて、
足を踏み入れた瞬間、戸惑った。

一体、どこに居ればいいの?

いや、どこにでも好きな所に居ればいいのだが、
慣れていないから、身の置き所がない。

…っていうか、こんな広いスペースを占有する許可、
自分に出せないってことかも。

わ~~、この際、許可を出そう!

これぞ、自分へのおもてなしだ。

せっかくこんな素敵な部屋に泊まれるのだから、
この環境を目いっぱい楽しんでみよう!

こんなカルチャーショックから、
スタートした断捨離合宿だった。




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熊本レポート その4

2012-06-21 12:47:13 | イベント

本道シェフの『愛あるご飯』は見た目も美しい。



黄色と赤のパプリカには、豆と穀類を和えたモノが詰まっている。

中央の白い山は大豆のディップで、
そこに突き刺さっているのは、揚げたダシ昆布。

割った昆布にディップをつけて食す。

名付けて、ザ・パリパリ昆布。

ディップと昆布は、なんと巨大な鏡の上に盛り付けられている。

すぐにも食べたいけれど、まずは写真撮影。

考えることは、みな一緒だった



本道シェフの言葉で心に残ったのは、
野菜には障壁(国境)がないということ。

肉類は宗教上の理由で食べられない人もいるけれど、
野菜を食べられない人はいない。

誰でも食べることができ、
食べると健康でハッピーになる。

なるほど~~、だから『愛あるご飯』?

野菜メインのお食事なのに、
不思議な満腹感に満たされる。

お腹も心も満たされるって、こういう感じなのか。

そして充実のデザートは、全部で5種類。

全て植物性の材料から作ったそうな。



これは氷の器に盛られたあんみつ。

後方の茶色いのは、チョコレートケーキではなく、
あんみつに添えるアンコ。

でもただの餡ではなく、
ラム酒とレーズンが練りこんである、
けっこう大人でオシャレな味。

スイーツ担当は、湯島食堂のパティシエ、深澤大輝君。

ニューヨークやモナコで修行を積んで、
現在は本道シェフの片腕として活躍中。

28歳、独身。

ハグする時は、事務所の許可が必要。



kokoさんのライブも圧巻だった。

肺がんを患っていたとは思えない、
豊かな声量とのびのある力強い歌声。

彼女の歌は、明るくてパワフルなのに、
包み込むような優しさがある。

これはきっと、耳じゃなくて、心で聴く歌だ。






楽しい時間は、あっという間に過ぎる。

最後に、テトテトテ社長、熊本断捨会のマダムがご挨拶。



参加者全員に手を繋いでもらい、
このごきげんで幸せな気持ちを、
皆さんそれぞれがお家に持ち帰り、
そこで家族や友人に分けてあげてください…と締めくくる。

会場に集った約120名、
多分、その全員が、
とても暖かく、優しい気持ちに満たされていたと思う。

人に優しい空間、食、医療は、
かくも大きな幸福感をもたらすものなか。


熊本の旅で、私が得たものは、
言葉で表現するのがとても難しい。

心の内に刻んで、しっかり消化して、
できれば周囲の皆さまにシェアしていきたいと思う。


熊本レポートに、長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。




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熊本レポート その3

2012-06-16 20:12:19 | イベント

幸せ気分で眠りにつくと、
翌朝の目覚めの清々しいこと!

降り注ぐ陽光、
小鳥のさえずり、
風に揺れる梢、
なにもかもが心地よい。

今日の会場も、熊本市の繁華街にあるビル。

だが、ただのビルではない。

板張りで、めちゃお洒落な入り口に、
階数表示が漢数字のエレベーターと、
やたらと雰囲気がある。

そして5階の扉が開いた時、
初夏の風が吹き込んできた。

何故かって?

それはね、そこが屋上だったから。

半分は建物で、半分はオープンスペース、
しかもビルの上だというのに、
ビオトープがある。

水生植物が生い茂り、
でっかいメダカが気持ちよさそうに泳いでいる。

ホタルの餌になるカワニナまでいるそうな。

すっご~~い、何、この場所!





この摩訶不思議な会場は、
セカンドサイトという飲食コンプレックス(複合施設)。

すごいな~~。

まさか屋上で睡蓮を鑑賞できようとは。




お客様がウェルカムドリンクを受け取ってお席につくと、
司会の女性が、開会を宣言。

断捨離ごきげんドラゴンと上昇ランチで運気アップ
いよいよ始まりま~す。」

ショートボブの彼女は、ローカルテレビのアナウンサー、
地元では有名人なのだそうだ。

続いて、主催のテトテトテ社長であり、
熊本断捨離会のトレーナー、通称マダムが、
やましたひでこさんにインタビュー。

断捨離を知らない人もいるので、
簡単な定義から始まったが、
やっぱりいつものひでこ節がさく裂する。

みなさんがトークに集中している間に、
キッチンスタッフは、本道佳子さんのお料理をセッティング。

本道シェフと言えば、
ムック本『キッチン断捨離』でお馴染みだが、
簡単にご紹介しておこう。



湯島天神の隣にある湯島食堂のオーナーシェフ。

テーマは、植物性でとびきりおいしく、命きらめく食。

『愛あるご飯』を一緒に食べれば、
世界は平和になる…という想いから、
国境なき料理団を設立。

オーガニック野菜を使い、
葉も皮も使い切ってゴミを出さない。

ディナータイムにはメニューがなく、
いらしたお客様にぴったりな料理を
シェフが考えて提供する。

崇高な理念を聞いていると、
めちゃめちゃストイックで厳しい人かと思ってしまうが、
ご本人は、とびきりお茶目で人懐っこい。

やましたさんも、湯島食堂がお気に入りで、
東京にいる時は、入り浸っているとか。

こんな魅力的なシェフが作る、『愛あるご飯』って、
どんなミラクルを引き起こすのだろう!

期待はどこまでも膨らんでいく。

つづく。


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