気おくれの風景

突然何かが　変化して

周りの空気が　紫色にかわり

わたしは　紫のベールをまとって

毅然と歩き始めた




空気が　折にふれ　鈴の音を響かせ

何かを　讃えているようなので

わたしは　微笑みを浮かべ

軽く　手を挙げて　会釈をした




誰かが　背後から忍び寄って

私の肩に　手を置く

膝が　がくがくするのは　

理由のない恐れか





一陣の風が巻き起こり

私の肩から　お気に入りのベールをはぎ取る

わたしは　私

何も変わっていない




昨日までの　うだつの上がらない

わたしが　仕事のために身づくろいをする

ありきたりの風景




目覚めたら　そんな朝

今日も・・

ペチュニア
花言葉　心のやすらぎ

安らぎもとめ・・

思い込み　まっすぐ駆ける　素直さよ

あなたの胸に　安らぎもとめ

ツキヌキニンドウ
花言葉　愛の絆、真実の愛、献身的な愛

お別れの・・

羊たちとの　お別れの挨拶のあと

帰路の車から見つけた　ラーメン店にて
味噌ラーメンを注文
テーブルに運ばれてきた器の大きさとラーメンの量で
見たとたん　満腹になってしまった。
日ごろ　一人前の弁当の半分しか食べない私には・・

それでも札幌に来てラーメンを食べなくては・・なんて思い込み

結果　お店の人に決しておいしくなかったわけではなく
少食の身には　多かったからと言い訳をして・・
笑顔で　アイスバーを　サービスにもらって
気分良く　空港方面へ向かう。

千歳空港　16時発の飛行機にて・・
２時間あまりで　関西の人になる。

充分な命の洗濯ができた満足感に包まれて
沢山の喜びの後の　得も言われぬ疲労感が纏わりつく・・

明日からの仕事気分を
何処で取り戻そうかと　すこし憂鬱。

これで・・
現実逃避の小旅行は－幕！

叫びました・・

クラーク像のまえで　沢山の人が同じポーズをして
写真を撮っていました。
同じポーズはしませんでしたが　私は心の中で叫びました。

"Withkei, be ambitious !"

「丘の上のクラーク」

さっぽろ羊ヶ丘展望台は
札幌市街地や石狩平野を見渡すことができる札幌市の南東部に位置する
緩やかな丘の上にあり、
市街地の景色を背景に丘の上で羊が牧草をはむ風景は牧歌的な印象を与える。
麓には札幌ドームがあり、その形が展望台から良く見える。

丘の上に立つクラーク像は北海道の開拓者精神の象徴であり、彼の有名な言葉である「Boys, be ambitious （少年よ、大志を抱け）」と併せてよく知られている。

この像は戦前より観光名所として親しまれた北海道大学クラーク像（胸像）
に代わる観光資源として建立された。

北海道大学は現在でも多くの観光客が訪れるが、
1970年代初頭は観光客対策が不十分だったこともあり、
観光バスの飽和が研究活動に支障をきたすほど深刻な問題となっていた。
このため、1973年 （昭和48年）に観光バスの入構が禁止され、
北海道大学への観光客の減少により
クラーク博士の知名度が下がるのではないかと危惧された。

この事態を受け札幌観光協会は
北海道の開拓者精神を全国に伝えていきたいという思いから
1976年（昭和51年）にクラーク博士の来道100年を記念し、
北海道大学（札幌農学校）創基100年記念とアメリカ合衆国建国200年祭にあわせて
全身像としてのクラーク像を建立した。

（webより引用しました）

なにはともあれ・・

一度はこの目で見なくては・・
寒いところが苦手な私は　北海道はおそらく一度も行かずに・・
いや、　北海道へ行く時間があるならハワイへ行きたいと
ず～っと大口をたたいていた。
そんな私が　
ラベンダーの花を一面に咲かせて人気の【ファーム富田】の記事を見つけて
これは　見頃の季節も良いし　どうしても・・とおもい始めて
それでも２～３年になるだろう。

関西空港から約２時間　午前11時には　千歳空港に降り立った。
レンターカー会社の送迎車に乗り込み　
ホンダ FIT 黒色に落ち着いた。

北海道は　広い。
高速道路沿いの景色は　木々の緑ばかり
時々トイレ利用のための休憩所があるが
内地の高速道路で見かけるサービスエリアらしきものは
一度も見かけなかった。
約４時間・・
車のナビの音声が　”休憩しませんか”と声かけてくる。
お腹もすいたし　喉も渇いた。
口の中の粘膜がひっついてくる。
これは　予想だにしなかった事件！！

ずっと我慢の時間が過ぎた。
一般道に出てから　田舎とはいえコンビにぐらいは
あるだろうと　期待したが　皆無・・。

富良野市街に入り　やっと見つけた　セブンイレブンにて
お腹を宥め　喉を潤し　人心地。

ああ！！
来てよかった。　

観光客の多さにびっくりしたが　これだけの人を惹きつける意味がある。
計算され尽くした景観に　
思わず手をだしたラベンダー色のソフトクリームを頬張りながら
息を吞んで　沢山の時間を過ごしてしまった。

