巨人ドラフト７位で台湾出身の廖任磊（リャオ・レンレイ）投手（２３＝開南大）が２３日、宮崎で行われた２軍対３軍の紅白戦で、実戦初登板を果たした。
２軍の２番手で４回に登板し、打者４人を無安打１四球１奪三振に抑えた。実戦初登板ながら最速は１４９キロを計測。セ・リーグ最長身タイの２０１センチから角度のあるボールを投げ込み、見守った両軍の首脳陣をうならせた。
「今までのフリーやシートでの登板に比べて、ボールが左右にそれなくなってきた。まだセットポジションからクイックで投げるときにボールが高くなってしまうので、修正していきたいです」と振り返った。※引用しました!
◆練習試合 中日８―２韓国・ネクセン＝特別ルール＝（２３日・北谷）
中日・岩瀬仁紀投手（４２）が２番手として今キャンプの対外試合で初登板。直球などの制球に苦しんで３回の１イニングを２安打１失点の結果に終わったが、昨年オフから習得に取り組んでいる新魔球「名もなき球」に、さらなる手応えを得た。
新球が“応用問題”にも難なく対応した。無死満塁で左の３番打者を迎えると、ここで外角にカットボール系の新魔球「名もなき球」を投げ込み、二ゴロ併殺打に打ち取った。「あの１球は良かった。アレがあそこにキチっとなるようならね」と左腕はホッとした表情を浮かべた。
本来は右打者の懐に食い込ませることを想定した球種だという。１７日のシート打撃登板時も、右打者の藤井、堂上の内角を突いて空振り三振に仕留めた。「そんなに左打者に使う球じゃないが、実戦で左にも使えるようにコントロールしていかないと」と岩瀬。かつての宝刀・スライダーを捨て、背水の覚悟でマスターした謎の変化球が、プロ野球最年長選手の武器になりつつある。※引用しました!