今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

このプライスレスなひと時

2012-07-23 23:52:20 | 金沢断捨離会

兼六園のすぐ近く、
21世紀美術館からは歩いて3分、
森の中の石段を上れば県立美術館、
金沢歌劇座や県立図書館など、文化施設に囲まれた和風家屋。

金沢石亭をダンシャベリ会によく使うのには、訳がある。

雰囲気がいい、
お店の人が感じがいい、
お庭がきれい、
広々とした個室を貸してくれる、
お料理がおいしい。

お料理が出た後は、
デザートになるまで放っておいてくれる。

多少の長居には、目をつぶってくれる。
(厨房には逆さ箒が立ってるかもしれないが…)

そしてなにより、必ず話が盛り上がる。

文月のダンシャベリ会第2弾の参加者は、
私を含めて8名。

うち4名はセミナー未参加の、
だけど断捨離に興味津々の方たち。

あとの3人は、すでにベテランの風格を漂わせる
バリバリのダンシャリアン。

プラチナ・セミナーの経験者もいる。

面白い顔合わせだなぁ…と思っていたら、
案の定、めちゃめちゃ弾けたダンシャベリ会となった。

前半は、捨てられない、
どうやって捨てたらいいのか、
何を捨てたらいいのか…といった、
主に対モノの話。

初心者に向かって、いきなりピーラーの捨て方を指南する私を、
「でもね、最初は、コンビニでもらったアイスのスプーンとか、
割り箸とかストローとか、どうでもいいものから捨てたらいいよ。」
…とベテランさん達が軌道修正してくれる。

う~~ん、みんな、なんか頼もしいな。

捨てる服をごみ袋にまとめてあるのに、
そのごみ袋が捨てられないとか、
もったいない、まだ着られるという悩みとか、
誰にでも経験のある話題で大いに盛り上がる。

捨てるには忍びないから、
被災地に送ったら?…という提案には、
被災直後ならいざ知らず、
もうその時は過ぎた。

日本全国から送られた物資は、すでに過剰で行き場がないという。

自分の要らないモノは、被災地の人も要らない。

捨てる痛みや罪悪感は、被災地に押し付けるのではなく、
きっちり自分で引き受けよう!

ダンシャリアンらしい、潔い結論に達する。


そして後半、ある方がかなりパーソナルな悩みを吐露した。

彼女の悩みは2段重ね、
聞いているだけで、辛くなるような話だった。

実際、涙ぐむ人も。

だけど驚いたことに、
ほぼ同じ問題をすでに経験した人が、
この小さな集団の中に3人もいたのだ。

そして、いかにしてその苦しい日々を生き抜いてきたか、
自分の体験をシェアしてくれた。

あまり人には言いたくない類の話なのに、
初対面同士だというのに、
どうしてこんな深い話ができるのか。

でもこれがダンシャベリ会のすごいところだ。

たとえ初参加であっても、
ここが安心・安全な場であることを、
肌で感じるのだろうか。

そして誰もが、素直に、真摯になる。

深い悩みは、
誰かに聞いてもらうだけでも
気持ちが軽くなるものだが、
さらに実体験を伴う共感を得られたら、
それはどんなに大きな慰めとなることだろう。

今回も、あっと言う間の3時間だった。

「さよなら。」「また今度。」

分かれ際の皆さんの笑顔は、とてもきれいだった。




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お盆にタイムリー

2012-07-18 15:40:11 | 金沢断捨離会

その日の雨は凄かった。

ここは熱帯雨林?…と思うような、
スコールと見まごう土砂降りの中、
Megu高尾台本店に駆け込んでくるダンシャリアンたち。

雨が降っても、槍が降っても、
ダンシャベリ会には、来てくれるんだね

なんか頼もし~~~。

のっけから手違いがあった。

ダンシャベリ会は濃い話をするから…と個室を予約してあったのだが、
お店につくと、通されたのは、騒がしいフロアの席。

えっ…?違いますよ!…と抗議するも、
今日は団体さんが入っているので、個室はないと言われた。

予約の時点では、確かに個室OKという話だった…と、
一応食い下がったが、ないものは仕方がない。

憮然としてフロアの席につこうとしたら、
私の目力に恐れをなしたのか、
マネージャー氏が、個室ではないけれど、
ランチ時には使わない大部屋のテーブルを
急遽、用意してくれた。

