野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

黄砂がやってきた

2023-04-12 | photo

黄砂がやってきた

 

黄砂は韓国でも「今年最悪」警戒レベルを格上げ2023/04/12/12:11(テレ朝ニュース)

―視界が黄色 休校を呼びかけー

最悪レベル 中国の「黄砂」日本に飛来 東京で観測なら 4月として16年ぶり2023/01/12/9:34(テレ朝ニュース)

と黄砂に関するニュースが飛び交っています。

 

ここ兵庫県三田市でも午前中に降った雨が上がり、午後5時ごろは天気が回復。しかし、青空より、遠くぼけた様子が観測されました。

予想図でも三田市もすっぽりはいっているので、このカスミは黄砂です。

今回の黄砂はゴビ砂漠からの土壌・鉱物粒子が風に乗ってやってきました。

海洋へも降下して、海洋表層のプランクトンへのミネラル分の供給をおこない、プランクトンが増えて海洋の生き物にも影響を与えている良い面もあるのですが

 

健康被害が心配されています

アレルギーや呼吸器は当然ですが循環器への影響や脳梗塞にも関係があるとか

 

ゴビ砂漠は恐竜化石発見でも有名な場所です。

その砂漠の砂に乗ってくる微生物がいることを金沢大学の牧輝弥准教授らの国際共同研究グループが報告しています。(大学ジャーナルhttps://univ-journal.jp/27390/

「砂漠からの砂粒子は工業・農業地帯の人為的粒子と混ざり、微生物は運搬拡散されながら刻々と変化することも明らかとなった。」と述べている。

 

スギ花粉の10分の1の大きさなので、マスクも通り抜けてしまう。

 

ABCニュースでは花粉対策をまとめている

「黄砂対策は「なるべく吸い込まない」。のが一番

  • マスクをする(できればPM2.5対策のもの)
  • メガネやゴーグルをする
  • 帽子をかぶる
  • 長袖で肌を出さない(ナイロンなどつるつる素材だとよい)

と案内がありました。

帰宅後は、「手や顔を洗う」「すぐに着替えてシャワー-」といった対策をするのがいいでしょう。」

と言っている。


しだれ梅

2019-02-24 | photo
梅は万葉の時代の花。
淡路島にしだれ梅を見に行きました。
今日が満開!!!
 
ちなみに
花びらの先端が丸いのが梅、
桜は花びらの先が割れ、
桃は尖っている。
梅が咲き、桃の花がさき、桜が咲く。
寒い地方では、梅とサクラが同時ぐらいに咲きます。
(八木のしだれ梅(村上邸)兵庫県南あわじ市八木馬回 みごろ;2月下旬~3月上旬 見学は無料 維持管理費用を)

京都 美山 かやぶきの里

2019-02-21 | photo
「美山かやぶき里」(京都府南丹市美山町)
由良川沿いにある茅葺き民家の集落.
1993年国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
厳しい寒さとなる冬、美山町の雪景色は格別。
一面銀世界
真冬の美しさの魅力をみにいきました。
 

猪名川町寒天づくり

2019-02-18 | photo
猪名川町の寒天づくり
猪名川町にある糸寒天の製造所では、約4000平方メートルの休耕田を利用して糸寒天の天日干しが行われています。
糸寒天は、海藻のてんぐさを煮たものを細く切って一晩凍らせたあと、屋外で2週間乾燥させて作ります。
冬季の農閑期には盛んに寒天作りが行われていたが、現在では1軒のみだという。

寒天は伏見が発祥の地(歴史研究グループ「伏見城研究会」2017.03.01 伏見経済新聞HPより)
「寒天は江戸時代前期、伏見御駕籠町の美濃屋太郎右衛門の手代(てだい)が、心太(ところてん)を外に置き忘れて凍らせてしまい、それが乾燥した状態で発見するという、偶然の産物でできた。この発見により、総本家駿河屋で伏見名物の煉羊羹(ねりようかん)が誕生するなど、伏見の歴史や食文化の形成に密接に関わってきた」(植野伝次郎商店の植野彰さん)
1658年江戸時代初期、徳川4代目将軍家綱公の時代の冬の日、薩摩藩主の島津候が参勤交代の途中に山城の 国伏見の御駕籠町(現在の京都市伏見区)にある美濃屋太郎左衛門が営む旅館「美濃屋」に宿泊したことから 寒天の歴史は始まります。
美濃屋のおもてなしの料理の中にテングサを煮て作ったところてん料理がありました。 その際に残ったところてんの一部を外に捨て置いた所、真冬の寒さで夜のうちに凍結し、日中は解凍され、数日間放置しておくと 乾燥して干物になりました。
太郎左衛門はこれを興味本位で水と一緒に煮て放置してみると、ところてんより白く、当時のところてんと 比べて海藻臭がしないところてんでした。
これが寒天製造方法の最初の発見で、その後種々の研究の末、寒天の製造方法を発見するに 至ったと伝えられています。
最初は美濃屋の独占、 後に2軒加わったそうですが独占体制に変わりはなかったようです。
(詳細がKKタニチのhpにかいてある)

