今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

やましたひでこと温泉で女子会

2012-09-30 12:23:03 | セミナー

断捨離セミナーin金沢には、
セミナーの後のお楽しみがある。

昨年は、1日目終了後に和風フレンチで懇親会、


2日目終了後は、湯涌温泉にて打ち上げ。



さて今年は、…やっぱり温泉でしょう~~!

なんたって石川県は温泉の宝庫。

泉質はいいし、新鮮な海の幸はどっさり、
おまけに加賀百万石の流れをくむ、おもてなし上手の土地柄。

セミナーの疲れを癒し、
さらにリラックスして語り合うのに、これ以上の場所はない!

…と無類の温泉好きの私は、
セミナーの日程が決まった当初から考えていた。

人数は10人前後で、こじんまりとやろうかな。

やましたさんを囲んで、きっと楽しい夜になる。

ずいぶん早い時期に、宿に予約を入れた。


セミナーの募集が終わった直後、
参加者の皆さまに、温泉企画のお知らせメールを出した。

…すると、24時間経たずして、
予定の12名は埋まってしまった。

しかしその後も、続々と入ってくるキャンセル待ち。

申し込みの文面から、
参加したい!…という熱い気持ちが滲み出してくる。

おそらくキャンセルは出ないだろうなぁ…。

こんな機会は滅多にないことだし、
できることなら、皆さんの願いを叶えてあげたいなぁ…。


ここで、私自身にも、問い直しの機会が訪れた。

キャンセル待ちの方たちが、
こんなに気にかかるのは、どうしてなのか…。

これは自分の問題を投影しているのだろうか…。

断りたくないと強く思うのは、
潜在意識の中に、自分が断られるのが嫌…という想いがあるからなのか、
それとも、参加を希望している方たちに、
何かできることがあると、純粋に感じているからなのか。

長い内省の時間があった。

そして決断。

全員参加の方向で、プランを練り直すことにした。

最初に予約した宿では、部屋数が足りなくなることも判明。

すでにセミナーまで3週間を切っていたが、
この時期に21名の団体予約が果たして取れるのだろうか?


それが、すんなり取れた

嘘みたいなスムーズさで、全てがとんとん拍子に決まっていった。

新しい宿は、同じ湯涌温泉にある、お宿やました。

 

竹久夢二が逗留したことで有名な老舗。

なんとも縁を感じる屋号だ。

最初にプランを考えた時にも検索した宿なのに、
なぜかその時はピンと来なかった。

だけど、全ては収まるべき所に収まるように、
最初から決まっていたように思う。

実際に女将さんに会っていろいろ相談したら、
とてもいい感じがした。

波長が合う…とでもいうのか。

宿を変える前に感じていた、
理由の分からないモヤモヤ感が、
ぴたりと消えたのだ。

ああ、ここなんだ…と納得した。


かくして、セミナー終了後、
キャンセル待ちの全員を含む21名は、
お宿やましたへと向かった。


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断捨離セミナーin金沢2012(その2)

2012-09-26 23:03:04 | セミナー

今回のセミナーは、ワークが多かったという印象がある。



これは、自分の現在地を確認するワーク。

左下から右上を自由線で結ぶ。

たいていは波線か緩い曲線だが、
こんなユニークな線を書いた受講生さんも



こちらは、モノと自分、自分と自分の関係を、
これまでとこれからで比較するワーク。

ワークの後は、テーブル毎にシェアをするが、
これが毎回、ストップをかけるのが惜しいほど、盛り上がる。

どこの席に座るかは、会場に入るまで、考えてみもしなかったこと。

だけど、選んだ席には、ちゃんと意味があって、
不思議なリンクが生まれる。

母娘、ご夫婦でご参加の方たちを、
あえて別々のテーブルにご案内したのは、
このご縁を最大に生かしてほしい…というやましたさんの想いから。


モノが手放せない時、
取っておこうとする背景にあるのは、なんだろう。

不安、それとも希望?

