社家郷山(しゃけごうやま)は東西に長くのびる六甲山地の東エリアにあります。ハイキングや自然観察など様々な野外活動が楽しめる場所です。
今月は身近な社家郷山(しゃけごうやま)で観察会を行いました。出発点は「かぶとやま荘」、ここから樫ヶ峰山頂を目指します。
社家郷山(しゃけごうやま)の観察会 2015年9月20日(日)ナチュラリストクラブ
かぶとやま荘から少し登ったところは平坦な草地になっていていろいろな植物が観察できます。この辺りはコープこうべが「コープの森」ととして兵庫県「企業の森づくり」制度を活用し、森の整備と現地での体験学習を行っています。秋の草花がたくさん生えていて、早速カメラを取り出してパチリ。
この大きなおなかのカマキリはオス。おなかにハリガネムシが寄生しています。ハリガネムシは水の中で生まれ、ボウフラなどの小さな生き物に食べられて最後にカマキリなどの生物の中に入り込み生育、今度はカマキリを誘導して水中に向かわせるんだそうです。恐ろしいマインドコントロール!
のんびり・ゆっくりがモットーのナチュラリストクラブの観察会。この辺りからちょっと様子が変わってきて急な坂道の出現、登山の様相を呈してきましたよ!
尾根道に出るといつも見上げている甲山が下に。見晴らしが良くて気持ちがいいです。
さらに登って、ここが樫ヶ峰の山頂。標高461.1mで甲山より152m高いそうです。ここから少し先に行って見晴らしの良いところでお昼。先生方はうまい具合に日陰に入ってます。どこにいるか分かりますか?
この尾根道に生えている木は風が強いので高くなりません。この松で樹齢40年ぐらい。栗の実もカメラよりも下で写真に撮りやすい♪
さて帰りですが「いったん下ってから上り、また下るルートと、急だけど下りだけのルートとどちらにしますか?」と聞かれ全員「下りだけのルートで!」
チェーンが張られている急な道もありましたが、無事通過。途中でホッと一息。
午後は山を歩くのに集中、急な坂も距離的には短く、お天気がよく気持ちのよい山歩きが出来ました。
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