日本相撲協会は12日、元関脇で、モンゴル出身の西幕下14枚目の朝赤龍(35)=高砂=の現役引退、年寄「錦島」を襲名したことを発表した。
引退後も相撲協会に残ることを希望していた朝赤龍は、昨年名古屋場所前に日本への帰化を申請。4月21日に日本国籍取得が認められており、年寄襲名の条件を満たしていた。
朝赤龍は1歳上の元横綱・朝青龍と一緒に1997年にモンゴルから高知・明徳義塾高へ留学。2000年初場所で初土俵を踏み、07年秋場所では関脇に昇進していた。昨年の九州場所では西十両9枚目の地位で4勝11敗と負け越して幕下陥落。今年初場所、春場所と連続で負け越していた。
モンゴル出身力士で引退後に親方となれば大島親方(元関脇・旭天鵬)、1月に急逝した元間垣親方(元小結・時天空)についで3人目となる。※引用しました!