大部屋だけど、お客さんは私たちだけ。

超ラッキー

大部屋を占拠して、
おまけにお手頃ランチばかりの注文で、
3時まで粘った私たち、
私がレストランの人なら、
絶対、こんな客やだ~~と思う。

だけど、おかげさまで、
文月のダンシャベリ会は、いつもに増して、
濃~~く深~~く、
とても有意義な時間になった。

帰り際、引きつり気味のマネージャー氏に
丁寧にお礼を述べたのは言うまでもない。


今回のメンバーのうち3人は、
新緑のダンシャベリ会で浅田屋に集まった面々。

こんなに同じ顔ぶれのリピートも珍しいのだが、
これにもきっと天の計らいがあってのこと。

どんな話題が飛び出すのかな~~と楽しみにしていたら、
あちこちに飛び火して、本当にバラエティ豊かな会となった。

断捨離をしたら、
聞きたいと思っていた話を、
立て続けに聞く機会が訪れた…とか、
新車を買った…とか、
ご主人が自主的にギターを売ったとか、
すれ違い夫婦の解決策…とか。

金沢は7月がお盆で、
お墓参りのタイムリーな話題も出た。

お墓参りは1人で行くに限る!…とのこと。

一族郎党うちそろって、
わ~~~っと墓に繰り出して、
ワイワイガヤガヤしながら、一斉に手を合わせ、
はい、次の墓~~と流れ作業のようにお参りしても、
全然、気持ちが入らない。

少々時期がずれてもいいから、
1人で出かけると、
ゆっくり墓石を磨いたり、
お花やお水をあげたり、
死者のことを思う静かな時間がとれる。

本来の墓参りとは、
ちゃんと来ましたよ…と、
これ見よがしに証拠を残していくことではなく、
ご先祖さまのことを、静かに思うことではないか。

そんな話から、
以前、ひでこさんがセミナーで話していた、
自分が整うと、先祖も子孫も整う…という話題に。

そして今日このメンバーが集まった理由が、なんとなくわかった。

全員が、目に見えない世界はあると思っていたのだ。

霊感が強いとか、
なにかが見える…とか、
そういうことではない。

私たちは現在、
先祖代々受け継がれてきた命のバトンを中継中で、
そんな子孫を常に見守りバックアップしてくれる存在は、
目には見えなくても、
多分いるだろうということ。

人間の魂の存在、その魂を輝かせる生き方、
そんなことにまで、話が及ぶ。

それは、3時まで居座ったりもしますって。





話に夢中で、ランチの写真を撮り忘れた

これはデザートのマンゴー杏仁。


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断捨離セミナーIN金沢の仮予約エントリーは、本日24時までです。

 


断捨離セミナーin金沢

2012-07-17 11:14:22 | セミナー

断捨離セミナーin金沢の仮予約エントリーが始まっています。

内容は、ベーシックなお片づけのセミナーです。

エントリーしても、正式な申し込みではないので、
いかなる拘束も発生しませんが、
メール無料セミナーや早期割引の特典を受けられます。

やましたひでこさんは、今年限りでベーシックセミナーを引退します。

これが受講の最後のチャンスかもしれません。

迷っているんですけど…という、
メールが何通が届いています。

日程が、料金が、仕事が、子どもが…、
みなさん、それぞれに理由があります。

でも本当にそれが理由でしょうか?

心の奥の奥では、
本当は行きたくない、
変わりたくない、
変わるのが怖い…と思っているのでは?

