今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

渡りに船2隻

2011-10-31 21:39:01 | 実践

すがすがしい朝、ワンコの散歩中にイヌ友に会った。

小さなヨークシャーテリアだが、うちのコーギーとは大の仲良し。

頭の高さがずいぶん違うため、テリアは後ろ足で立ち上がり、
コーギーのでかい顔に両手をかけてご挨拶。

鼻や口、時には目にも、相手の爪が当たって痛いだろうに、
黙ってされるがままになっている、我が家のロッキー。

小さい相手に対しては、ことの外優しい。



…で、犬は犬同士、飼い主は人間同士で、お喋りしながら散歩する。

子供の制服が話題に上った。

中学も高校も制服は3年間使う。

だが、制服のまま、雨のグラウンドで平気でサッカーしたり、
廊下でスライディングしたりするので、
男の子の場合は3年もたないことが多い。

途中で買い替えることになるが、
制服ってけっこうお高いので、や~~ね~~という話だ。

女の子だって、土埃や水溜りの中を駆け回るし、
地べたに座ったり、墨汁をはね散らかしたり、
セーラー服のネクタイを給食のスープに浸したりする。

何度も洗ううちに、スカートのプリーツが消滅し、
あまりにもみっともなくて新調したりするので、
特に経済的とはいえない。

中学3年の秋、夏服から冬服に変わる時、ものすごく丈が短くなっていて、
卒業まであと半年なのに、泣く泣く買い換えたという話はよく聞く。

私の知人は、卒業式の2週間前、
掃除の時間にふざけて、ズボンに大穴を開けた息子のために、
額に青筋立てながら、大枚をはたいた。

そういう逸話がいっぱいある制服だが、
我が家には、娘の中学の夏服がまだある。

高校に入学してから半年以上経っているのに、
ダンシャリアンの私が、なぜまだ処分していないか…というと、
たった4ヶ月しか着てないからだ。

染みもなく、とってもきれいな状態の夏服2枚。

しかるべきお宅に行けば、絶対に重宝する。

…だけど、適当なお宅が見つからない。


そんな話をしていたら、民家の生垣から声がした。


「あの~~~、その制服、貰えませんか?」


そこに人がいるなんて思っていなかったから、びっくりして振り返ると、
草むしりでもしていたのか、同年代の女性が立ち上がった。

ちょっと申し訳なさそうな表情で、来年、同じ中学に入学する娘がいる…と仰る。


渡りに船!


見知らぬ私を呼び止めるのは、勇気がいったことと思うが、
よくぞ、声をかけてくださった!


これで行き場のなかったきれいな制服が、日の目を見る。

私は嬉しいし、制服だって嬉しいし、このお母さんも嬉しいだろう。
(お嬢さんは、新品がよかったかもね)


次の日、この女性がサツマイモと柿を持って、我が家にご来訪。

彼女はこの春、小学校で図書ボランティアを始め、
その昔、“momoという伝説(?)の読み聞かせの人”がいた…と
仲間から私の噂を聞いたとのこと。

ひとかたならぬご縁を感じてしまった。

こうして夏服2枚は、嫁いでいった。




まだ新婚の頃、購入した小タンス。

縦45センチ、横30センチ、高さ120センチの小ぶりなサイズで、
小物や文房具などを仕舞っていた。

だが現在の一戸建てに引っ越してからは、
ず~~~~~っと納戸の中。

中に何が入っているのやら…、もはや忘却のかなただ。

そこにあるのに、見えていない状態が15年以上続き、
このたび、やっとダンシャリアンmomoの目に留まった。

改めてチェックすると、引き出しの中はガラクタばかり。

ちょっと躊躇したのは、独身時代の手紙くらいで、
後はどこからどう見てもゴミなもの。

中身は全部、断捨った。

空っぽの引き出しがあっても仕方ないから、タンスも処分することにした。
(報告すると、いちいちうるさいので、夫には内緒で

金沢市では、粗大ゴミの処分は有料だ。



ゴミ処理券を購入して対象物に貼り、玄関先に出しておくと、
トラックでおじちゃん達が回収しに来てくれる。

指定された日に、券を貼ったタンスを出した。


するとちょうど外壁修理に訪れていた大工さんが、


「これ、貰ってもいいですかね?」


渡りにフェリーだ!どうぞどうぞ。


こまごました道具を入れておく引き出しが、ちょうど欲しかったとのこと。

回収されて粉砕されるより、
使ってもらえるほうが100倍気分がいい。


かくて制服も小タンスも、
捨てる罪悪感ごと、次の人が引き取ってくれた…というメデタイお話。



断捨離講座in金沢は、今週末です。

今年のお正月は、すっきりした住まいで迎えませんか?