寒天のつくり方
寒天はてんぐさ(海藻)が原材料。太陽に当てて天日干しにすると、紫外線で色素が脱色されて3日ほどで透明になる。これを湯で煮た煮汁を凍らせてから解凍させると、水分が抜けてゲル成分が残る。このゲル成分が寒天
大阪の高槻などに広がっていく。
きっかけは 1781年、宮田半兵衛が伏見の水菓子屋に行き、美濃屋で寒天製造法について学び、寒天作りの技術を習得。
現在の高槻市で製造器具など技術革新により良質の寒天を作るようになりました。(KKタニチのhpより)
「城山寒天(しろやまかんてん)」と称され、江戸時代後期に最盛期を迎え、大坂の豪商尼崎又右衛門の管理下で長崎から海外にまで輸出されていました。
1860年代、寒天作りは関西で寒天作りを見た諏訪の行商人(小林粂左衛門こばやし くめざえもん)が、寒さが厳しい諏訪地方の農家の副業にと、その技術を持ち帰り長野県の諏訪地方でひろがった。
明治以降高槻のかんてんづくりは衰退、能勢などの周辺の山間部に移る。
兵庫県西宮市船坂でも、高槻から寒天づくりを学び、明治18年(1885)頃から寒天づくりが始まり、昭和初期にピークを迎えたものの、平成10年(1998)頃を最期に全工場が廃業した。

花の道(宝塚市)

2019-01-28 | photo
生きている武庫川資料(2012年度より)
NHKテレビの「ブラタモリ」でも紹介のあった宝塚市か劇場に向かう「花の道」
この花の道(武庫川旧土手)を「生きている武庫川」(改訂版)を作るときの資料としてまとめた。
阪急宝塚駅から宝塚大劇場を結ぶ道。1924年の宝塚大劇場開場のときにできた道。
もともと、宝塚駅から劇場までは、川沿いに土手が残っていた道をあるいていった。
土手なので少し高くなった並木小道になっている。古い堤防跡には、小道と桜並木の道筋に、茶店やおみやげ店が両側の一段低い所に並んでいた。(現在はすっかりそのおもかげがなくなってしまったが、花の道がもとは武庫川の土手であることも宝塚市民もあまりご存知ではなかった。)
花といえば「サクラ」 立派な松が土手の面影を残している。
手塚治虫館
「宝塚駅から、街路樹が立ち並ぶ小高い土手の道・花のみちをそぞろ歩いて5分。宝塚市立手塚治虫記念館は、宝塚ファミリーランドの緑に囲まれた一角にある。」(手塚記念館ができたときのパンフ)
(宝塚ファミリーランド2003年4月に惜しまれつつ閉園した。園内には戦前から続く動植物園があり、阪急電車で阪急宝塚駅に近づくと象の飼育舎やサル山や遊園地の様子がみられ、わくわくした子どもたちが多かった。動物園施設いがいにも、温室や昆虫展示などもあり、博物施設でもあった。)
手塚記念館は、1994年4月25日にオープンした。
 漫画家の手塚治虫の作品を後世に伝えるためにさまざまな角度から手塚ワールドを紹介している。

2019年最初の満月1月21日(月)の画像

2019-01-23 | photo
2019年最初の満月は、1月21日(月)。
この満月、実はアメリカの多くのメディアでスーパームーンとして紹介されています。
スーパームーンは正式な天文用語ではありません。
1979年に占星術師リチャード・ノーレによって造られたものです。
定義によれば、満月または新月でスーパームーンと呼ばれるためには地球への最も近く、361,740キロメートル(またはそれ以下)以内に来る満月または新月を、スーパームーンと呼ぶそうです。
スーパームーンの満月は、1年で最も小さい満月に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見えると言われています。
反対に
マイクロムーン:月の中心が地球の中心から405,000キロメートル以上離れているときに行われる満月または新月。

《2019年の満月時の地球と月の距離》
1月21日…約357,700km
2月20日…約356,800km
2月がたのしみな距離になる。

2019-01-09 | photo

今日、三田市は雪景色

JRに乗ると、新三田 、三田 道場あたりまでは雪

トンネルをぬけ、名塩になると雪はまったくなし。

宝塚から川西池田の途中、長尾山を見ると上のほうは雪が木々にすこしついているかな

明日は今日より冷えるとか


時雨虹

2018-12-31 | photo

寒い日が続きます

時雨の時に現れる時雨虹です。

俳句では
「冬に出る虹のこと。虹は、夕立のあとに出ることの多い夏の季語であるが、冬の虹は時雨の空に出たり、荒波の暗い海から立ち上がったりする。夏の虹にくらべて蕭条とした趣がある。」
(インターネット歳時記「きごさい歳時記」より)
西高東低の天気図のとき、日本海からながれてきた雪雲と瀬戸内海の気候の境目での時雨空。
そのときにみえた虹
小雪の混じる時雨の天気
太陽の反対の方角に姿をみせる大きな虹
空の高いところではなく 低いところに見えるのがこの虹の特徴です。

虹のもとには幸福があるとか

今日で2018年はおわり、来年は「災」のない年に

よいお年をお迎えください。