今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

フリマ

2010-09-30 20:43:31 | 実践

断捨離セミナーin金沢、残り3席となりました。

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近所に大型ショッピングセンターがある。

その駐車場で毎年2回、フリーマーケットが開催される。


10月10日に予定されるフリマに、思い切って申し込んでみた。


実は6年くらい前に、同じフリマに出品したことがある。

その時、いろいろあって、もうフリマはやめとこ…と思った

不要品を集めて、きれいにして、値札を付けて、
お釣りや領収書を用意して、早朝から会場に運んで、並べて、
…そういうことは、労力を要するが、さほど苦にはならなかった。

だけどお客さんとのやり取りに、疲れてしまったのだ。

この交渉がフリマの醍醐味と言う人もいる。

だけど私には、しんどかった


売値は低く設定した。

どれも定価の10分の1以下、
高価なモノも出したけれど、超がつくくらい良心的な値段にした。
おまけも付けたし、わざわざクリーニングした品もある。

中古品だけれど、買ってくれた人には、気持ちよく使ってもらいたかったから。


でも私は甘かったようだ。


「10円にしてよ!」(300円くらいのモノ)

「2つ買うから、3つ目はタダにして!」

「電池はサービスしてよ!」


その程度は別に大したことではなかったけれど、勘弁して…と思う要求もあった。


当時小3だった息子が出品していたゾイド。

精巧なプラモデルのような玩具で、
モーターを内蔵していて、複雑な動きをしたり、目が光ったりする。

元値は種類にもよるが、4000円~8000円くらいだったろうか。

彼女を連れた20代の男性が、息子と交渉を始めた。

息子が付けた値段は800円。

だがその男性は、小学生相手に値切り始めた。

私は他のお客さんの相手をしていて、口を挟めない。

息子が値引きをしぶると、その人は「じゃあ、いらないや」と言って立ち去ろうとした。

慌てた息子は、相手のいい値を飲んでしまった。


400円。


ゾイドの売買は息子に任せてあったので、私がどうこう言うのはおかしいかもしれないが、
とても嫌な気分になった。

息子は小学3年生、大人と対等に交渉なんかできるはずがない。

それなのに、…ずいぶん悪どいんじゃないか?



赤ちゃんを抱いた若いお母さんが、1500円のベビーカーを1000円にして…と言ってきた。

このベビーカーは半年しか使っていない美品で、定価は24,000円。

外せる部品はすべて取り外して、クリーニング済み。

私が応じないと、彼女は泣き落しにかかった。

マンションの玄関先に置いてあったベビーカーが盗難にあって、とても困っていると。

それは大変お気の毒だが、盗難は私のせいではない。

結局、私が根負けするまで粘り続け、1200円でベビーカーをゲットした。

あまり爽やかな後味ではなかった。



桐箱入りで経歴もはっきりしている作家物の器。

斜め向かいに出品していた中年のおじさんが目を付けた。

2000円の値札を付けていたが、
自分の所の売り上げが2000円に満たないので、お金が足りないと言う。

んな訳ないだろ?

