野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

海岸・河口の植物(生きている武庫川資料編より)

2023-08-19 | 武庫川

海岸・河口の植物(生きている武庫川資料編より)

武庫川河口には海岸といえるものがほとんど残っていませんが、甲子園浜が整備される前の海岸を残しています。甲子園浜も埋め立てられることになっていましたが、地域住民の力で残ることになりました。

砂浜や磯が残っており野鳥観察、海浜植物、磯野生き物の観察をすることができる都市部の貴重な場所です。

武庫川の本では、海岸の植物は甲子園浜の植物をとりあげています。

 

ハマエンドウ(マメ科)

  日本各地の海岸に生える。エンドウににていますが、地下茎を伸ばして増える多年生です。

  花は、春からつぎつぎと咲き続け、秋になっても見られます。

 

ハマヒルガオ(ヒルガオ科)

  日本各地の海岸に生える、つる性の多年草です。葉は厚くて多くの水分をふくみ、塩水から体を守っています。大きな地下茎をもち、つるを伸ばして広がりますが、まきつくことはありません。しばしば、たくさん集まって生えています。

 

コウボウシバ(カヤツリグサ科)

  日本各地の海岸に生える多年草です。コウボウムギに似ていますが小型なのでコウボウシバと呼ばれます。太くて長い地下茎で増えていきます。

ハマダイコン(アブラナ科)

  日本各地の海浜に生えます。また、栽培されていたダイコンが、野性化したものです。

 

ツルナ(ツルナ科)

  日本各地の海浜に生えます。茎を伸ばし、枝分かれしながら伸びていきます。矢じり状の肉厚い葉は、食用になるのでツルナといいます。

 

オカヒジキ(アカザ科)

  日本各地の海浜に生える一年草です。茎は根元から枝分かれし四方八方へ広がる。海草のヒジキに似て、食べられるのでこの名前がつけられました。

 


涼をもとめて有馬富士公園

2018-07-16 | 武庫川

夏休みもちかい

連日の暑さ、昆虫たちはどうしている?

虫取りが結構自由な公園がある。早朝に行けばカブトムシクワガタも取れる公園

三田市にある有馬富士公園。

セミナーや観察会の講座でも利用させてもらっている。

木陰できょうはどんな虫と出会うのだろう

ほほえましい一コマである。


2018年七夕の武庫川

2018-07-07 | 武庫川

「特別警報」が全国各地に出る異常事態に


観測史上最大の雨量を記録 西日本中心にもたらした

その理由は
「西日本から北日本の広い範囲に及んだ大雨は、本州付近に停滞した梅雨前線に、南から暖かく湿った空気が継続的に流れ込むことで発生した。専門家によると、激しい雨を降らせる積乱雲が一列に連なる「線状降水帯」も多発しているという。」気象庁などのホームページ

武庫川はどうなっているのか
「兵庫県を流れる武庫川は、西宮市の生瀬と宝塚市の武田尾、それに神戸市北区の道場の3つの観測地点で、5日午後9時50分に自治体の避難勧告や住民が避難を始める目安となる「避難判断水位」に達しました。
今後、さらに水位が上がって洪水の危険性が高まる「氾濫危険水位」に達するおそれがあり、兵庫県は氾濫警戒情報を出して警戒を呼びかけています.(NHKニュース7月5日)」

どのように推移したのか国交省のホームページのグラフをまとめた。

三田市は川幅がせまく雨量がすぐに武庫川の増水と結びつく

また雨量も 藍本と三田では異なるし 三田と道場でも雨量のピークが異なることがよくわかる

下流に行けば 川幅が広がり 全体に水量がますことがわかる。

まだ、被害は終わったのではなくこれからも十分な注意が必要だ

 

 


里山での野鳥観察

2009-05-24 | 武庫川
5月24日里山の野鳥観察にて
お天気が心配されていましたが、午前中は雨もなく無事観察会ができました。
今回は、いつも活動している里山での野鳥観察。講師は川村氏。
すぐに、ノスリが対面の木の上に発見。さい先よく、エナガ、シジュウカラ、カワラヒワ、ヤマガラ、カラス、ホオジロ、モズなど。遠くにキジの無き声をきき、シジュウカラのえさを運び込む様子など観察できました。終盤にはハチクマが飛んでいるのを発見。野鳥の密度の多い場所だというのを再発見したしだいです。

鶴見川調査

2009-05-05 | 武庫川
5月4.5.6日と神奈川県と東京都のさかいを流れる鶴見川の調査を行いました。
この調査も3年目。今年はこれまで以上に魚の調査を中心に。
源流部から調査開始。天気は次第に下り坂とのことで、くずれるまでに少しでも多くのデータを集めることに。源流部では魚のほか、アメリカザリガニやスジエビなども確認。また水質がよい証明であるヘビトンボも見つかりました。
ギバチを見たくて、挑戦しましたが残念ながら、見つけることができず。
次回、再挑戦です。

里山活動

2009-05-03 | 武庫川
3日の里山活動は、念願だったベンチの制作を行いました。
竹を伐採したときの利用方法はないものかと考え、ベンチを作りました。
テーブルも前回に完成。物が乗せられる程度のものですが。
ベンチも四人はしっかり座れるものに。
ゆっくり座って昼食も風情あり。竹におしりがしっくりのっかり、心地よく。
六月にはもう一つ完成して、多くの参加者がゆったり座ってすごせるようにしたいものです。

モンゴル訪問記

2009-04-19 | 武庫川
今西氏からモンゴルでの植林について興味ある話を聞きました。日本での植林技術をどのようにモンゴルでおこなわれているか、丁寧に話していただきました。またモンゴルでの食、住についても興味の尽きない話が続きました。気候・風土の違いを超えて、植林活動をおこなう困難な様子なども聞き、今後どののように植林を確立していくのか、課題の多さに驚きました。今後のエコツアーについても意見交換をおこない、たのしみです。

武田尾のサクラ

2009-04-12 | 武庫川
今日はナチュラリストクラブ今年度最初の観察会。JR福知山線武田尾駅から対岸に渡り、観察。ヤマブキが早くも見頃でした。タチツボスミレ、ナガバモミジイチゴなどを観察。旧国鉄福知山線の廃線跡あるいて亦樂山荘へ。笹部新太郎が桜の保護育成活動に生涯をささげた場所です。今年は今日が見頃で、じっくりとサクラの観察ができました。次回はナチュラリストクラブのホームページで。

里山活動

2009-03-01 | 武庫川
昨日以上に晴天に恵まれての里山作業となりました。
栗園跡地の笹を刈り取りました。数年前に一度刈り取りましたが、その後放置状態。竹が進入してきており、竹を刈り、笹を刈りという作業を中心に行いました。
結果はごらんの通り見違えるようにすっきりしました。
もうすぐタケノコが生えてくるので、その後も根気よく竹の進入を食い止めないと竹だられけになってしまいます。冬がれも今回限り、来月の作業はスミレが咲き始めいよいよ里山全体が活動を始めます。

さくらと文学

2009-02-28 | 武庫川
ひょうごエコプラザ・ミニフォーラムが3月28日13:30から神戸クリスタルタワーであります。このとき、特定非営利活動法人野生生物を調査研究する会から飯島氏が「さくらと文学」と題して北摂のさくらについての講演をします。
時間があれば、多くの方の参加をお願いします。
申し込みは(財)ひょうご環境創造協会 〒654-0037神戸市須磨区行平町3-1-31 ファクス078-735-2292まで連絡を