ふしぎの博物誌―動物・植物・地学の32話 (中公新書)中央公論新社このアイテムの詳細を見る |
1.一般にチョウは花を訪れ、蜜を吸うと考えられているが、実際には、花以外に、腐った果物類、醗酵した樹液、獣や鳥の死体、エビやカニの死体、獣糞など多岐にわたるものから摂食する。
2.アリになりすまして、アリの巣の中に住み着いてしまうハチがいる。エイコアブラバチという寄生蜂だ。
3.長い進化の時間をかけて、生き物たちはお互いをうまく利用する関係を生み出してきた。有益な関係があれば、それを悪用しようとする者が現れるのが進化の常だ。