お席に若干余裕があります。

迷っていらっしゃる方は、ぜひ!

人生が変わりますよ。

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いざ東京

2011-10-24 22:39:20 | セミナー

明日から東京に行ってきます。

10月26日の東京メガセミナーのお手伝い要員です。

なんと170名の大規模セミナーだとか。

30~40名のアットホームな講座とは、また違った味わいがあることと思います。

断捨離講座in金沢を前に、東京でパワーアップしてきます。




11月5&6日の断捨離講座in金沢、お申し込み受付中です。

断捨離講座in金沢

日時 : 2日間連続講座
     
11月5日(土)1300~1700 ガイド編
          11月6日(日)1000~1700 意識編・実践編

場所 : 金沢歌劇座 第9会議室
     
金沢市下本多町6‐27 

定員 : 35

受講料 : 初めてのご参加 20,000円 (テキスト&お弁当込)
      リピーター 13,000円 (お弁当込)

懇親会 : 11月5日講座終了後
      西洋膳所 鏑木/予算5,000円くらい。(残席3)

打ち上げ : 募集終了

お申し込み : お名前、ご住所、電話番号(緊急時に連絡できる番号)、
        
ニックネーム(参加者の皆さんに呼んで欲しい名前)、
        
受講動機、懇親会・打ち上げの出欠を明記のうえ、
        下記
までお申し込みください。
        verymomo@yahoo.co.jp

懇親会と打ち上げは自由参加、おまけみたいなものです。

お申し込みをいただきましたら、基本的に48時間以内に返信いたします。
返信が届かない場合は、送受信に不具合があるかもしれないので、
恐れ入りますが、コメント欄から再度お申し込みくださいませ。
コメント欄は承認制ですので、個人情報が公開されることはありません。
(10月25日~27日はお返事ができません。)


 朝顔がまだ頑張ってます!



こちらは虫に食われながらも健気に咲く“魅惑”。



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最後の1個

2011-10-16 19:57:57 | 実践

冷蔵庫の中の卵。

たいてい10個入りパックで買ってくる。

うちは4人家族だが、卵アレルギーが1人いるので、
おおむね3の倍数で使う。

たいてい最後に1個あまる。

1個だけだと…、意外と使い道がない。

いきおい次のパックを購入する。

残った1個は、次のパックと併せて使えばいいや。



…そして、忘れる。



次のパックが最後の1個になる頃、前の卵は賞味期限切れ。


あ~~あ、やっちゃった。

仕方ない、燃えるゴミの日に出そう。



…そして、忘れる。


この時点で、冷蔵庫には、ラストの卵が2個。

やがてどっちが賞味期限切れか分からなくなり、
まごまごしているうちに両方食べられなくなる。


仕方ない…と、また新しいパックを買う。


かくて冷蔵庫の中には、最後の1個がひしめきあうこととなる。


どうせ食べられないのだから、さっさと処分すればのに、
なぜかいつまでも置きっ放し。

冷蔵庫は毎日開けるから、古い卵は毎日目に入る。

目に入るけど、見ていない。


・・・いや、見たくないのか。


期限内に食べなかった、処分を先延ばしした…、
その罪悪感から、脳が認識することを拒否しているかのよう。

卵に限らず、そこにあるのに、ないものとして扱われているモノ、たくさんあるなぁ。

透明ではないから網膜には映っているはずだが、
風景の一部と化して、意識が素通りしていく。

そしてそのまま月日が過ぎる。

堆積したまま、流れを滞らせたまま、
使われず、愛されず、何の役にも立たず、
日に焼けて、埃をかぶって、ただそこにあるだけ。


主人に見向きもされないモノたち、
本来の役割を果たせないモノたちは、
きっとそこに居たくないだろう。

無視され続ければ、不貞腐れて、マイナスオーラを撒き散らす。

未来永劫、こんな状態で放置するなら、せめて処分してくれ!

