セ・リーグ
■巨人・杉内－ＤｅＮＡ・ブランドン
杉内は今季５試合で４勝１敗０Ｓ・防御率１．２１。ブランドンは今季５試合で０勝３敗０Ｓ・防御率４．２６。
■中日・雄太－ヤクルト・赤川
雄太は今季３試合で１勝０敗０Ｓ・防御率５．４０。赤川は今季６試合で２勝１敗・防御率２．１３。
パ・リーグ
■楽天・ヒメネス－西武・小石
ヒメネスは今季６試合で２勝３敗・防御率２．２３。小石は今季２試合で１勝０敗０Ｓ・防御率１．７４。３日の楽天戦でプロ初勝利を挙げたばかり。
■ロッテ・小野－日本ハム・斎藤佑
小野は今季初登板。昨季は故障の影響もあって１９試合で４勝５敗・防御率４．４６と振るわなかった。一方、斎藤佑は今季６試合で４勝１敗・防御率１．８４。
■オリックス・中山－ソフトバンク・新垣
中山は今季５試合で１勝１敗０Ｓ・防御率３．９４。新垣は今季５試合で、３勝１敗０Ｓ・防御率４．４０。
【ポートシャーロット（米フロリダ州）＝萱津節】米大リーグのレイズとマイナー契約し、キャンプ施設で調整中の松井は８日、実戦形式のシート打撃を行い、マイナー投手を相手に右中間をライナーで破るヒットを放つなど３打数１安打だった。
前日まではＴシャツ、短パンの軽装だったが、この日はキャンプ地で使用するユニホームを初めて着用。メジャー昇格後の背番号は未定で、なじみの「５５」を着て練習した。
ユニホームだけでなく、実戦を想定した練習は「やはり違う」と気が引き締まった様子。入団から１週間が経過し、調整についても「（順調に）できている」と手応えを口にした。９日からは練習試合で実戦感覚を磨いていく。
福岡ソフトバンクホークスから退団が発表されたブラッド・ペニー投手が、メジャーリーグの複数の球団から獲得オファーを受けていることが明らかになった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが8日に報じている。
ペニーは、デトロイト・タイガースから今季ソフトバンクに移籍。しかし、肩の故障を訴えたこともあり、日本での登板はわずかに1試合にとどまった。生活とプレーの両面で日本に馴染むことができなかったことが退団に至った要因と伝えられている。
同サイトによると、ペニーのもとには先発、リリーフ両方のオファーが届いており、近日中にも契約先を決定する見込みだという。33歳の同投手は、メジャーでの12年間で119勝99敗、防御率4.23の成績を残している。
昨年１０月に国籍を取得したカンボジアで、ロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたタレントの猫ひろし（本名・滝崎邦明、３４）について、国際陸上競技連盟が参加資格を満たしていないとの判断を同国陸連に通達、出場が不可能ににったことが８日、分かった。
▼有森裕子さん（女子マラソン・バルセロナ五輪銀、アトランタ五輪銅メダリスト）世界の共通ルールで判断されたことはスポーツ界にとって大事なことだと思う。（マラソンを通じてカンボジアとの国際交流に尽力）
▼ワット・チョムラーン・カンボジア・オリンピック委員会専務理事 猫さんには今後もカンボジア選手でいてほしいが、それは彼次第だ。もし彼が（カンボジア人を）やめるようなことがあれば残念だ。
サッカーのロシアリーグ・ＣＳＫＡモスクワのＭＦ本田圭佑（２５）が、今月２３日のキリンチャレンジ杯・アゼルバイジャン戦（静岡）で２８７日ぶりに日本代表に復帰することが８日、分かった。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督（５９）がスタッフの視察を経て最終決断。日本協会もクラブ側に招集の可能性を示す文書を送付した。６月に３連戦で開幕するブラジルＷ杯アジア最終予選へ、頼もしい司令塔がついに復活を遂げる。
ついに帰ってくる。ＭＦ本田が、２３日のアゼルバイジャン戦に招集されることが内定。昨年８月１０日の親善試合・韓国戦（札幌）以来、２８７日ぶりの代表ピッチに立つことが決定的になった。
日本協会・原博実技術委員長はこの日、欧州を主戦場にする本田ら１８選手の所属クラブに、アゼルバイジャン戦に向けた文書を２日夜に送付したことを明かした。あくまで招集の可能性を伝えるものにすぎないが、協会関係者によると、本田についてはザッケローニ監督がすでに決断。所属のＣＳＫＡも要請に応じる方針を固めたという。
右膝半月板を損傷し、昨年９月１日に手術した本田。３月３日のゼニト戦で今度は左太ももを打撲して再離脱するなど、負のスパイラルに陥っていた。しかし、４月２１日のＤモスクワ戦で復帰すると、３試合連続でフル出場。４月２８日のＳモスクワ戦、５月２日のＬモスクワ戦の２試合を視察した代表スタッフの報告を受け、ザック監督が最終判断を下した。
原技術委員長はアゼルバイジャン戦の位置づけを「（６月開幕のＷ杯アジア最終予選に向けた）コンディション調整」と説明。相手のＦＩＦＡランクは１１０位。最終予選へ、本田にとって絶好の試運転の場になる。
本田が負傷で全戦を欠場した３次予選は突破こそ決めたものの、北朝鮮とウズベキスタンに１７年ぶりのＷ杯予選２連敗を喫するなど、大きな不安を残した。ＭＦ香川らの決定力も、本田のパス能力、フィジカルがあってこそ。指揮官が「本田は代表チームにとって大切な存在」と復活を熱望する中、ザック体制で１０戦無敗、トップ下で出場した南アＷ杯後の１２試合で無敗を誇る男は、最高の起爆剤になる。
「次のＷ杯では優勝しか考えていない」。強い決意を持つ本田は進化した姿を披露すべく、離脱中も過酷な筋力トレーニングに励んできた。メンバー発表は１８日。５大会連続のＷ杯切符、そして世界の頂点という大団円へ。本田が演出する『蘇える金狼』は、間もなく封切られる。
９日に４枚目のシングル「ナギイチ」を発売するＮＭＢ４８が「嵐」との直接対決に挑む。
嵐も同日、新曲「Ｆａｃｅ Ｄｏｗｎ」をリリース。ＮＭＢは前作「純情Ｕ―１９」で初週３２万９０００枚を売り上げ、女性アーティストでは史上初のデビューから３作連続オリコン週間チャート首位を達成。今回に記録更新がかかるが、嵐も前作「ワイルドアットハート」で初週５５万枚を売り上げているだけに手ごわい相手となりそうだ。
小笠原茉由（１８）らメンバーは８日、岩手や愛知など５県７会場で握手会を実施するなど、精力的にＰＲ。先月１５日から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている「ナギイチ」の累計再生回数が、この日までに２００万回を突破しており、関係者は「これまでにない勢いで伸びている」と手応えを感じている。
◇セ・リーグ ヤクルト０－１中日（２０１２年５月８日 豊橋）
最後まで本塁が遠かった。ヤクルトは８回まで山井に散発３安打の無得点。７回、先頭のミレッジは外角高めの直球で見逃し三振に倒れると、判定を不服として笠原球審に暴言を吐き退場となった。
試合後は無言でバスに乗り込んだ助っ人。小川監督も「明らかに高いですよ。全般的に高めを取っていたけど…。こればかりは仕方ない。あす頑張ります」と足早に引き揚げた。