売り上げはなくても、自分のお金は持ってるはず。

だってお昼に、マックを食べてたじゃない

それでも売り上げがないことを盾に、私にまけろと迫る。



こういう交渉は、楽しい…と感じられればいいけれど、
なんだかぐったり疲れて消耗してしまうのだ。

だからあれ以来、フリマは敬遠してきた。

でも今回は、ちょっと違う。

私も当時よりは人生経験を重ね、ずっと貫禄のあるオバサンになったから、
図々しい言い分には、さらに図々しく対応できるように思う


そして今、少々嫌な思いをしても、出したいモノがたくさんあるのだ。

私は使わないけれど、捨ててしまうには惜しい品々。

私には不要だけれど、絶対誰かの役に立ったり、喜ばれたりすると確信できる品々。

十分すぎるほど使えるのに、単に新品じゃないから中古屋に売れない品々。


私が出したいのは、ゴミ同然のモノではなく、自分軸ではない美品たち。

処分場の現実を知っているだけに、
できれば喜んで使ってくれる人にバトンタッチしたい。


そう思って申し込んだ。

いつも希望者が多くて抽選になるそうだが、今回、運よく当選した

使えるのは車1台分のスペース。

参加費は2,000円。


秋空の下、1日頑張って、モノ達に新たな行き先を見つけてあげよう。


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取材

2010-09-28 10:41:20 | 広報

断捨離セミナーin金沢、残り6席となりました。

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雑誌の取材は、無事に終わった。


我が家を見た編集さんは開口一番、

「きれいじゃないですか!」


お望みは、荒れ果てたゴミ屋敷みたいな状態なんだから、やっぱりがっかりした様子。

だけどそこはプロフェッショナル、
すぐに切り替えて、ライターさんと一緒に取材を進める。

この男性編集者さん、断捨離の取材をするにあたって、
ご自分でも実践してみたとか。

ウォークインクローゼットとは名ばかりの、
モノがいっぱいで歩けないクローゼットを片づけた。

その時のゴミ処理を便利屋さんに依頼したら、ものすごく高かったらしい。

市の処分場に自己搬入すれば、その40分の1くらいのコストだったのに…と、
取材なんだけれど、お互いの断捨離話で大いに盛り上がった。

もともとライターさんは私の友人でもあるし、
井戸端会議のような雰囲気になってしまった


一緒にいらしたカメラマンさんは仕事がなくて手持無沙汰。

…でも、せっかくなので、この日のために(?)放置してあった、
玄関脇の散らかったスペースを撮影してもらった。

ここは帰宅した家族が、とりあえず鞄やコートや部活用品を放り込む場所で、
きれいに片づけても1日ともたない魔のスペース。


それと実家のものすごい画像も、数枚提供した。




なんだか楽しくおしゃべりしただけなのに、それが雑誌の記事になるなんて!

片づけられない女として紹介されるのかな。

それとも断捨離と出会って、人生変わった…的なストーリー仕立てかしら。

いずれにしても、とても楽しみだ。
 


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自分軸は気持ちいい

2010-09-23 16:28:15 | 実践

取材が入るからといって、慌てて片づけようとした私

だけどこれって、やっぱり他人軸な考え方だと気がついた。

写真撮影が動機となるのは、他人の目線を気にしている証拠。

せっかく取材に来てくださるなら、
できるだけ先方の意向に沿いたい…と思うのは悪いことではない。

だけど、振り回されてしまっては、本末転倒だ。

ライターさんや編集さんの思惑には沿わないかもしれないけれど、
私は私のしたいことに焦点をあわせよう。



…というわけで、取材を明日に控えているが、
私が今日、したい…と思ったのは、
目に見える箇所をすっきり空間に整えて、
断捨離のインパクトを存分にお伝えする写真の撮影に備えることではなく、
キッチンを磨くことだった。

オーブンレンジの扉やグリルの焦げ付きをゴシゴシこすったり、
コーヒーメーカーの部品を漬け置き洗いしたり、
タイルを磨いたり…。

その途中で、目に付いた不要物は断捨離したけれど、
時間や腕力を要する割には、地味なことばかり。

エネルギーが残っていれば、コンロ横のブラインドも掃除したい…なんて思っている。



呆れるほどに自分軸。

だからかな…、すごく気持ちがいい




断捨離セミナーin金沢、お席が残り10席となりました。

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自分軸

2010-09-21 21:36:19 | セミナー

10月28日から、3週連続で断捨離セミナーin金沢を主催する。

断捨離に限らず、セミナーを主催するのは初めてのことだ。

今まで知らなかった舞台裏のあれこれ…、不安材料には事欠かない。

中でも参加者が集まるのか…というのは、一番の心配事項だ

セミナーの内容には絶対の自信がある。

…というか、これは100%講師の肩にかかっているので、私が思い悩むことではないし、
実際に講座を受けてその素晴らしさを知っているだけに、その点に迷いはない。


だが、ここは金沢だ。

東京のセミナーは、あっという間に満席になり、キャンセル待ちが出るが、
都会と地方では、事情が違う。

情報に対する感度も、背景人口も、人の意識も異なる。

地元なのに、断捨離の認知度もイマイチ低い。

しかも開催は平日の午後。

仕事を持つ人には、とても都合が悪い。


金・土・日はセミナーで全国を飛び回り
それ以外は取材や講座でスケジュールがいっぱいのやました先生に、
無理を言って組み込んでもらったセミナーだけに、
もし参加者が定員に満たなかったら…、本当に申し訳ない。


