おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

雪の想い

2018-01-23 18:54:13 | Weblog



溢れる想いを

唇に乗せて 過ぎ行く風に托したとて

その小唄は 

あなたの耳には届かないのだろう




街の騒音が 

切ない想いを 飲み込んで

その小唄は

高い枝の先のほうに

かろうじて しがみつくことだろう




冬の風は 非情ではあるが・・




その非情さが 北からの雪の便りを

こともなげに伝え

問いただす 時を待たずに

姿を消すから




もしか 雪の便りの真ん中に

あたたかい魂の息づきを

かくしてはいないかと

いっぱいに 広げた たなごころに

そのかけらを 受け止めてみる

いつもの癖




所定めず舞い降りる

雪の 隠された物語を・・



誰かが伝えようとしている

魂の息づきを・・ 



感じ取ろうと 

無為な想いに 翻弄されてしまう



ピラカンサス
花言葉 美しさはあなたの魅力
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