お宿やましたは、思っていた以上に素敵な旅館だった。
館内には、気の利いた小物や花が、
さりげなく飾ってあり、心が和む。
竹久夢二のミニギャラリーもあり、
ここには、夜中、入れ替わり立ち代わり、
3人、4人と集まって、盛り上がっていた。
到着早々、大広間を占拠して、宴会に突入。
空腹だったので、写真を撮る余裕がなく、
ゴージャスな温泉料理の画像がないのが、悔やまれる。
どれも手の込んだ美味しい料理だったが、
みんなが唸ったのが最後のご飯。
新米にはまだ少し早かったのに、
えっ?これって新米?…と錯覚するほど、
ほくほくしていて美味しかった。
白米で勝負するって、本物な感じがする。
食事をしながら、改めて自己紹介、
そしてやましたさんへのQ&A。
終始和やかな雰囲気。
みんなリラックスして、
このまま朝まででも喋っていたいけれど、
やっぱりここは温泉に入らないと!
締めくくりはお約束の撮影大会。
メチャメチャ愉快な仲居さんに、
「AKB48みたい~~~」と言われて、
図々しくも、みんなご満悦。
大爆笑の記念撮影をして、いったん散会となる。
ダンシャリアンが21人も集まれば、
食べて、飲んで、お風呂入って…で終わるはずもなく、
やましたさんのお部屋やミニギャラリーで、
尽きることなくシェアがくりかえされた。
すごいな…と思ったのは、
初めのうち、みんなやましたさんに回答を求めていたのだけれど、
時間が経つにつれて、
自分たちで考え、意見を出し合い、結論を導きだしていたこと。
これって、セルフ・コーチング?
まずゴチャゴチャに絡まった問題を整理して、
その原因や理由を掘り下げ、
それに対して自分はどうしたいのか…を明らかにしていく。
ベーシックセミナーでは、セルフコーチングにまでは言及しない。
でも、みんな自力で、辿りついていた。
だからダンシャリアンは侮れない!
私は1時くらいに沈没したけれど、
他のみなさんは、もっと遅かったらしい。
翌朝、豪勢な朝ごはんをいただき、
コーヒー片手に、またひとしきりシェアで盛り上がり、
涙もあったけれど、楽しくて、楽しくて、楽しかった
女子会は終了。
お土産の温泉卵と
女将手描きの箸置きと、
忘れようったって、一生忘れられないプライスレスな思い出とともに、
それぞれの日常へと帰っていった。
でも2日前までの自分とは、きっと何かが違っているはず。
日々の生活の中で、その変化を感じ、
新たな一歩のきっかけにしてくれれば…と願っている。