今、手放したら、もう2度と手に入れられなくなるのでは…と
不安に囚われていると、不安な未来がやってくる。

何故なら、想いやイメージは現実化するから。

同じ手放さないでも、希望からの決断であれば、意味が違ってくる。

たとえば、もしかして痩せたら着るかも…と不安に根差していれば、
おそらく痩せてその服を着る日は来ない。

でも、この服が大好きだから、痩せて着る!…と希望からの選択であれば、
きっとその想いは実現する。

なんの確証がなくても、勇気を持ってまず手放すと、
「必要なモノは、いつでも手に入れることができる私」という、
自分への信頼が生まれる。

不安と入れ替わりに、信頼という名の自己肯定感が育まれるのだ。

順番を逆にして、
自分への信頼が確立してから、手放そう…と思っていたら、
いつまでたっても、自己肯定感は育たない。


世界は、すべからく部分即全体であるから、
財布を見れば、その人の押し入れの状態が分かり、
押し入れを見れば、人生すらも分かってしまう。

つまり、財布を整えれば、押し入れも整い、
押し入れを整えれば、人生も整うという仕組み。

だから断捨離はただの片づけ術には留まらない。

財布から、人生を整えてしまうのだから、
実行しない理由がどこにあるだろうか。


セミナーの最後は、ゲーテの言葉で締めくくる。

『コミットメント 献身

ものごとを始める行為すべてにあてはまる、
基本的な真理が一つある

知らないと無数のひらめきや
立派な計画をだめにする

それは 人が真剣に取り組もうとはっきり決めた瞬間、
神の意思も動き出すとういうことだ

とても起きるはずのない様々なことが起きて、助けてくれる

決意から 出来事の大きな流れが生じ
都合のよい方向にすすんでいく

我が身に生じるとは夢にも思わなかったような
あらゆる予期せぬ事件出会い物質的援助が訪れる

できそうなこと 夢見ることを とにかく始めるがいい

大胆さのなかに叡智と力と魔術がある

いま 始めるのだ』


何度も聞いた一節だけれど、
今回、ことさら胸に染み込んでくるのは何故だろう…。

「決意から大きな流れが生じる」時が、訪れているのか?

決意して、踏み出す…、

今、ここから。




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断捨離セミナーin金沢2012

2012-09-17 15:39:27 | セミナー

9月8日土曜日、予報は雨だったが、朝からカラりと晴れあがる。

う~~ん、幸先いい感じ。

ルンルン気分で、金沢歌劇座へと車を走らせる。

断捨離セミナーin金沢は、これで4回目となるが、
やましたさんは今年限りでベーシックセミナーを引退するので、
北陸でライブで受けられる講義は、これが最後。

否が応でも気持ちが引き締まる…はずだけど、
なんだか緩みっぱなしの主催者momo。

セミナーと伴に私自身も進化してきたが、
今回は、今までで一番、いい加減な感じがする。

いい加減というのは、どうでもいい…という意味ではなく、
良い加減ってことかな。

何より、全然緊張がない。

全てが滞りなく、完璧に運ばなかったらどうしよう…という心配や不安が皆無。

最近、私たちの間で流行っている、
行き当たりバッチリの精神そのものだ。

何が起こっても大丈夫、
どんな評価が下っても怖くない、
全て、起こることは、起こるべくして起こるし、
私はきっとその場でうまく対処することができる…と自分を信頼している。

自分がすべてを掌握していなくても、
うまくいくものは、うまくいく…と、人に任せることも覚えた。

沢山の人をお迎えするし、責任者は私だけれど、
私自身も、今日のすべてを、
今・ここ・自分を楽しもう…、そう自然に思えた。

そういう気持ちは伝染するのだろうか。

セミナー会場は開始前から、いい雰囲気に包まれていた。


開始直前になって、やましたさんが机の配置換えを提案した。

最初、3人掛けの長テーブルを2つ併せて、
6人のグループを作っていたのだが、
これを2人掛けにして、4つのテーブルで8人の島にしたいとのこと。

あら、あら、備え付けのテーブルだけでは、足りない!

急遽、歌劇座の人にお願いして、
倉庫からテーブルを出してきてもらう。

それを受講生さんたちを総動員して、並べ替える。

机って、けっこう重い…。

はあ、はあ、ぜえ、ぜえ…。

心静かにセミナーを開始するつもりが、すでに汗だくだ。

その状態で、「はい!」…とマイクを渡された。

元々挨拶の文言は事前に考えていない。

その時、話したい…と思うことを話そう、
言いたいことは、その場で降りてくる…と信じていた。

…けど、ちょっと、息つかせて~~。


何を喋ったか全然覚えてない

どうも自己紹介すら、すっ飛ばしたようだ。

気が付いた時には、もうやましたさんがマイクを握っていて、
とてもスムーズに、セミナーへと導入していった。

みんなでワイワイ机を動かしたことが、
初対面同士の緊張を解いたようで、
スタートから、とても和やかなムードに包まれる。

山梨、静岡、名古屋、神戸、
京都、滋賀、岡山…などの遠方組も含め、総勢56名。

ご夫婦、母娘、男性の姿も目立つ。

リピーターさんも多い。

さあ、このまま6時まで、突っ走りますよ~~!



やましたさんは、ベーシックが大好きとのこと。

それは傍から見ていても、分かる。

とっても楽しそうだから。

仕事が楽しい…って、本当に幸せなことだなと思う。

そして楽しく仕事する人は、周りの人も楽しくする。





真剣だけど、楽しそうな受講生さんたち。

テーブル毎のシェアもとても活発だった。


通常のベーシックに比べると、
かなり進み具合がゆっくりだったけれど、
やましたさんは、テキストを終わらせることを目標にしていない。

その場にいる人たちの顔を見て、ニーズを感じとり、
それに応じて、構成や内容を変えていく。

「知らないおじさん」の登場が午後にずれ込むほど、
片づけられない・捨てられないの背景や、
モノとの関係性の問い直しに時間を割いた。

でもきっとそれが、
みんなに一番必要なことだったのだろうと思う。

つづく


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