…私がモノなら、そう思うけど。




冷蔵庫の中がもたつくと、とたんに食生活がぞんざいになる。(←私の場合)

ダンシャリアンになってから、食べ物を腐らせなくなった…と威張っていたが、
ちょっと気を抜いたら、あっという間にこの体たらく。

最近、お料理するのが億劫だったのは、きっと卵の呪いだろう。


停滞気分を一掃するため、冷蔵庫内の断捨離をした。

そうしたら、夕食時に珍しく家族全員が揃った。

塾や部活でなかなか時間が合わないのに、
思いがけず賑やかな食卓となった

メニューはハンバーグ・肉じゃが・サラダ・なめこの味噌汁・炊き込みご飯。



(これからの季節、おでんにしたら、卵はあまらない




断捨離講座in金沢、残り7席となりました。
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失敗を認める

2011-10-08 08:46:11 | 実践

黒いパンプスが欲しかった。


太古の昔、私がOLだった頃、足元はいつもパンプスだった。

時代はバブル期、
ワンレン・ボディコンでこそなかったが、
アメフト選手のような肩パッドが入ったスーツにヒールの靴が定番だ。

だが結婚して、戦闘服まがいのスーツを着なくなると、
必然的にパンプスの出番もなくなる。

さらに母親になれば、お出かけはいつも子連れで、手には大きなマザーズバッグ。

子どもが増えれば、荷物も増える。

パンプスなんて履いていられない。

しっかり大地を踏みしめて立つ、安定したペタンコ靴かスニーカーばかり。


やがてバレエをはじめ、足指や足裏の柔軟性がとても重要になり、
つま先を締め付ける靴とは、ますます縁遠くなった。


だけどダンシャリアンになって1年くらいした頃、
唐突にもう一度、ヒールの靴を履きたいと思った。

ラクで便利だけでなく、お洒落にも目を向けたくなったのか…。

自己肯定感がアップして、颯爽とした自分をイメージしたようだ。

そういえば、コツコツ…という控えめな靴の音、
気持ちがしゃきっとして、好きだったな。


…という長い前フリの果て、20年ぶりにパンプスを買おうと思った。

色は黒。

ヒールは(久しぶりなので)5センチくらい。

就活用みたいなのではなく、シンプルでもエレガントな靴。


そして見つけた

一目で気に入った。

 

可愛いラウンドトウで、黒のエナメル・型押し、ヒール高もOK。

お店で何度も履き心地を確かめた。

手持ちの服にもあうし、ばっちりだ。

いい買い物をした!…と、喜び勇んで持ち帰った。



だ・が!


実際に町で履いてみると、お店での感触となんか違う。

ほんの1時間くらいで、足指の付け根が痛くなり、
親指の爪に至っては、ジンジンする。

ジンジンはやがてズキズキになり、
カートにつかまっていないと、歩けないほど。

慌ててお店に持っていって、
3時間くらいかけて、つま先部分を伸ばしてもらうも、
痛いことに変わりはない。

3時間じゃ足りないか…と1週間預けて、徹底的に皮を伸ばしてもらう。

…が、ダメだ、痛い。

でも我慢すれば履けないこともない。

このまま履き続けていれば、そのうち足に馴染むかも。

それとも…。



ジタバタとなんとかこの靴を履く方法を考えていた私。

全くもって潔さの欠片もない。


私は買い物に失敗したのだ。

そして、そのことを認めたくない。

ダンシャリアンのプライド(?)が許さない。


かくて私の手元に残った憧れのパンプス。

3回しか履いていない。

足にフィットしない以外は、望みどおりのまだ新しい靴。

だけど履くと痛い…なんて、靴としての最初の条件がクリアされていない。


要で適だけど、限りなく不快な靴。


ダンシャリアンの尺度で言えば、間違いなく処分対象だ。


銀座かね○つの靴だけに、執着してしまった…。

この靴は私のごきげんには程遠い…と分かってから、1年近くも手放せなかった。


だけどゴミ袋に入れるには、本当に忍びない。

誰か新しいご主人様になってくれないかしら。




こんな煮えきらない私にこそ、断捨離講座が必要なのかも…

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