自分に制限をかけるのは、
家族でも、事情でもなく、実は自分自身です。

家族に反対されるからと、
すぐに諦めた方もいます。

ダメと言われると決めつける前に、
まず聞いてみてはいかがでしょうか?

貴方が本当に必要としていることが分かれば、
意外と協力してくれるかもしれませんよ。

または反対されたから行けない…という他人軸の理由を、
どこかで欲しがっていませんか。


行きたい!…と思ったのであれば、
それは貴方が断捨離を必要としているからです。

心からの願いであるならば、
道は自ずと開かれます。

断捨離セミナーは、
これまで多くの受講生さんの人生を変えてきました。

軽くなった、自由になった、
前より自分が好きになった…という感想がたくさん寄せられます。

変化の一歩を、踏み出してみませんか?

仮予約のエントリーは7月18日までです。 → ☆☆☆

  

  

   

  

昨年秋の断捨離セミナーの様子です。

楽しそうでしょう?

めちゃめちゃ楽しかったです!

是非、今度はご一緒に


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クローゼットの光景から

2012-07-14 18:34:33 | 実践

今日はなにを着ようかな~~~と
クローゼットを開けた時、ふと思った。

「なんか広い…。」

幅1メートルほどの私専用のクローゼット、
以前は端から端まで、服がぎっしり吊ってあった。

1枚でも多くかけようと、
省スペースハンガーなんて便利グッズも使っていた。

山のような服、服、服。

年に2回の衣替えは大仕事だった。

吊ってある服を、
洗って、畳んで、
防虫剤と一緒に収納ボックスに入れ、
次のシーズンの服をハンガーにかけなおす。

面倒なので、
衣替えシーズンはいつも気が重かった。


隙間なく服が吊られたクローゼットを前に、
私はよく言ったものだ。

「着る服がな~~~い!」

こんなにいっぱい服があるのに、
今日、着る服はないのだ。

いや、正確にいうと、
着る服はあるけれど、着たい服はない。

人も流行も変化する。

去年、お気に入りだった服でも、
今年はなんとなく着たくない!…なんてことはザラにある。

以前は仲良しだったけど、今は違う。

クローゼットも収納ボックスも、そんな服で溢れていた。

そして私は、毎年、毎年、
ため息をつきながら、
着たくもない服を、出したり入れたりしていた。

無駄な労力だった…。

私の時間と空間とエネルギーこそ、もったいなかったな。


そんな私が断捨離と出会い、
住まいの諸々の処分に着手した。

もちろん衣類も。

私にとって、衣類はとてもハードルが高いカテゴリーだったが、
捨てる痛みと向き合いながら、
ひとつずつ手放していった。

これはめった着ないけど、
手放すのは絶対無理!…と思った服も、数知れず。

だけど2週間後、2か月後、6か月後に見直すと、
不思議な心境の変化が起こっていて、
絶対無理…などというアイテムはないことを知る。

自分が進化した分だけ、
服もそれに張り付いた執着も、手放せるようになる。

やがて天井まで積んであった収納ボックスが、
ひとつ、またひとつと空になった。

処分したボックスは、いったい何個になるだろう。

プラスチックの収納ケースは、
処分するにもお金がかかる。

2個で500円。

…でもそんな出費、全然惜しくなかった。

1個手放す度に、確実に気持ちが軽くなったから。


引っ越しの多い人生だったが、
私は山のような収納ボックスを
何度も何度も引っ越しトラックに積み込んだ。

…中身は、とうに着なくなった古い衣類だというのに。

処分する…という選択肢はなかった。

使えるモノを捨てるなんて、
そんなもったいないこと、
人として、してはいけない…と思っていた。

なんで取ってあるのかを、考えたこともなかった。


…だけど、荷物は重かった。



そして、私の衣類は、
以前の1/4ほどの量になった。

新陳代謝を繰り返し、
今、私が着たい服が主流になっている。