富良野を堪能して　札幌市内　すすきののホテルへ

ラベンダー色の夢を見ながら　朝までぐっすり。


そして　朝一番　何はともあれ　
時計台に会いに行こう！

ニンフに遇った日

満開の早咲きラベンダーたち

出番を待つ遅咲きラベンダーたち

薄い紫色のベールを纏ったニンフよ

舞い下りて　楽しげに謳う姿を

見せておくれ




世界中の幸せを　かき集めて

私たちに　振舞って欲しい




私の頬に　幸せ色のベールが映えて

微笑みがこぼれたら

あなたの成せるあなたの務めが

私の周りで　輝き続けるだろう。




数日の間は・・・

*　*　*　*　*　*　*

ニンフ （妖精）

ギリシャ神話の精霊、妖精の一種。
自然霊であり、美しい女性しかいない。

神々の従者であり、神々や人間と恋をし、交わっては英雄や半神を生み、
また多くの逸話の主役となる。

夢みごち・・

夢みごち　梅雨の晴れ間の　うたた寝は

山椒薔薇の　花陰の恋

サンショウバラ
花言葉　温かい心、 満足、美しい少女、上品、気品、しとやか

会いたかった時計台

富良野紀行

記事は後日公開！ お楽しみにお待ちください！

酔っている・・

だれにも　特別な雰囲気がある

幸せな人と　すれ違う時

幸せのかおりがする




その香りを　幸せのオーラと呼ぶ

それはしらぬ間に　伝染する

感染力は　大してつよくは無い




哀しみを抱いた人と同席すると

心に浸みてくるミストのようなものが

絡まって取れなくなる気がする

感染力は　かなりなものだと思う




不思議な人に出会った

他人の幸せや哀しみなど

我関せずと　平然としているので

動物園の熊のようだと思った。




胸の中で　ぐるぐる回る

情感の変容に　辟易としているのではなく

情感の多様さに酔っている私がいる




誰よりも多くを感じて 受止めて

其処から生まれる新しい自我に

生きている意味を見つけようとしている




いつまでも敏感な

感性を持っていたいと・・




そう・・おもう。

ハマナス
花言葉　美しい悲しみ、旅の楽しさ、見映えの良さ、香り豊か

夜明けの晩

胸さわぎ　風の便りの　よき人よ

想いは同じ　夜明けの晩に

*　*　*　*　*　*　*

ほとんどの神事は、「夜明けの晩」（7月7日午前1時頃）に
行うことが常であり、祭は7月6日の夜から7月7日の早朝の間に行われる。
午前1時頃には天頂付近に主要な星が上り、
天の川、牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもある。

全国的には、短冊に願い事を書き
葉竹に飾ることが一般的に行われている。
短冊などを笹に飾る風習は、
夏越の大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹に因んで
江戸時代から始まったもので、日本以外では見られない。
「たなばたさま」の楽曲にある五色の短冊の五色は、
五行説にあてはめた五色で、緑・紅・黄・白・黒をいう。
中国では五色の短冊ではなく、五色の糸をつるす。
さらに、上記乞巧奠は技芸の上達を祈る祭であるために、
短冊に書いてご利益のある願い事は芸事であるとされる。
また、お盆や施餓鬼法要で用いる佛教の五色の施餓鬼幡からも
短冊は影響を強く受けている。

サトイモの葉の露で墨をすると習字が上達するといい、
7枚のカジ（梶）の葉に歌を書いてたむける。
俊成の歌に
「たなばたのとわたるふねの梶の葉にいくあきかきつ露のたまづさ」とある。

このようにして作られた笹を7月6日に飾り、
さらに海岸地域では翌7日未明に海に流すことが一般的な風習である。
しかし、近年では飾り付けにプラスチック製の物を使用することがあり
海に流すことは少なくなった。
地区によっては川を跨ぐ橋の上に飾り付けを行っているところもある。
-　Wikipedia より　-

ササ
花言葉　ささやかな幸せ

愛の景色

道行の　変わる景色の　目覚ましさ

愛の景色の　サンザシに似て

サンザシ
花言葉　希望、唯一の恋、ただ一つの恋、成功を待つ

曖昧でさみしい・・

どんなに　言葉荒っぽく

表現が下手な人であろうと

その目をみつめていると

その心のあたたかさが伝わってくることがある




どんなに　優しげで丁寧で

伝え方が上手な人であろうと

そのまなざしの奥に

えもいわれぬ冷たさがせまってくることがある




経験の浅い身には

幾たびか惑わされ引き回され

その断裂のはげしさに

自分をさえ見失うことがあるかもしれない




免れるには　経験が助けになると

曖昧な回答をする唇もさみしいものだ




どんなことでも　解決の鍵は

人の心の中



心の中に　

何かしら曖昧なさみしいものを

隠し持っているんだ

みんな・・

エンジェルズ・トランペット
花言葉　愛敬、 変装、夢の中、遠くから私を思って、あなたを酔わせる

ひたむきに・・

傘の中　面差しさみし　野牡丹の

やまぬ雨にも　ひたむきに笑む

シコンノボタン
花言葉　平静、落ち着き、ひたむきな愛情

愛を語る人へ・・

愛してるとか　信じてるとか

心温まる言葉の中に

空恐ろしい　曖昧が隠れていると

気付く時がある





曖昧を見過ごすことが

愛の継続に不可欠のものならば

しばらくは　死んでいよう





突き詰めて　結果を求めることが

愛の崩壊を意味するのなら

しばらくは　何事にも拘らない

おおらかな人を　装っていよう





旅に出て　知らない土地の

はじめての空気を胸にはらませ

もういちど　

心が求めるものを　

いま　手にしているのか

問いかけてみよう




何度でも　

生きることができるはず

修整が不可能なものは

ないのだから




愛について　

語るのであれば・・

エゴノキ
花言葉　壮大、清楚