22日に群馬県みどり市で発生した山林火災は、23日朝から消火活動が再開されました。火の勢いは弱まりつつあるものの鎮火の見通しは立っていません。また、山の中で全焼した住宅から1人の遺体が見つかりました。桐生市消防本部によりますと、22日正午すぎ、みどり市東町沢入で山林火災が発生し、これまでに、およそ40ヘクタールが焼けました。23日は、早朝から陸上自衛隊のヘリ2機による上空からの散水と、消防などによる地上からの放水が行われ、現在、火の勢いは弱まっているものの、鎮火のめどは立っていません。みどり市は、きのう24世帯に避難指示を出し、一時、5世帯7人が避難しましたが、23日正午前には全員が帰宅したということです。 また、警察によりますと、付近の住宅3棟が全焼していて、ここから山に燃え移った可能性がありますが、このうち1棟の焼け跡から、1人の遺体が見つかりました。警察は、この家に住んでいて、火事の後、連絡が取れなくなっている72歳の男性とみて、遺体の身元の確認を進めています。ヘリによる散水と地上からの放水は23日の午後6時半を目安に打ち切られ、24日の早朝から活動を再開する予定です。 みどり市には20日から乾燥注意報が出ていました。※引用しました!