処分もするけれど、着たい服は買う。

そしてジャンジャン着る。

これまで、気に入った服は、
汚さないよう、いつまでも着られるよう、
ここぞ…という時しか着なかった。

外出から戻ったら、すぐに普段着に着替える。

だって家事って、けっこう服が汚れるから。

油が飛んだり、汚水が付いたりしてもいいように、
汚れても惜しくない古い服、安い服を着ていた。


だけど、今は、特別の外出も、ダンシャベリ会も、
普段の買い物も、犬の散歩も、
同じお気に入りを着るし、
そのまま台所に立ったりもする。

もちろんエプロンはするし、
ガンガン草むしりをする時などは、
汚れてもいい服に着替えるけれど、
以前ほど極端にオンとオフを分けない。

それは外にいる時も家に居る時も、
どっちの時間も大事だと思うし、
どんなにお気に入りでも、
来年は気が変わって、着たくなくなるかもしれないから。

それなら、好きなうちに、どんどん着て、
もしそれで汚れてしまったら、
使い切った…ということで、処分しようと思える。


スカスカのクローゼット、
風通しがよくて、清々しい…と感じる今日この頃。



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ダンシャベリ会のお知らせ

2012-07-03 18:32:28 | 金沢断捨離会

ダンシャベリ会in金沢の詳細が決まりました。

梅雨明けするかしないか、
夏本番の一歩手前…という時節、
今回も、いっぱい話して、聞いて、シェアして、
蒸し暑さなんて、吹っ飛ばしましょう!


 文月のダンシャベリ会 第1弾

日時 : 7月13日(金) 12:30~

場所 : MEGU高尾台本店
      金沢市窪4-400
      http://r.gnavi.co.jp/r023300/

ランチ : 1300円~2000円


 文月のダンシャベリ会 第2弾
(定員になりました。ありがとうございます。)

日時 : 7月19日(木) 12:30~

場所 : 金沢石亭
      金沢市広阪1-9-23 金沢歌劇座横
      http://www.asadaya.co.jp/sekitei/

ランチ : 7月の季楽膳 1900円


受講経験や断捨離歴は関係ありません。

断捨離に興味がある方なら、どなたでもウェルカムです。

ただ全員のお話をゆっくり伺いたいので、
どちらも定員は5名とさせていただきます。

お申し込みは、氏名、緊急連絡先を添えて
verymomo★yahoo.co.jpまで。
(★を@に変換してくださいね)




先回のダンシャベリ会は、鞍月の梅の花にて。

通された個室は、
なんと、お部屋そのものが六角形。

モンゴルの移動式住居、ゲルを連想してしまった。



掘りごたつ形式で、テーブルも六角形。

座ると全員の顔が見渡せる。

ダンシャベリ会には、もってこいだ。



お料理は、お豆腐料理。

ヘルシーで、量も少なめ、
ダイエッターにはお勧めな感じ。

このとっても素敵な環境で、
とてつもなく濃い~~話が飛び出した。

ほとんどが初対面同士にも関わらず、
おそらく友人にもしないであろう
複雑な事情と心情が語られる。

聞いている面々も、
みんな我がことのように真剣そのもの。

これはダンシャベリ会特有の不思議な空気感だ。

全員がここは、
安心・安全な場であるという共通認識を持っている。

何を話してもジャッジされない、
責められない、上から目線のアドバイスもない。

だからこんな深いシェアが可能になるのだろう。

本来は、あれを捨てた、
これが捨てられない…という話でも十分なのだが、
断捨離がただのお片づけ術にとどまらない以上、
こういう展開も、大いに結構。

その時々、集まったメンツによって、
ダンシャベリ会はいかようにも変化する。


さてさて、文月のダンシャベリ会は、
どんな話題で盛り上がるのか、
今からとても楽しみだ。

 


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