…と私が思い悩んでいたら、先生が仰った。


「momoさん、軸がずれてるよ。」



軸…とな?

それって、断捨離で散々学んだ、重要軸は自分…っていう、あれ?


「どうしてセミナーを主催しようと思ったのか、その気持ちを思い出してみて。」


ええと…、それはですね、
断捨離と出会って、惚れ込んで、
ただのお片づけ術ではなく、人生そのものにも作用する、このすごいメソッドを
たくさんの人に知ってもらいたいと思ったから。


「その初心を忘れたら、軸がぶれます。」





自分軸って、モノの取捨選択だけでなく、こんなことにも当てはまるのか!


つまり、動機が大切ってこと。

どんな気持ちで、そのことに取り組むのか。

人の目や事情に焦点をあわせ、他人軸に陥るのか、
純粋に自分の“やりたい・伝えたい”という気持ちを真ん中に据えるのか。


たとえ人が集まらなくても、赤字になろうとも、そんなことは問題ではない…と先生。

その時、会うべき人には必ず会える。

大切なのは参加者の人数ではなく、
出会うべくして出会った皆さんと何を分かち合うかだ…と。


先生の言葉で、私の不安は一気に解消、
参加者の皆さんとお会いするのを楽しみに思う気持ちが、ますます膨らんだ。





断捨離は、住まいの片づけにとどまらず、
気持ちのあり方や物事に対する姿勢にまで影響を及ぼします。

このすごいメソッドを、一緒に学びませんか?

人生、変わりますよ。


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ゴミ屋敷じゃないけど

2010-09-20 18:14:02 | 断捨離とは?

ライターの友人が、断捨離の取材で我が家の写真を撮りたいとのこと

そりゃ大変だ…と、慌てて大掃除を始めたら、
欲しいのはビフォーの写真だと言われた。

編集さんがイメージしているのは、
荒れ果てた、ゴミ屋敷みたいなインパクトのある部屋らしい。

え~~~っ、それって趣旨が違うかも。


断捨離はモノとの関係性に光を当てて、
要・適・快を選び取っていくメソッドだ。

要・不要をひとつひとつ判断し、罪悪感と闘いながら、
エネルギーと時間を費やしてモノを絞り込む。

その過程で、しがらみや執着やこだわりをそぎ落としていく。

考え方や視点、生き方そのものにも変革をもたらす


ゴミ屋敷のお片づけに、そんな哲学的な要素はない。

それに家主は、たいていの場合、片づくことなんて望んでいない。

モノを集めることに意義があるのだ。(…と思うけど)

 

…我が家は、ゴミ屋敷と呼ぶほど荒んではいないが、
そう、確かになかなか片づかない家ではある

そしてその原因が、モノの多さだということは自覚済み。

だから断捨離が必要なのだ。


そこそこの生活空間だけれど、なにか落ち着かない、
なにかイライラする、なにか鬱陶しい、なにか圧迫感がある、
なにか疲れがとれないし、くつろげない…、

そんな状態が嫌で、改善したい。


ゴミ屋敷じゃない、一見片づいている、
…だけどすっきり空間ではないし、満足もしていない、
もしかしてそんなお宅って、たくさんあるのだろうか?

ならば、我が家で一番片づいていない個所を撮影してもらって、
誰かが「うちと同じ…」と気づくきっかけになれば、それもいいか。


しかし、せっかくお尻に火がついて、断捨離が加速するかと思ったのに、
散らかったままでいい…なんて言われたら、
またのんびりモードに戻ってしまうなぁ…


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